どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に日ごろ感じたことを書きたい放題     左の写真はフランスのシュノンソー城にて     文中敬称略。文&写真:どんくら
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どんくら

どんくら
好きなことは、映画、写真、旅行、パソコン。最近は語学に力を入れています。
[映画スキ度]
 ★★★ 何度でも観たい。
 ★★or▲▲ もう一度観た/観たい
 ★or▲ 観てよかった。
 ■ フツー。観ても観なくても良かった。
 ▼ ・・・
自己紹介は「自分のこと」を参照してください。
> 本ブログは個人として運営しているものです。一度投稿したものも随時更新する場合があります。
> 記載内容については正確であることを心がけていますが、保障するものではありません。感想等については主観的なものです。キャストなども個人的に興味を持ったものしか記載していないので映画データとしては使用しないでください。明記しない限り原語版(字幕版)、映画館観賞。
> 人名・地名のカタカナ表記は日本で一般に使われていると思われるもので表記しています。スカーレット・ヨハンソンやジャッキー・チェンなど個人的には疑問を感じますが、大勢に従います。
> 「年」については原則として(世界での一般公開年/日本での一般公開年)。邦画は日本公開年。
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since 2006/08/12

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ライフ (2017) ★★
かなり怖いSFホラー。襲い始めるまでが特に怖かった。

 火星の土から発見された微生物が成長し宇宙ステーションの乗組員たちを襲い始める。力が強く素早く移動し隙間にも入りこみ頭も良い。火炎にも耐え、酸素を必要とするがしばらくは宇宙空間でも生き延びられる
 ヒューの台詞にもあるように人類が憎いわけではなく自分が生きるために行動しているだけ。おとなしく冬眠していたのに人間がむりやり目覚めさせた。襲い始めたのも電気ショックで敵意を感じたせいかもしれない。最終隔離が必要になるかもしれない危険性のある研究を地球のそばでするのは間違っている。

□ 地球を周回するISS(国際宇宙ステーション)では各国の7人の乗組員が勤務している。火星で採取した土を持ち帰った無人線ピルグリム7の回収に成功する。生物学者のヒューが隔離されたラボの隔離された培養室で土を分析し単細胞のライフ(生命体)を見つける。ヒューがいろいろ試した結果ライフが動き始め成長を始める。初めて発見された地球外生命体は“カルビン”と名づけられた。

成長したカルビンは知性を持ち乗組員たちを襲い始める。しかも非常に強い生命力を持っている。
カルビンが地球に降りれば人類は滅亡するだろう。残った乗組員たちは自分の生存よりもカルビンが地球に行かない方法を模索する。
・・・・・・


・ 監督: ダニエル・エスピノーサ
・ 出演: ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、真田広之、アリヨン・バカレ、オルガ・ディホヴィチナヤ

■ライフ LIFE (2017/2017)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

シークレット・オブ・モンスター (2015) ★
原題は「リーダーの少年時代」。映画の最後に登場する“リーダー”は民衆に熱狂的に迎えられる。“リーダー”はヒトラーを思わせるけれどヒトラーではない架空の人物。DVDで観た。

映画の中の台詞に『ひとりなら悪魔になれなくても 大勢なら容易に 善を忘れられる』というのがある。ヒトラーは大衆の支持を集めて総統となり権力を握った。

 この映画はWIKIPEDIA20170711によればジャン=ポール・サルトルの短編『"L'enfance d'un chef" 英題"THE CHILDHOOD OF A LEADER"(1938)』におおまかに沿っている。


□ 1914年、第一次世界大戦勃発。1918年、ドイツ降伏。1919年、パリ講和会議が始まる。
 ヴェルサイユ条約締結のため米国代表団の国務次官補としてやってきた父親に連れられて母親と共にプレスコット少年がフランスにやってくる。金髪を女の子のように肩まで伸ばした美少年。

 家族は郊外の村の屋敷に住み始める。
 フランス語を話す母親は早速プレスコットを連れて教会に通い始める。教会の降誕劇の稽古の最中に少年は人々に石を投げ始める。追いかけられて怪我をする。
 翌日、母親は少年を連れて神父に謝りに行く。しかし少年は反抗的な態度をとる。かと思うと母親に抱きついて謝る。
 プレスコットは村の娘アデレイドにフランス語を習っている。
プレスコットが夕食を食べることを拒否する。母親はメイドに全部食べさせるように命じた。
 会議がもめ屋敷に各国代表が来て内輪の会議が開かれる。プレスコットが裸で会議室に現れる。

 ・・・・・・


・ 監督: ブラディ・コーベット
・ 出演: ベレニス・ベジョ、 リーアム・カニンガム、 ステイシー・マーティン、 ヨランド・モロー、 ジャック・ブーデ
           with  ロバート・パティンソン、 トム・スウィート(プレスコット少年)

■シークレット・オブ・モンスター THE CHILDHOOD OF A LEADER (2015/2016、英国/ハンガリー/フランス)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ジョン・ウィック:チャプター2  (2017) ★
ひたすら殺し続ける「ジョン・ウィック (2014)」の続編。

 前作にも出てきたホテル内では仕事(殺人)は厳禁。
 殺しの仕事のための専門店があって客の要望に応じてオーダーメイドしてくれる。
 “世界中の殺し屋に狙われる”と宣伝しているが本作ではNY中。そこら中に殺し屋がいる。世界中の殺し屋がジョン・ウィックを狙うのは最後の最後。コンクリートを再び割って3作目で世界と戦う?
 マカロニ・ウェスタンのフランコ・ネロが特別出演

□ 引退したつもりのジョン・ウィックだったがサンティーノ・ダントニオとの血の誓約を破れず、ローマでサンティーノの姉ジアナを殺害する。サンティーノはジョン・ウィック殺害に700万ドルの賞金をかけてニューヨーク中の殺し屋に通知する。
 ・・・・・・



・ 監督: チャド・スタエルスキ
・ 出演: キアヌ・リーヴス、 コモン、 ローレンス・フィッシュバーン、 リッカルド・スカマルチョ、 ルビー・ローズ、 ランス・レディック、 ピーター・ストーメア、 ブリジット・モイナハン、 ジョン・レグイザモ、 イアン・マクシェーン、 フランコ・ネロ

■ジョン・ウィック:チャプター2 JOHN WICK: CHAPTER 2 (2017/2017、米国/香港、英語/イタリア語/ロシア語)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

忍びの国 (2017、日本) ★
天正6~7年(1578~79)に起きた天正伊賀の乱を題材にした小説の映画化。いろいろ詰め込んだごった煮みたいだけど、やたら深刻ぶったり、ふざけすぎていたり、味がひとつになっていないと感じた。
 伊賀の忍術が戦う技術だけでなく、他人の心を操る技術にすぐれていたというのは目新しかった。
 お国(石原さとみ)に、無門はもったいない。

□ 伊賀の国の無門は安芸の国から連れてきたお国の尻に敷かれている。

 織田信雄が隣国伊勢の国を掌握した。あわてた伊賀は十二家評定により織田に刃向かわないことに決め、下山平兵衛を和平の使者として送り込む。無門に弟を殺された平兵衛は、父親でさえ弟の死を悲しまない伊賀に反発し、織田信雄に伊賀領内に城を築き伊賀を攻めるように進言する。 伊賀に来た織田の使者は、十二家に大金を贈りさらに伊賀を守るための城を贈ると申し出る。伊賀の人たちに労賃を払って城が完成する。 織田軍が城を占領し、ここを拠点に伊賀を攻める目論見だった。

 伊賀の兵士は3000~5000。織田信雄は1万の兵を率いて伊賀に進軍する。しかし伊賀の戦い方は諸国とは違う。織田軍はさんざんに翻弄されるはずだった。
 ところが命を懸けて戦っても金の出ない戦のため多くの下人たちが逃亡してしまう。その中には無門とお国もいた。
 ・・・・・・


・ 監督: 中村義洋
・ 原作: 和田竜 『忍びの国』(新潮文庫刊)
・ 出演: 大野智、 石原さとみ、 鈴木亮平、 伊勢谷友介、 知念侑李、 マキタスポーツ、 平祐奈、 満島真之介、 でんでん、 きたろう、 立川談春、 國村隼

■ 忍びの国 (2017、日本)

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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 (2017) ★★
超人気シリーズ、パイレーツ・オブ・カリビアン6年ぶりの5作目。安心して観ていられる娯楽大作。おなじみの手下ギブスやマーティも登場。3作目で姿を消したウィル・ターナー、エリザベス・スワンも顔を見せる。ポール・マッカートニー(ビートルズ)がジャック叔父として特別出演。

 3作目「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド (2007)」のエンド・クレジットの後にエリザベス・スワンと共に登場した幼い息子、ヘンリー・ターナーが成長して父親ウィル・ターナーの呪いを解くために奔走する。
 若かったころのジャック・スパロウに罠をかけられて部下ともども魔の三角海域に封じ込められ何十年も死者としてジャックを憎み続けているサラザール船長が執拗にジャックを追う。

 原題は「死人に口なし」。予告編では“最後の冒険”と言っているがそんなわけはない。
 エンド・クレジット後に映像あり。次作の前振り?

□ ヘンリー・ターナーは父ウィル・ターナーの呪いを解くため「ポセイドンの槍」を探している。そのためにはジャック・スパロウの力が必要だ。
 ジャック・スパロウはカリブ海のセントマーティン島で銀行を襲うが失敗。手下たちにも見捨てられたジャックは酒場で酒瓶と引き換えにコンパスを手放す。
 ジャックがコンパスを裏切ったために、魔の三角海域に囚われていたサラザール船長が解放され次々に海賊船を襲う。サラザールはジャック・スパロウを憎んでいた。バルボッサ船長はジャック・スパロウの居所を教える代わりに助けてもらおうとする。
 ヘンリー・ターナーは星を研究して「ポセイドンの槍」を探す女性カリーナ・スミスと出会う。カリーナは魔女としてジャックと共に死刑にされることになる。 ヘンリーの手引きでふたりは脱走する。
 海に出た彼らにサラザールが迫る。
 ・・・・・・


・ 監督: ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
・ 出演: 
   ジョニー・デップ      ............... ジャック・スパロウ船長
   ブレントン・スウェイツ   ............... ヘンリー・ターナー
   カヤ・スコデラーリオ   ............... カリーナ・スミス
   ケヴィン・R・マクナリー  ............... ギブス
   ジェフリー・ラッシュ    ............... バルボッサ船長
   ハビエル・バルデム    ............... サラザール船長
   ゴルシフテ・ファラハニ 、デヴィッド・ウェナム、スティーヴン・グレアム
   オーランド・ブルーム、 キーラ・ナイトレイ、 ポール・マッカートニー

> カリーナ役のカヤ・スコデラーリオはメイズ・ランナー3作目が2018年に公開予定

■パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MEN TELL NO TALES (2017/2017)(2D字幕)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ロスト・エモーション (2015) ★
感情や欲望を持つことは病気とされ、男女関係は異常とされる未来。男と女が愛し合うようになる。自分たちが異常だと思った男女は別れようとする。しかしもしかすると感情や欲望を持つことの方が正常なのではないか。
 左手首の内側を装置にかざして個人認証させている。チップが埋め込まれているのか、静脈認証なのか。駅で個人認証すると職場への列車が指定される。個人の意思で目的地を選ぶことはないらしい。
 人と人の付き合いがない世界ではみんな一人住まい。帰宅してボタンを押せば壁からテーブルが出てきて食事が出てくる。ひとりの時間はみんなゲームをしている。寝るときは壁からベッドが出てくる。体制に逆らわなければ何不自由なく生きていける。
 ニコラス・ホルト、クリステン・スチュワートのSF。DVDで観た。


□ 大戦争により陸地のほとんどが破壊された未来、人類が住んでいるのはイコール(原題)と半島だけ。イコールから44度西に位置する半島は荒廃した建物を含む未開の地で感情や欲望に支配される欠陥者たちがいる。

 イコール(共同体)に住んでいるのは全員白い服を着て感情のない人々で、他の人たちと違った行動をする人はストライプのベストを着た保険安全局員に保護される。仕事以外の個人的な交際はない。
特に男女の交際は異常行動とされ男女が親密な行動を行うとDEN(欠陥障害者施設)に輸送され感情の抑圧治療が施される。

 イラストレイターのサイラスは、他の人たちと同じように毎日決まりきった生活をしている。飛び降り自殺がありサイラスの仕事場の窓から死体が見える。サイラスは、記事担当のニアが手のひらを握りしめているのに気がつく。

 サイラスはSOS(スイッチ・オン・シンドローム)のステージ1と診断され、感情を抑制する薬を支給されるる。SOSというのは遺伝子抑制の異常で感情を抑制できなくなる症状で、ステージが進めば最終的にDENに隔離され安楽死を迎える。

 サイラスはニアの姿を追い求めるようになる。
 ふたりの関係を怪しむ者が出てくる。
    ・・・・・・


・ 監督: ドレイク・ドレマス
・ 出演: ニコラス・ホルト、 クリステン・スチュワート、 ジャッキー・ウィーヴァー、 ガイ・ピアース

■ロスト・エモーション EQUALS (2015/2017) 

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エルミタージュ美術館 美を守る宮殿 (2014) ★
ロシア サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館の波瀾万丈の歴史と展示品を紹介するドキュメンタリー。

 エルミタージュ美術館は1764年にエカテリーナ二世女帝により設立された。女帝はロシアを軍事的にも文化的にも西欧に並ぶものにしたかった。女帝はロシアの財力を各国に示すために多くの美術品を購入した。
 その中にはベラスケス「ドレスデンの広場」、ティツィアーノ初期の『エジプトへの逃避』、レンブラント『ダナエ』、ジョルジョーネ、ラファエロ、カラヴァッジョなど。
 ニコライ1世が新エルミタージュを建造する。
 1837年には大火事で冬宮が消失するが他の館への類焼は防ぐことができた。
 1852年に初めて一般公開される。
 第一次世界大戦中の1917年、10月革命で皇帝一家の住まいであった冬宮が襲撃された。革命政府は美術品を保護した。町の名前はレニングラードとなった。貴族から没収された美術品がここに集められた。その中にはゴッホ、セザンヌ、マティス、ピカソなどもあったが展示は禁止された。
 スターリンは国の資金にするためラファエロなどの名作を巨額で米国に売却、それらは現在ナショナルギャラリーにある。
 ヒトラーのドイツ軍が迫り、展示品の多くが疎開された。ドイツ軍は町の食料品店を爆撃しレニングラードを包囲した。ドイツ軍は多くの美術品をロシアから持ち去り、勝利したロシアはベルリンなどからドガ、ルノワール、モネなどをロシアに運んだ。
 プーチン大統領はサンクトペテルブルク出身で美術館に理解がある。

(注)エカテリーナ(エカチェリーナ)という名前は英語圏では「キャサリン」に当たるらしく英語音声でキャサリンとも聞こえた。
・ 監督: マージー・キンモンス

【映画の中の映像】 映画の中の民衆による襲撃場面等はエイゼンシュテインの「十月(1928)」らしい。クレジットに名前が出てくる。

【補足】   <「美の巨人たち」 TV東京2017/07/08放映>
 18世紀初頭のロシアは貧しく野蛮な国と思われていて、ピョートル大帝の住まいは小さな小屋だった。
 エカテリーナ二世は1729年にプロイセン(ドイツ)の田舎町の貧しい貴族の娘、ゾフィー・フリデリーケ・アウグスタとして生まれた。14歳の時、ロシア皇太子(ピョートル3世)の花嫁候補としてロシアに移った彼女はロシア語を習得しロシア正教に改宗した。結婚後、エカテリーナは歴史・思想・文学などあらゆる書物を読み漁る一方で多くの愛人と関係を持った。
 ピョートル3世が暗殺され王位についたエカテリーナはロシアをヨーロッパの列強にすると宣言、次々に周辺国を攻めて領土を拡大させた。
 ベルリンの商人がプロイセン国王のために収集した300点もの絵画を買い取ってもらえなくなりエカテリーナに格安で引き取ってもらったのが、エカテリーナの美術品収集の始まりとなった。それまで芸術に興味のなかったエカテリーナは鑑識眼のある商人や家臣に美術品を収集させるようになる。
 1775年、エカテリーナは現在小エルミタージュと呼ばれている離宮を建設し集めた美術品を飾った。美術館として人々に美術品を見せるための建物ではなく、自分と愛人が過ごすための隠れ家(エルミタージュ)だった。
 その後、エルミタージュは拡張を続けていった。

■エルミタージュ美術館 美を守る宮殿 HERMITAGE REVEALED (2014/2017、英国、英語/ロシア語) 

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怪物はささやく (2016) ★
母子家庭で母親が難病にかかっている孤独な少年の前に大木の怪物が現れて話を始める。怪物の話はハッピーエンドのように見えて、いつも裏がある。少年の心にも裏がある。

 いきなりリーアム・ニーソンの声が聞こえてきたので、思わずにやついてしまった。祖父として写真でも登場している。
 母親リジー役のフェリシティ・ジョーンズは「ローグ・ワン」。祖母役はシガーニー・ウィーヴァー。校長?役のジェラルディン・チャップリンは喜劇王チャップリンの娘。

□ 英国に住むコナー少年は母親と二人暮らし。母親がずっと病気のためコナーは自分で朝食をつくり登校する。学校では体の大きな同級生にいつもいじめられている。
 毎晩、12時7分に悪夢を見る。コナーは宙づりになった母親の手を必死につかんでいるがついに離れてしまう。
 コナーの部屋の窓から見える墓地の丘の大きなイチイの木が怪物となって歩き出す。怪物はコナーに3つの話をするので4つ目はコナーが真実を話せという。
 コナーがきらいな口やかましい祖母がやってきてコナーの部屋をとってしまう。母親の経過が思わしくないため新しい治療法が試されることになる。
 米国に住む父親がやってきてコナーを遊園地に連れていく。新しい家庭を持つ父親はコナーにクリスマスに遊びに来いとは言うものの、一緒に住もうとは言わない。
 母親が入院する。祖母はコナーを自分の家に連れていく。
 ・・・・・・


・ 監督: J・A・バヨナ
・ 原作: パトリック・ネス "A Monster Calls"
・ 出演: ルイス・マクドゥーガル、 シガーニー・ウィーヴァー、 フェリシティ・ジョーンズ、 トビー・ケベル、ジェラルディン・チャップリン、 リーアム・ニーソン(声)
・ ロケ: 英国

【映画の中の映画】  「キング・コング  (1933)」

■怪物はささやく A MONSTER CALLS (2016/2017、スペイン/米国)

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マックス・スティール  (2016)  ■
高校生のマックスはシリコン製の生命体スティールと合体してスーパーヒーロー「マックス・スティール」に変身する。米国マテル社のキャラクター「マックス・スティール」の映画版。DVDで観た。
 
□ 高校生のマックスは母親モリーと共に故郷の生まれた家に引っ越してくる。マックスにとって8回目の引っ越しだが母親はこれで最後だと言う。
 マックスの父親ジム・マクグラスはこの町でNテック社を創業し今でも尊敬されている。研究中に爆発事故で死んだ。当時研究仲間だった母親は父親について話そうとしない。研究仲間だったマイルズ・エドワーズ博士がNテック社を再建し経営者となっている。

 マックスは身体に異常を感じるようになる。マックスの左手から光が出たり、周囲で電気製品がおかしくなったりする。
 浮遊するシリコン製の生命体スティールが出現してマックスに話しかけてくる。スティールによればマックスが作り出すタキオン・エネルギーがスティールの主食で、マックスがいなければスティールは飢え死にするし、スティールがいなければマックスは爆発してしまうという。
 2人が力を合わせればタキオン・エネルギーからターボ・エネルギーを作り出しとてつもない身体能力と戦闘能力を持つことができる。
 ・・・・・・


・ 監督: スチュワート・ヘンドラー
・ 出演: ベン・ウィンチェル、 マリア・ベロ、 アナ・ビジャファーニェ、 ジョシュ・ブレナー(声)、and  アンディ・ガルシア

■マックス・スティール MAX STEEL (2016/2016)

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ジーサンズ はじめての強盗 (2017) ★
人生残り少ない三人の男がなんと銀行強盗をする軽いコメディ。
 「お達者コメディ/シルバー・ギャング"GOING IN STYLE"(1979/---)」のリメイク。
 三人の超ベテランオスカー男優共演のコメディで3人共80歳以上(2017)。共演のアン=マーグレットも2回オスカーノミネートされ80歳間近。少し認知症?の気があるミルトンを演じるクリストファー・ロイドは「バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)」のドクでやはり80歳間近。

 コメディだけど、長い間まじめに働いてきたのにダイナーでデザートのパイも食べられない人生は笑えない。
 4ドル・バフェというのがあった(約440円)。ハンバーグ?のにおいをかいでいたけれど、スパゲティもまずそう。
 いくら洗濯したからといって帯封の付いた大金をばらまくのは目立ちすぎ。

 ニューヨークに住むウィリー、ジョー、アルの三人はウェクスラー社の工場に長年勤め今は企業年金でギリギリの生活をしている。ウェクスラー社が合併し国内工場を閉鎖し企業年金を打ち切ってしまう。
 ジョーは住宅ローンの支払いが焦げ付き追い出されそうになっている。ウィリーは腎臓がいかれていてすぐにでも移植が必要な状況だが誰にも言っていない。
 ジョーが住宅ローンの相談で行った銀行に銃を持った三人組のマスク強盗が押し入りあざやかな手口で大金を奪っていった。
 ジョーは、ウィリーとアルに自分たちも銀行強盗をやろうと提案する。捕まっても食事付きで寝床を与えられ医療も受けられる。
 予行演習としてとりあえずスーパーで万引きをするがあまりのドジぶりに店長もあきれて放免してくれる。
 三人は専門家のアドバイスを受けて強盗計画立案と身体の訓練、アリバイつくりの準備をする。
 強盗の真っ最中に、ウィリーの体調が悪化して座り込んでしまう。心配した客の少女が苦しそうだからとウィリーのマスクを取ろうとする。
 ・・・・・・


・ 監督: ザック・ブラフ
・ 出演: モーガン・フリーマン(80)、 マイケル・ケイン(84) 、 アラン・アーキン(83)、 アン=マーグレット(78)、
  ジョーイ・キング
、 ジョン・オーティス、 ピーター・セラフィノウィッツ、 キーナン・トンプソン、 
  and    マット・ディロン、 クリストファー・ロイド(79)

【映画の中の映画】 「狼たちの午後(1975)」...アル・パチーノ主演。3人がTVで観ている。


■ジーサンズ はじめての強盗 GOING IN STYLE (2017/2017)

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ハクソー・リッジ  (2016) ★★
良心的兵役拒否者にもかかわらず志願して入隊し戦場で銃を持たずに衛生兵として75人もの命を救ったデズモンド・ドスの実話"A True Story"。

 戦闘シーンの迫力がとにかくすさまじい。そこら中にバラバラの死体が散らばる中で見えない相手と戦わなければならない。敵味方の銃弾が飛び交い爆発や火炎の中でひたすら自力で動けない負傷者の応急処置をして、担いであるいは引きずって後方に運んでいく。神の力、というより信仰の力なのだろう。
 オスカーで編集賞と音響賞(調整"Sound Mixing")を受賞し、作品賞、監督賞(メル・ギブソン)、主演男優賞(アンドリュー・ガーフィールド)、音響編集賞“Sound Editing”にノミネートされた。

> 土曜日を安息日とするデズモンド・ドスの宗教はセブンスデー・アドベンチスト教会。
> 映画では省略されているがデズモンドは沖縄以前のグアムとフィリピンでも負傷兵の救出でブロンズスターメダルを授与された。また、沖縄では4回負傷した。
> Desmond Doss (WIKIPEDIA20170625)に前田高地の崖の上に立つドスの写真があるが映画のハクソー・リッジは若干誇張があるようだ。


□ バージニア州ブルーリッジ山脈で育ったデズモンド・ドスは兵役免除の資格があるにもかかわらず志願して陸軍に入隊する。しかし訓練中“汝殺すなかれ”という神の言葉に従い銃を持つことを拒否する。上官を始め仲間たちから執拗ないじめを受けても信念を変えない一方で除隊も拒否する。軍法会議の結果、デズモンドの主張が認められ銃を持たない衛生兵として従軍する。

 1945年5月。デズモンドたちの隊は沖縄のハクソー・リッジ(前田高地)に派遣される。
 垂直に切り立った崖を縄梯子で登った高台が戦場だった。先行部隊がすでに6回攻撃して6回撃退されている。高台に激しい艦砲射撃が加えられたのちに、デズモンドたちの隊が昇り攻撃を開始する。
 激しい戦闘が行われた後に、日本軍の猛攻で米軍はがけ下に撤退する。再び艦砲射撃が行われている高台にひとり残ったデズモンドは取り残された負傷者を運んではがけ下に降ろし始めた。がけ下では誰が降ろしているのかわからない負傷者を受け取り次々に野戦病院に移送する。艦砲射撃が止み姿を現した日本兵たちが生存米兵を殺す中でデズモンドは負傷者の救出を続けた。


・ 監督: メル・ギブソン
・ 出演: アンドリュー・ガーフィールド、 サム・ワーシントン、 ルーク・ブレイシー、 テリーサ・パーマー、 ヒューゴ・ウィーヴィング、 レイチェル・グリフィス、 ヴィンス・ヴォーン

■ハクソー・リッジ HACKSAW RIDGE (2016/2017、オーストラリア/米国)

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マイ ビューティフル ガーデン (2016、英国) ★
 年代の違う3人のやたら個性的な人たちがふづかりあう心優しいコメディ。何度も声をあげて笑ってしまった。
 映画に出てくる庭はいわゆるイングリッシュ・ガーデンで雑然としているようで様々な花々が配置されていて映画によれば『美しい秩序を持った混沌(カオス)』らしい。

□ ベラ・ブラウンは池のそばに箱に入れられて捨てられていたのを水泳中の老人に見つけられた。鴨が温めていたと言う説もある。修道院の孤児院で育てられたがそのころから几帳面すぎる性格で修道女をあわてさせた。

 成長したベラ・ブラウンは極端に几帳面な性格で朝食の時間も秒単位で始め、歯ブラシは曜日ごとに決めている。玄関のドアは何重にも鍵をかけ何度も施錠を確認して出かける。やたら規則にうるさい図書館に勤めていて、各分野の書籍の位置を暗記しているが、なぜか出勤時間は毎朝ぎりぎりで遅れることもあってよく叱られている。建築に興味があるらしい若い男ビリーが図書館に来るようになるが飲食禁止なのに隠れて飲食しているビリーにベラは好感を持つ。

 ベラは几帳面な性格のため勝手に伸びる庭の植物は苦手で借家(注)の庭は放りっぱなしでめちゃめちゃになっている。あまりのひどさに隣家の老人、アルフィー・スティーヴンソンが文句を言ってくる。アルフィーに雇われているヴァーノンがアルフィーと口争いの末首になり、ベラの家で働き始める。クビにしてしまったものの実はアルフィーはヴァーノンの料理がなくては生きていけない。ベラに料理人を返せと要求するがベラもヴァーノンも拒否する。
 家の管理人がやってきて庭が汚いのは契約違反だとベラに退去を求めるが、ヴァーノンのおかげで1か月以内に元通りにする条件で猶予してもらう。ところがベラは庭作りの知識は皆無。おまけにヴァーノンは花粉アレルギーで手伝ってくれない。とにかくでたらめに植物を切り始めたベラにアルフィーはいろいろ文句をつける。実はアルフィーは庭造りに詳しい。そこでアルフィーがベラの庭作業を手伝う代わりにヴァーノンがアルフィーに料理を提供することになる。
 ビリーにデートにさそわれてベラは喜んで出かけていくけれど・・・・・


(注)ベラの住いは日本の感覚だと借家だけれど「アパート」というらしい。

・ 監督: サイモン・アバウド
・ 出演: ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、ジェレミー・アーヴァイン、アンナ・チャンセラー
【映画の中の日本】  最後に「イロハカエデ」が出てくる。英語音声では"Japanese Maple"と言っていた。

■マイ ビューティフル ガーデン THIS BEAUTIFUL FANTASTIC (2016/2017、英国、英語/スコットランド・ゲール語) 

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エンド・オブ・トンネル (2016) ★
車椅子の中年男が若い銀行泥棒たちと戦う。思いがけずおもしろかった。DVDで観た。

自動車事故で妻子を失ったらしい下半身不随の男が大きな家にひとりで暮らしている。金に困っているが家は売りたくない。偶然隣の銀行の地下の貸金庫室に押し入ろうとしている男たちの計画を知った男は、動かない足を技術知識で補って彼らが盗む金の一部を横取りしようとする。

□ ブエノスアイレスの銀行の隣の大きな家にひとりで住むホアキンは車椅子で生活している。飼っている老犬のカシミーロは足が弱り寝てばかりで男は安楽死させようと考えている。
 ダンサーの女性ベルタと幼い娘ベティが部屋を借りる。ベティは話すことができない。人になつかないカシミーロはベティに対しては抱かれてもおとなしくしている。
 ホアキンは地下室で機械をいじっている。壁の中の物音に気づいたホアキンが壁に聴診器をあてて聞くと話し声が聞こえる。
 となりの家でガレリトという男が数人を指揮して地下にトンネルを掘り、ホアキンの家の床下を通り、銀行の貸金庫まで掘り進めていることがわかる。
 ホアキンはガレリトたちを出し抜いて金を横取りしようと考える。
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・ 監督: ロドリゴ・グランデ
・ 出演: レオナルド・スバラーリャ、パブロ・エチャリ、 クララ・ラゴ

■エンド・オブ・トンネル AL FINAL DEL TUNEL (2016/2017、アルゼンチン/スペイン、スペイン語) 

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追憶 (2017、日本) ★
子供時代の秘密を隠すために2度と会わない約束で別れた少年たちが、25年ぶりに再会しひとりが殺される。
犯人は誰か?というミステリーよりもそれぞれの人生が語られていくドラマ。「さびしい」という言葉が何度も出てくる。
四方篤刑事(岡田准一)が何かというと不必要な大声で怒鳴るのに違和感を感じた。
冒頭「25年前12月24日 日食」という言葉があるが、1992年12月24日の事。


□ 富山警察の四方篤刑事は夜、ラーメン屋で突然声をかけられる。

 25年前、親に見捨てられた3人の少年、四方篤、田所啓太、川端悟は夕陽の見える喫茶店ゆきわり草で仁科涼子の世話になっていて、常連客の山形にもやさしくしてもらっていた。ある事件がきっかけで離れ離れとなり2度と会わないはずだった。

 刑事になった四方篤は妻とは別居している。子供のころに自分を捨てた母親から金の無心の電話が始終かかってくる。
 篤に声をかけたのは川端悟で、東京で婿養子となりガラス店を継ぎ小学生の娘もいる。経営難で富山で建設業をしている田所啓太に金を借りに来た。篤と悟は酒を飲んで別れた。

 富山市内の小杉で悟の死体が発見される。銀行の袋があったが空だった。四方篤は自分が被害者の友人ということを報告しなかった。
 四方篤と2人の刑事が東京で妻と従業員から話を聞くが、悟は富山にいたころの話をしなかったため、悟が誰と会おうとしていたのか知らないと証言した。娘は父親が電話で「なつかしい人たちに会えた」と話したと言う。
 富山に戻った四方篤は田所啓太を探して訪ねる。田所啓太の妻は出産間近だった。啓太は悟と会ったことも、もちろん殺したことも否定する。

 悟が喫茶店で男と会い銀行の袋を受け取っていたという目撃者が現れる。四方篤はその男が田所啓太だと確信する。啓太はなぜ悟と会ったことを隠したのか。啓太はなにを守ろうとしているのか。
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・ 監督: 降旗康男
・ 出演: 岡田准一、 小栗旬、 柄本佑、 長澤まさみ、 木村文乃、 安藤サクラ、 吉岡秀隆、 りりィ

■ 追憶(2017、日本)

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