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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
オデッサ・ファイル (1974) ★
ケネディ大統領が暗殺されたころ西ドイツのフリー事件記者がひとりのユダヤ系ドイツ人の老人の死をきっかけに“リガの屠殺人”と呼ばれた元強制収容所所長を追い詰める。フレデリック・フォーサイス原作(1971)の映画化。

登場するロシュマン、ビーゼンタールは実在した人物。


□ 1963年9月
 エジプトのナセル大統領はロケット攻撃でイスラエルを抹殺しようとしている。そのための無線誘導装置がドイツのどこかで開発されている。その背後には元ナチスSS隊員たちで構成された秘密結社オデッサがある。元リガ強制収容所長の虐殺者ロシュマンもオデッサのメンバー。

 1963年11月22日 西ドイツのハンブルク。ラジオはケネディ大統領の死亡を伝えている。フリー事件記者のピーターは知り合いの刑事からガス自殺した老人が遺した日記を渡された。老人ソロモン・タウバーはリガ強制収容所の生き残りだった。
 残虐な所長ロシュマンによってリガの8万人のユダヤ人のうち生き残ったのは400人に過ぎなかった。ロシア軍が迫ったとき、逃亡を焦るロシュマンが味方のドイツ軍大尉を射殺した事件も書かれていた。ロシュマンは伍長の制服を着て逃亡した。タウバーはロシュマンへの復讐を誓ったが果たせなかった。
 ピーターは消息不明のロシュマンを追うことにする。アウシュビッツ出身の老人によればタウバーは3週間前にロシュマンを見かけて警察に届けたが警察は取り上げてくれなかった。老人は「オデッサ」と言った。
 ピーターは地下鉄駅のホームで誰かに押されて電車の直前に線路に落ちるが無事だった。

 ピーターはウィーンでナチ・ハンターのビーゼンタールと会いオデッサについて尋ねた。
 オデッサ"ODESSA"は元ナチスSS隊員で構成される秘密組織で目的はSS隊員を国外に逃亡させて全く別の人間に仕立て上げることだった。20年たった今オデッサはクモの巣のように広がり商人、裁判官、弁護士、地方政府、警察にもオデッサがいる。

 ピーターはイスラエルの秘密工作員に訓練を受け逃亡中の元SS隊員コルプとしてとしてオデッサと接触する。オデッサに信用されたピーターは長年オデッサの偽造身分証を請け負っているバイロイトの印刷屋のベンツァーを訪ねた。
 ピーターの正体がバレてオデッサが差し向けた殺し屋はピーターと争って死んだ。
 ピーターはベンツァーが護身用に作っていた偽造した身分証明書の一覧、オデッサ・ファイルを手に入れた。ファイルにはロシュマンの現在の身分・名前も載っている。

 ピーターはキーフェルと名前を変えてハイデルベルグに住むロシュマンの邸宅に侵入した。ロシュマンが射殺したドイツ軍大尉はピーターの父親だった。ロシュマンが撃ってきてピーターが撃ち返し殺した。

 ピーターは3週間拘留され釈放された。ベンツァーのファイルによって多くの戦犯が捕らえられた。
 ロシュマンが経営していたキーフェル電気の研究所が火事で焼け落ちた。ナセルのロケットは飛ばなかった。



・ 監督: ロナルド・ニーム
・ 原作: フレデリック・フォーサイス
・ 出演: ジョン・ヴォイト、マリア・シェル、マリー・タム、マクシミリアン・シェル

> サイモン・ビーゼンタール: ナチ・ハンターとして有名だった実在の人物
> 実在したエドゥアルト・ロシュマンはこの映画が公開されたころはアルゼンチンにいた。1977年にパラグアイへの船上で心臓発作で死んだ。

◆オデッサ・ファイル THE ODESSA FILE (1974/1975、英国/西ドイツ、英語/ドイツ語) 

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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