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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
白い恐怖 (1945)
精神分析を扱った約75年前のヒッチコック映画。この映画の直前、戦争中の1944年にヒッチコックは一時的に英国に戻り、英国情報省に協力して2本のプロパガンダ映画を撮った。その後、米国に戻り本作を撮った。「参考文献」でサルバドール・ダリを起用した理由などを話している。

ヒッチコックのカメオ> エンパイア・ステート・ホテルのエレベーターからタバコを吸いながら出てくる。


□ 20年間も精神科病院の所長をつとめたマーチソン医師が休暇から戻る。理事会は所長の交代を決めていた。到着した後任のエドワーズ医師はとても若く見えた。
 同僚から感情がない氷の女と思われている精神科医のコンスタンス・ピーターセン医師はエドワーズに会って恋に落ちた。エドワーズ医師はなぜか白地に書かれた縞模様を怖がる。
 コンスタンスはエドワーズが偽物だと気がついた。男は「エドワーズは自分が殺して入れ替わった。」と言った。しかし男は記憶を失っていて自分の名前さえ思い出せない。コンスタンスは“殺人”は男の妄想だと考える。男が持つ煙草入れには“JB”と記されている。JBは病院から消えた。
 JBを追ったコンスタンスはエンパイア・ステート・ホテルで彼を見つけた。新聞には“エドワーズ医師は患者と一緒に出掛けて消息不明となった”と載っていた。
 コンスタンスはJBをロチェスター(ニューヨーク州)に住む恩師のブルロフ医師のところに連れていきふたりでJBの精神分析を始める。
 JBが怖がっている縞模様はスキーで雪に書かれる跡(track)だとわかる。夢の分析からスキー場が「ガブリエルバレー(大天使の谷)」とわかる。
 ガブリエルバレーでコンスタンスとのスキー中にJBは突然記憶を取り戻した。記憶喪失の原因は、子供のころに事故で弟を死なせてしまったことだった。
 エドワーズは谷に転落して死んだ。JBの本名はジョン・バランタイン。
 警察がバランタインが指摘した場所でエドワーズ医師の遺体を発見した。遺体は背中を撃たれていた。警察はバランタインを殺人で逮捕した。

 コンスタンスは病院に戻った。マーチソン医師が所長に復帰していた。
 マーチソン医師はコンスタンスを元気づけ「(亡くなった)エドワーズ医師を少しだけ知っている。」と言った。
 自分の部屋に戻ったコンスタンスは気にかかることがありマーチソン所長の部屋に行く。所長との夢の分析からエドワーズ医師を撃ったのは別人とわかる。
 マーチソンはコンスタンスに銃口を向けた。
 ・・・・・・


・ 監督: アルフレッド・ヒッチコック
・ 美術協力: サルバドール・ダリ
・ 出演: 
    イングリッド・バーグマン   ...コンスタンス・ピーターセン医師
    グレゴリー・ペック       ... JB
    レオ・G・キャロル       ... マーチソン所長

> ローマ: ジョージア州にも "Rome" がある。こちらのカタカナ表記は「ローム」。
> ジョン・ブラウン: ブルロフ医師は「ジョン・ブラウン」という名前を聞いて偽名だと感じた。ジョン・スミスみたいに偽名でよく使われる名前なのかもしれない。

【参考文献】  「ヒッチコック 映画術 トリュフォー」(晶文社)

◆白い恐怖 SPELLBOUND (1945/1951)

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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