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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
ふたりの女王 メアリーとエリザベス (2018) ★
原題は「スコットランド女王メアリー」。現在の英国(グレートブリテン王国)はメアリーの時代の16世紀にはイングランドとスコットランドという別々の国だった。
 メアリーの曽祖父はイングランド王ヘンリー7世。メアリーはイングランド女王エリザベス(1世)の叔母の孫、従姪(いとこめい)にあたる。スコットランドだけでなくイングランドの王位継承権も持っていた。
 イングランド王ヘンリー8世はローマ教会と決別しイングランド国教会を設立する。ヘンリー8世は国教会のもとで最初の妻キャサリンとの結婚を無効として、アン・ブーリンと結婚した。アン・ブーリンはエリザベスを出産した。ローマ教会はアン・ブーリンとの結婚を認めておらず、エリザベスをイングランド女王と認めていない。メアリーが正当なイングランド女王と考えていた。
 フランスで育ったカトリックのメアリーがスコットランドに帰国したころにはヨーロッパのプロテスタントがスコットランドに広まっていた。


◇ 1542年、父ジェームズ5世の急死により、メアリーは生後5日でスコットランド女王となった。1548年、メアリーはカトリック国のフランス(国王アンリ2世)の元に送られた。1558年、メアリーはフランス国王アンリ2世の王太子フランソワと結婚した。同年、アンリ2世が死去、夫がフランソワ2世として即位、メアリーはフランス王妃となる。同じ年にエリザベスがイングランド女王となる。1560年にフランソワ2世国王が16歳で死去、翌年メアリーはスコットランドに帰国した。

□ 1561年、19歳のスコットランド女王メアリー・スチュアートは夫の死去によりフランスから母国に戻る。

 スコットランドの実力者マリ伯ジェームズ・ステュアート(ジェームズ5世の庶子)が出迎えた。ボスウェル伯ジェームズ・ヘップバーンはメアリーの帰国に尽力しメアリーに忠誠を誓った。
 イングランドではイングランドの王位継承権を持ちカトリック教徒のメアリーのスコットランド帰国を警戒する。エリザベス女王は未婚で未だ世継ぎがいない。
 スコットランドでも宗教改革が進み、貴族にもプロテスタントが多くいた。メアリー女王は宗教の選択を個人の自由とした。

 追放されていたレノックス伯マチュー・スチュアートが許され息子ヘンリー・スチュアート(ダーンリー卿)を連れてスコットランドに帰国する。メアリーはヘンリーに一目ぼれし、結婚を考えるようになる。ヘンリーはマチューとヘンリー8世の姪マーガレットの息子でイングランドの王位継承権を持ちカトリック。ふたりの結婚はイングランドはもちろんスコットランドにも反対が多かった。ふたりは結婚した(1565/07)。
 マリ伯ジェームズ・ステュアートが反乱を起こす。ボスウェル伯率いる女王軍によって鎮圧されマリ伯はイングランドに亡命した(1565/08)。

 メアリーはだらしのない夫ヘンリーに愛想をつかす。貴族たちがメアリーの目の前で、メアリーが寵愛する秘書のリッチオを殺害する(1566/03)。リッチオ殺害に夫ヘンリーも加担していたことがわかる。
 メアリーは息子ジェームズを出産した(1566/06)。
 ダーンリー卿(ヘンリー)が暗殺される。(1567/02)
 メアリーはボスウェル伯の城に避難した。メアリーはボスウェル伯と結婚する。(1567/05)
 ふたりは拘束され、メアリーは廃位をさせられた。王位はまだ幼いジェームズが継ぐ。

 イングランドに亡命したメアリーは初めてエリザベス女王と内密で対面した。

 1587年 エリザベス女王は謀反を企てた罪によるメアリー処刑に同意した。


>  エリザベス女王は45年間イングランドを統治し1603年に亡くなった。エリザベス女王の死後、メアリーの息子でスコットランド国王のジェームズがイングランド国王に即位した。


・ 監督: ジョーシー・ルーク
・ 原作: Dr. John Guy "Queen of Scots: The True Life of Mary Stuart"
・ 出演: 
    シアーシャ・ローナン    ... メアリー・スチュアート(スコットランド女王)
    マーゴット・ロビー      ... エリザベス(イングランド女王)
    ジャック・ロウデン      ... ヘンリー・スチュアート(ダーンリー卿)
    ジョー・アルウィン      ... ロバート・ダドリー(レスター伯)、エリザベスの寵臣
    デヴィッド・テナント     ... ジョン・ノックス、長老派(プロテスタント)(スコットランド)
    ガイ・ピアース        ... ウィリアム・セシル(バーリー男爵)、エリザベス女王の側近

■ふたりの女王 メアリーとエリザベス MARY QUEEN OF SCOTS (2018/2019、英国、英語/フランス語)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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