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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
ナイチンゲール  (2018、オーストラリア) ★
19世紀のオーストラリアは英国の植民地で、犯罪者の流刑地でもあった。オーストラリアには英国からの移民、流刑者、そしてネイティブ・オーストラリア人のアボリジニがいた。英国人や流刑者たちは先住民のアボリジニを殺戮し、捕らえた子供たちに白人文化を強制した。この映画の舞台はタスマニアだが、タスマニアのアボリジニの人たちは迫害によって絶滅したという。DVDで観た。

映画に出てくる白人はアボリジニの人たちを「黒人」「ボーイ」などとと呼んでいる。

□ 19世紀、英国植民地のオーストラリアのタスマニア
 夫とまだ赤ちゃんの娘がいるアイルランド人流刑囚のクレアは英国軍兵舎で働かされている。来賓のグッドウィン大尉の前で“ナイチンゲール”と紹介されて歌を歌った。
 クレアはホーキンス中尉が3か月前に約束した仮赦免状の推薦状を頼むが中尉はもうすぐ出すと言って無理やりクレアを犯した。翌日、夫エイデンもホーキンス中尉に頼むが駄目だった。夜、エイデンは酒を飲んでいるホーキンス中尉に食って掛かり殴り合いになった。グッドウィン大尉は、ホーキンス中尉の北への栄転の審査のために来ていたが、中尉も兵士たちも規律が乱れ切っていた。大尉は中尉に推薦はできないと通告した。
 ホーキンス中尉は直接直訴するため部下のルース軍曹とジャゴに北のローセストンに行く準備をさせる。ホーキンスはルースとジャゴを連れてクレアの家に行きクレアをレイプしエイデンと赤ちゃんを殺した。ホーキンスたちは黒人の“チャーリー”を案内人として雇い原野の中を徒歩で突っ切ってローセストンに向かった。クレアは“ビリー”を雇い馬に乗り銃を持ってホーキンスを追った。クレアは“ビリー”に夫に追いつきたいと説明した。黒人は人食いで泥棒だと思い込んでいるクレアは黒人を先に歩かせ、自分は銃を構えたまま馬に乗ってついていく。
 クレアは、家を焼かれた白人の家族や、木につるされた黒人たちを見た。白人は戦争だと言うが、黒人たちは先祖代々自分たちが生きてきた場所から追い出され殺されている。

 食べ物のないクレアと黒人は留守中の小屋に忍び込んで食べ物を盗んだ。
 クレアは父親を知らず母親も幼い時に死んだ。生きるために盗みをしてここに流された。
 クレアは黒人を“ボーイ”と呼んでいたが、ボーイは自分の名前はレターマレナー族のマンガナ(黒い鳥)だと言った。マンガナが子供の時、父、叔父、兄弟は目の前で白人に撃たれた。母親たちは逃げた。マンガナは鎖につながれ、鞭で打たれ、白人になれと言われた。マンガナは英国人を憎んでいるとクレアをにらみつけた。
 クレアは自分は英国人ではなくアイルランド人だ。自分も英国人を憎んでいると話した。マンガナはクレアが歌うアイルランド語の歌に聞き入った。

 ホーキンスたちに拉致された女を救うため一行を黒人たちが襲ってきた。ホーキンスとルースは大けがをしたジャゴを置き去りにして逃げた。

 マンガナはジャゴの足跡を見つけて追跡した。クレアはジャゴを追いかけて殺した。クレアは夫を追いかけていると思っていたマンガナは実は殺すためだと知りクレアの案内役を断る。しかしクレアが夫と赤ちゃんを殺されたと知り思い直した。
 ホーキンスの案内人の“チャーリー”は黒人たちの襲撃を避けるためだと言って黒人でも登らない山の頂上にホーキンスたちを誘導した。マンガナとクレアは、チャーリーの遺体を見つけた。チャーリーはマンガナの恩人で、ホーキンスはマンガナにとっても仇となった。

 マンガナとクレアはホーキンスたちを見つけた。クレアはホーキンスを撃とうとするが撃つことができず逆に撃たれてしまう。ホーキンスに追われたマンガナはわざと姿を現してクレアを逃がした。マンガナはホーキンスをローセストンに続く道まで案内し、殺されそうになったため逃げた。マンガナは途中で会った黒人から自分以外のレターマレナー族が全滅したと聞かされた。
 道案内を失ったクレアは苦難の末ローセストンに続く道までたどり着き、マンガナと再会する。
 ローセストンに着いたクレアは他の将校たちの前でホーキンスを非難するがしょせん流刑囚。
 戦争の化粧をしたマンガナはローセストンの売春宿に乗り込みホーキンスとルースを殺すが自身も重傷を負った。クレアとマンガナは馬に乗って逃げ、海岸に着く。
 マンガナは歌を歌い、故郷に帰ってきたと語る。
 クレアはゲール語の歌を歌った。


> ローセストン:タスマニア北部の都市
> 銃は先込め式。一発撃つごとに銃身の先端から棒を使って玉を詰めないといけない。

・ 監督: ジェニファー・ケント
・ 出演: アシュリン・フランチオージ、サム・クラフリン、ベイカリ・ガナンバー、デイモン・ヘリマン、ハリー・グリーンウッド、ジャゴ
ユエン・レスリー

■ナイチンゲール THE NIGHTINGALE (2018/2020、オーストラリア、英語/アイルランド語/アボリジニ語?)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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