FC2ブログ
どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
テルアビブ・オン・ファイア (2018) ★
イスラエル人にもパレスチナ人にも人気のある、イスラエル人とパレスチナ人のロマンスを描いたTVドラマの脚本家になってしまったパレスチナ人青年が、イスラエル側とパレスチナ側の板挟みになって苦悩するコメディ。DVDで観た。

 DVDには東京音楽祭で来日したサメフ・ゾアビ監督のインタビューが収録されている。監督自身はイスラエル育ちのパレスチナ人。映画を製作するにはヨーロッパの会社の力を借りイスラエルから助成金を得なければならない。もちろんパレスチナの理解も得なければならなかった。


□ ラマッラー(パレスチナ)で製作されている連続TVドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」は、第三次中東戦争(1967)の直前にイスラエルのイェフダ将軍とパレスチナの女スパイ ラヘルが恋に落ちる恋愛ドラマで、パレスチナ・イスラエル双方で人気がある。エルサレムに住むパレスチナ人青年サラームは新米アシスタントだが、ヘブライ語ができるのでヘブライ語の発音指導をしている。イェフダ将軍の台詞がおかしいと指摘するが脚本に口出すなと却下された。

 サラームはラマッラーの職場に通うために日に2回イスラエル軍の検問所を通らなければならない。司令官のアッシはサラームをTAOF(テルアビブ・オン・ファイア)の脚本家だと思い込んだ。アッシの妻も母親もTAOFに夢中。
 翌朝、アッシはイェフダ将軍をもっと魅力的にしろと脚本まで書いてきた。サラームの提案を主演女優や男優も支持、サラームは脚本の一部を担当することになる。
 サラームはアッシにアドバイスを求めた。アッシは代償としてサラームに金ではなくフムス(アラブ料理)を要求した。さらにシリーズの最後にイェフダ将軍とラヘルを結婚させることを絶対条件にした。
 実はアッシは検問所の仕事にうんざりしている。だからイスラエル人にもパキスタン人にも納得できる形でふたりを結婚させ、イスラエル人とパキスタン人の間のわだかまりが消え検問所もなくなればいいと思っている。そのためにはイェフダ将軍はどちらから見ても魅力的な人物にしなければならないのだ。
 しかし、イスラエル人とパレスチナ人の結婚なんて、1967年でも。現在でも非現実的。番組責任者のサラームの叔父は軍人が集まった結婚式で、花嫁の持つ花束に仕込んだ爆弾を爆発させようとする。
 サラームはアッシーと検問所ではなくレストランに呼び出し、一緒にフムスを食べながら新しい提案をした。

TAOF最終回
 イェフダ将軍とラヘルの結婚式。花嫁の持つブームの中には爆弾。ラヘルがイェフダにキスを求めた。
 ラビが現れふたりを祝福すると思われたが・・・
 シーズン2に続く...


・ 監督: サメフ・ゾアビ
・ 出演: カイス・ナシェフ、ルブナ・アザバル、ヤニブ・ビトン

■テルアビブ・オン・ファイア TEL AVIV ON FIRE (2018/2019、ルクセンブルク / フランス / イスラエル / ベルギー、アラブ語/ヘブライ語 )

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://klause.blog53.fc2.com/tb.php/6548-565f7a20
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)