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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
犬神家の一族 (1976)
スケキヨや水面から飛び出した足など今でもバラエティ番組等に登場するのはこの映画のパロディ。市川崑監督&石坂浩二の金田一耕助シリーズの二作目で、横溝正史の推理小説の映画化。DVDで観た。
 終戦間もないころ信州の大富豪が死去する。大富豪が全財産を相続させたのは自分の血筋ではなく大恩人の孫娘。

□ 昭和22年2月、信州の大富豪犬神佐兵衛(81歳)が死去した。佐兵衛の遺言状は顧問弁護士の古舘が管理している。
 佐兵衛は生涯正式の結婚をしなかったが3人の女に産ませた3人の娘、松子、梅子、竹子がいてそれぞれ婿を取って結婚しそれぞれ息子(佐清、佐武、佐智)がいる。放浪の孤児だった佐兵衛は17歳の時に神社の床下に潜り込んでいるところを当時の神官野々宮大弐に救われた。同居している野々宮珠世は大恩人野々宮大弐の孫娘。佐兵衛は下男の猿三に命がけで珠代を守るように命じていた。

 7か月後、古舘法律事務所の若林に呼ばれて、東京からやってきた金田一耕助は那須ホテルという湖の見える旅館に宿をとった。野々宮珠世が乗ったボートが沈み始めたのに気づいた金田一はボートで助けに向かい猿三と共に珠世を助けた。珠世の乗ったボートの船底には穴が開けられていた。
 金田一が那須ホテルに戻ると若林が死んでいて遺体から毒物が検出される。若林は犬神家で大変なことが起きると予想して金田一を呼び寄せたらしい。古舘弁護士は若林に代わって金田一に調査を依頼した。
 佐兵衛の遺言状は古舘弁護士が管理しているが遺言により9人の血縁者と野々宮珠世が揃うまでは開封することができない。9人のうち出征した松子の息子佐清(スケキヨ)がまだ揃っていない。半月ほど前、佐清が博多に復員することがわかり松子が迎えに行っている。
 松子が佐清を連れて戻ってくる。遺言状を持った古舘弁護士は金田一を伴って犬神家に出向いた。
 座敷には9人の血縁者と野々宮珠世がいた。佐清は戦場で顔に酷いけがをしたため松子が作らせた頭全体を覆う白いゴムのマスクをつけている。
 古舘弁護士が佐兵衛の遺言状を読み上げた。全財産を野々宮珠世に譲る。ただし珠世は佐兵衛の三人の孫(佐清、佐武、佐智)の誰かと結婚しなければ相続権を失う。
 佐武と佐智はマスク男が本当に佐清なのか、佐清が出征時に奉納した手形で確認しようとする。しかし松子は照合を拒否した。
 犬神家が毎年飾る菊人形の一体の首が佐武の生首になっていた。
 松子が一転、佐清の手形照合を申し出る。古舘弁護士も立ち会ってマスク男が押した手形を警察が鑑定した結果、奉納手形と同一人物のものと鑑定された。
 観音岬で犬神家のボートが見つかる。中には血だらけの斧があった。観音岬近くの商人宿に襟巻で顔を隠した兵隊服姿の男が泊まっていたがすでに出て行ったことがわかる。
 屋根の上で佐智の死体が見つかる。首には琴の糸が巻かれていた。
 三姉妹を代表して竹子が隠していた秘密を話し始めた。佐兵衛が50を超えた頃に若い女工青沼菊乃を身ごもらせ産まれた子供青沼静馬に犬神家の家宝“斧(よき)・琴・菊”を与えてしまった。三姉妹は青沼菊乃を襲いひどい制裁を加えて三種の家宝を取り戻した。菊乃は「お前たちを呪い“斧・琴・菊”で仕返しをしてやる」と叫んでいた。
 三姉妹は、佐武が菊で、佐智が琴で殺されたのは菊乃の復讐ではないかと考えた。
 古舘弁護士が知るところによるとその後菊乃は空襲で死に、静馬は出征して行方知れず。

 湖から2本の足がさかさまに突き出していた。引き上げると斧で頭を割られた佐清だった。
 金田一と珠代はそれぞれ警察に死体の手形と奉納手形を鑑定するように依頼した。鑑定結果は“別人”だった。
 隠れていた佐清(本物)が警察につかまる。佐清は連続殺人の犯人は自分だという告白書を書いていた。
 しかし金田一は真犯人は別にいると言う。 ・・・・・


・ 監督: 市川崑
・ 原作: 横溝正史
・ 出演: 
    石坂浩二      ... 金田一耕助
    島田陽子      ... 野々宮珠世
    あおい輝彦     ... 犬神佐清/青沼静馬
    高峰三枝子     ... 犬神松子(佐兵衛の長女)
    横溝正史(特別出演) ... 那須ホテルの主人
     草笛光子、地井武男、川口晶、小林昭二、坂口良子、小沢栄太郎、大滝秀治、三木のり平、岸田今日子、三国連太郎

◆犬神家の一族 (1976)

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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