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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
9人の翻訳家 囚われたベストセラー (2019) ★ 
ベストセラー三部作の完結編が世界同時発売されることになる。内容流出を避けるために9人の翻訳家が監禁状態で翻訳作業を開始する。ところが冒頭10ページがインターネットに流出、出版社社長アングストロームは大金を要求される。アングストロームは翻訳家たちの中に犯人がいると考えるが、犯人も盗み出した方法もわからない。DVDで観た。

 映画は主にふたつの部分からなる。①翻訳家たちが閉じ込められたシェルターの場面 ②刑務所内でアングストロームと犯人が対面する。時系列的には①が終わってから②が始まるが、映画では①と②が混在する。
 途中で原稿を盗みコピーして返した手口が明かされる。その手口はかなりトリッキーだが盗むタイミングはなるほどと思った。しかしそれも実は...


□ 世界的ベストセラー「デダリュス」三部作の完結編の出版権を獲得したアングストロームは12月に多言語の翻訳を同時に開始して3月に世界同時発売すると発表した。
 フランスのヴィレット邸に9人の翻訳者が集められる。スマホやレコーダーなどの電子機器は取り上げられた。彼らはロシアの富豪が世界の終末に備えて造ったという地下シェルターに監禁状態となる。翻訳作業は全員仕事部屋に集まり朝9時から20時まで。毎朝20ページ分の原稿が渡され夜には回収される。全480ページを2ヶ月で翻訳・確認・推敲を行う。外部との連絡は一切できない。拳銃を持った2人のロシア人警備員がアングストロームの指示に逆らう者を暴力で従わせる。

 2か月後、刑務所でアングストロームは相手に「どんな手をつかったのか必ずつきとめる」と言った。

 翻訳作業が開始される。
 冒頭の10ページがネットに流出。犯人はアングストロームに500万ユーロを要求してくる。
 正体不明の作者オスカル・ブラックの正体を知っているのはアングストロームだけで出版社の重役も知らない。原稿はアングストロームが常に持ち歩いているアタッシュケースの中にある。
 アングストロームは9人の翻訳家の誰かがリークしたと考え個室を捜索させるが何も見つからない。
 英語を担当するアレックスがあやしいと考えたアングストロームは秘書のローズマリーをロンドンに派遣してアレックスについて調べさせる。

 刑務所でアングストロームと話しているのはアレックス。刑務所に入っているのはアングストローム。
 アレックスはアングストロームに原稿を盗んだ方法を説明した。アングストロームの胸にはマイクが隠されていて警官たちが話を聞いている。


 次の200ページが流出し8000万ユーロが要求される。ロンドンのアレックスの部屋のパソコンが原稿の残りを流出させるよう設定されている。アングストロームは会社に電話して8000万ドルを支払わせた。しかし原稿は流出した。アングストロームはアレックスを撃った。

 刑務所でアレックスはアングストロームの隠しマイクを抑えて話し始める。警官たちには会話が聞こえなくなる。
 次に警官たちが聞いたのはアングストロームが「オスカル・ブラックは俺が殺した」という言葉だった。
 ・・・・・



・ 監督: レジス・ロワンサル
・ 出演: ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、リッカルド・スカマルチョ、シセ・バベット・クヌッセン、
      エドゥアルド・ノリエガ、アレックス・ロウザー、アンナ・マリア・シュトルム、フレデリック・チョー、
      マリア・レイテ、マノリス・マフロマタキス、サラ・ジロドー、パトリック・ボーショー

【映画の中の日本】 原稿のコピーに高性能の日本のコピー機が使われる。1分間に170ページ。

■9人の翻訳家 囚われたベストセラー LES TRADUCTEURS (2019/2020、フランス / ベルギー、フランス語/他) 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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