FC2ブログ
どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
エジソンズ・ゲーム (2019) ★★
原題は「電流戦争」。電気時代照明が炎から電気に変わろうとしていた19世紀末、広域に電力を送るには直流が適しているか交流が適しているかでエジソンとウェスティングハウスが競い合った。

 ニコラ・テスラはオーストリア帝国(現クロアチア)生まれで磁束密度の単位「テスラ」は彼の名前から。テスラは電力の無線送電も考えていて映画に出てくる塔の模型は後にウォーデンクリフ・タワーとして建築されたが送電には失敗した。
 送電は交流方式が勝利をおさめたが、最近では用途によっては高圧直流(HVDC)による送電が西ヨーロッパ塔で使われている。


□ 1880年頃、照明と産業は、火力に頼っていた。
 ウェスティングハウスは列車に使う空気ブレーキを成功させて財を成した。
 エジソンは日本の竹を材料にしたフィラメントで白熱電球を長時間持続点灯させることに成功した。エジソンは照明用の電力供給システムの開発に取り掛かった。
 エジソンの直流電送システムは効率が悪く長距離に向かないと考えたウェスティングハウスは高電圧の交流で送電し目的地域で変圧器で電圧を落として利用する研究をしていた。
 移民の二コラ・テスラはエジソンにあこがれてエジソン社に入社したがテスラは交流派だった。さらにエジソンが約束した報酬が冗談だったと言われてエジソン社を離れた。
 各都市の電力供給をエジソンとウェスティングハウスで奪い合う状態となる。エジソンはウェスティングハウスの交流はパワフルすぎて危険だと宣伝し、ウェスティングハウスの交流を使って動物を殺すデモンストレーションを行った。ウェスティングハウスで交流電送装置の開発をしていたフランクリン・ポープが電気事故で亡くなりウェスティングハウスのイメージをダウンさせた。
 1891年、テスラはコロンビア大学で自分が考えた交流発電機などを紹介した。金がないため実物はなくすべて紙の上だけの研究だったが、撤退まで考えていたウェスティングハウスはテスラと手を組んだ。
 1893年に開催されたシカゴ万博は電気を大量に使うため入札が行われた。交流を使うウェスティングハウスが契約を勝ち取った。
 会期中全米から3000万人近くが会場を訪れウェスティングハウスの交流送電を実際に体験した。
 ・・・・・



・ 監督: アルフォンソ・ゴメス=レホン
・ 出演: 
    ベネディクト・カンバーバッチ   ... トーマス・エジソン
    マイケル・シャノン         ... ジョージ・ウェスティングハウス
    ニコラス・ホルト          ... ニコラ・テスラ
    トム・ホランド            ... サミュエル・インサル
    キャサリン・ウォーターストン   ... マーガリート・ウェスティングハウス
    タペンス・ミドルトン        ... メアリー・エジソン
    スタンリー・タウンゼント      ... フランクリン・ポープ
    マシュー・マクファディン    ... JPモルガン

■エジソンズ・ゲーム(字幕版) THE CURRENT WAR (2019/2020)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://klause.blog53.fc2.com/tb.php/6476-41a36574
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)