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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
知りすぎていた男 (1956)
ヒッチコックが英国時代に監督した「暗殺者の家(1934)」を20年後に米国でヒッチコック自身がリメイクした。主役夫妻が英国人から米国人に、発端となる観光地がスイスからモロッコ(当時フランス領)に代わったがクライマックスは同じロンドン。クライマックスのシンバルが強調されている。DVDで観た。
 オープニング・クレジットでロンドン・オーケストラによる壮大なカンタータが流れ最後にシンバルが打ち鳴らされる。
 主演女優のドリス・デイが歌う主題歌「ケセラセラ」はヒット曲となり、日本でも日本語化されてヒットした。

 「参考文献」でヒッチコックはトリュフォーとジェームズ・スチュワートでなくてケイリー・グラントだったら、という話をしている。
 ヒッチコックのカメオ> モロッコの市場で曲芸を見物している夫妻の左横に後頭部と後ろ姿が映る。


□ 米国人のマッケナ一家(ベンとジョー夫妻、息子のハンク)はモロッコで休暇を過ごしている。ベンは医者、ジョーは人気歌手。一家はフランス人ルイ・ベルナールと親しくなる。マラケシュのホテルのレストランで、マッケナ一家は英国人のドレイトン夫妻(エドワード、ルーシー)と親しくなる。

 翌日ナイフで背中を刺された現地人の男がマッケナの前で倒れた。彼は顔を黒く塗ったベルナールだった。ベルナールはベンに「ある政治家が暗殺される、ロンドン、アンブローズ・チャペル」と言って死んだ。
 警察にいたベンに電話がかかり「ベルナールが言ったことを警察に話したら子供の命をもらう」と言った。ハンクを誘拐したのはドレイトン夫妻だった。

 マッケナ夫妻はロンドンに行く。ロンドン警視庁のブキャナン警視が待ち構えていてベルナールが何を言ったか尋ねるがベンはフランス語だったのでわからないと答えた。
 マッケナ夫妻はアンブローズ・チャペル(礼拝堂)でエドワード・ドレイトンを見つけるがベンは閉じ込められる。ジョーは警察に助けを求めるが話が通じないためブキャナン警視のいるアルバート・ホールに向かう
 アルバート・ホールでブキャナン警視は某国首相を警護していた。ジョーはモロッコで見た男と出会う。ジョーは男が首相を暗殺しようとしていることに気づく。男は首相のボックス席を狙いやすい場所のボックス席にいた。
 礼拝所を抜け出したベンがかけつけてくる。ジョーに事の次第を聞いたベンはブキャナンに知らせようとするが警備に阻まれる。暗殺者はただ一度打ち鳴らされるシンバルに合わせて撃とうと待ち構えている。シンバルの直前、ジョーが悲鳴を上げたため狙いが外れ、首相はかすり傷で済んだ。ベンともみ合った暗殺者はストール席に落下した。首相はジョーに感謝した。

 ハンクが某国大使館にいることがわかる。首相を暗殺しようとした黒幕は大使だった。しかし大使館は治外法権のためブキャナンには手が出せない。
 ジョーが首相に電話して夫妻で大使館を訪問する。ジョーが歌を歌っている間に、ベンがハンクを捜す。



・ 監督: アルフレッド・ヒッチコック
・ 出演: 
    ジェームズ・スチュワート   ... ベン
    ドリス・デイ           ... ジョー(ジョゼフィーン)
・ テクニカラー/1.85

【関連映画】 「暗殺者の家(1934)」
【参考文献】 「ヒッチコック 映画術 トリュフォー」(晶文社)

◇知りすぎていた男 THE MAN WHO KNEW TOO MUCH (1956/1956、米国、英語/フランス語)

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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