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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
ロイ・ビーン (1972)
西部開拓時代に実在したファントリー・ロイ・ビーンJr.をモデルにした映画。DVDで観た。

 ビーンがあこがれたリリー・ラングトリーはジャージー諸島出身の英国の女優。町を通る鉄道の駅名はラングトリーだがその地域の鉄道建設の監督の名前からとったものでリリーとは無関係らしい。
 実在したビーンは鉄道建設労働者相手の酒場を開いた。裁判所が遠かったためテキサス・レンジャーに依頼されて治安判事となった。彼の判決はかなりいいかげんだったようだ。彼の死後に作られた映画や小説では絞首刑をしたがる判事として描かれたが、実在したビーンが絞首刑を宣告したのは二人だけだったらしい。WIKIPEDIA20200901には彼が裁判所としても使ったサロンの写真が掲載されている。映画に出てくるビーンの酒場兼裁判所はこの写真に似せてある。


□ 19世紀末、テキサス西部のペコス川は文明の境界線でペコスの西には法も秩序もなかった。

(テキサス州ヴィネガルーン郡)
 ぽつんと立つ酒場にやってきた流れ者の男(ロイ・ビーン)が酒場の客や娼婦たちにぼこぼこにされた。彼らはビーンの首に巻いた縄を馬に縛り付けて馬を走らせた。メキシコ人の少女(マリー・エレーナ)が拳銃を手に入れてくれた。酒場に戻ったビーンは全員を射殺した。
 牧師のラサールが通りかかった。酒場の内外にたくさんの死体が転がっていた。ビーンは自分を殺そうとした罪で処刑したとラサールに言った。ラサールは全員を埋葬した。
 なぜか酒場にあったテキサス州法規全集を抱えたビーンは自分がこのあたりの正義になると言いロイ・ビーン判事と称した。
 ビーンは酒場を「ジャージー・リリー」と名付けた。酒場の正面には「判事ロイ・ビーン」「ペコスの西の法律」と書かれた。
 酒場にはビーンが会ったこともない女優リリー・ラングトリー(通称ジャージー・リリー)の肖像画が飾られた。
 ビーンは酒場の客としてやってきた無法者のバート一味を保安官に任命した。
 ビーンは保安官たちが捕らえてきた殺人犯を絞首刑にして、彼らの金品を没収した。

 客のルーファス・クライルが酒場内で拳銃を撃ったが誰も気にしなかった。しかしルーファスが肖像画のリリーの胸を撃つとビーンと保安官たちがルーファスを射殺した。
 死刑囚から押収した金品を使いビーンは町を作りいくつもの店を経営して発展させた。サロン兼裁判所も立派になり壁にはたくさんのリリーのポスターが貼られていた。やがて町のそばを鉄道が通った。
 リリー・ラングトリーがテキサスにやってくる。ビーンはシアーズ・ローバックで燕尾服を取り寄せて会いに行った。町に戻るとマリー・エレーナが女児を出産し亡くなった。ビーンは町を去っていった。

 町長となったガスがビーンが築き上げたものを奪い取っていった。ビーンに任命された保安官たちは解雇され落ちぶれていった。
 禁酒法時代、ガスは石油王になっている。東部から雇ったギャングがガスに逆らう人たちを殺していった。20歳になったビーンの娘、ローズはガスから町からの退去を命じられた。
 ロイ・ビーンが帰ってきてガスの町を焼き尽くした。

 ラングトリー駅に列車が止まりリリー・ラングトリーが降り立った。駅長は“町”と呼んだが建物がひとつあるだけだった。かっての酒場兼裁判所はロイ・ビーン博物館になっていた。



・ 監督: ジョン・ヒューストン
・ 音楽: モーリス・ジャール
・ 出演:
    ポール・ニューマン     ... ロイ・ビーン
    ジャクリーン・ビセット    ... ローズ
         タブ・ハンター、ジョン・ヒューストン、ステイシー・キーチ、ロディ・マクドウォール、
         アンソニー・パーキンス
、アンソニー・ザーブ、ヴィクトリア・プリンシパル(Maria Elena)、
         エヴァ・ガードナー(リリー)

◆ロイ・ビーン THE LIFE AND TIMES OF JUDGE ROY BEAN (1972/1973)

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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