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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
ミューズ (2017) ★
神話に出てくる邪悪な7人のミューズ(女神)の研究会「白い輪」のメンバーたちが異様な死に方をする。小さな町の無人の邸宅の床に描かれた白い輪の中で女性の死体が見つかる。悪夢に導かれ邸宅にやってきた男と女が出会った。男は大学教授、女はショーダンサー。どちらもミューズとは無縁。DVDで観た。

□ 大学教授のサミュエル・ソロモンは若いベアトリスと恋に落ちた。13か月後、サミュエルに永遠に愛すると誓わせてベアトリスは自殺した。
 1年後、サミュエルは失意のまま立ち直れていない。3週間にわたり悪夢を見ているが悪夢に出てくる女性はベアトリスではない。
 TVのニュースが小さな町の無人の邸宅でイタリア人女性リディアの惨殺死体が見つかったと伝えた。死体は床に描かれた白い輪の中にあった。リディアはサミュエルが悪夢で見た女性だった。
 邸宅に忍び込んだサミュエルは、やはり悪夢を見たという女性と出会った。ふたりは天井裏で卵のようなものを見つけた。警察に追われふたりは離れ離れになった。
 サミュエルは邸宅で見つけた写真を調べた。写真には男たちが写っていて裏に「白い輪、1968」と書かれている。サミュエルの同僚で友人のスーザンが調べると、白い輪は聖ジュード大学の学者たちの研究会だった。彼らは神話に出てくるミューズ(女神)たちについて大真面目に研究していた。
 白い輪のメンバー5人中4人が異常な死に方をしていた。残ったラウシェン教授は海難事故で死んだとされていたが死体は見つかっていない。サミュエルはラウシェン教授を見つけ出した。ラウシェンによればリディアは女神の一人“予言”。ラウシェンはサミュエルに一刻も早く“卵”を返せと忠告するが、サミュエルは持っていない。持っているのは邸宅で会った女性だった。
 レイチェルはダンサーで幼い息子がいる。サムウェルはレイチェルと息子を自宅に連れ帰った。サムウェルはレイチェルに渡された卵を女神の一人“導き”に返すが殻だけで中身がなかった。
 サムウェルがレイチェルを問い詰めると、息子をさらわれたと言った。レイチェルは自分がミューズのひとり“情熱”だと思い出した。卵の中に入っていたのはレイチェルのイマーゴだった。イマーゴはパワーと記憶を有するもので、取り上げられると肉片にすぎなくなる。人間らしい感情を持つレイチェルは他のミューズに嫌われ自分のイマーゴを埋められ記憶を失った。同じく感情を持つリディアはレイチェルのためにイマーゴを掘り出し隠して殺された。

 スーザンは古文書に描かれているミューズたちの絵がいつも6人だと気がついた。スーザンは殺される。

 恐ろしい力を持つミューズだがひとつ弱点がある。7人目のミューズ“秘匿”はもっとも残虐だがもっとも弱く“秘匿”が死ぬとみんな死ぬ。そのため“隠れ家”に潜んでいて顔もわからない。リディアは“隠れ家”の場所をつきとめていたのかもしれない。
 サムウェルはラウシェンが電話で「リディアからサムウェル宛の封筒を預かっている」と言っていたのを思い出した。ラウシェンは殺されていたが封筒は見つかった。中に鍵が入っていた。封筒の差出人として昔に閉鎖された精神科病院の名前が書かれていた

 病室にあったほこりをかぶったロッカーには「永遠に愛すると誓って」と傷がついていた。
 サムウェルが鍵でロッカーを開けると中に置かれた鏡にサムウェルの顔が映った。
 レイチェルは“隠れ家”をつきとめた。ミュールたちが廃病院に入ってくる。

 レイチェルが“秘匿”を引きずり出しサミュエルが殺した。ミューズたちも、レイチェルも死んだ。
 サミュエルはレイチェルの息子と暮らしている。

 

・ 監督: ジャウマ・バラゲロ
・ 原作: José Carlos Somoza"La dama número trece (2003)"
・ 出演: エリオット・コーワン、フランカ・ポテンテ、アナ・ウラル、レオノール・ワトリング、マヌエラ・ベイェス、ジョアンヌ・ウォーリー、クリストファー・ロイド

■ミューズ MUSE (2017/2018、スペイン/アイルランド/ベルギー/フランス、英語) 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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