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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
サボタージュ (1936、英国)
ロンドンの小さな映画館の館主ヴァーロックは外国から金をもらってサボタージュを請け負っている。妻は夫が犯罪者とは知らず無害な人と思っている。しかし警察はヴァーロックを疑っていて刑事のひとりが映画館のとなりの八百屋の店員として潜り込んで見張っている。
 ヴァーロックはロンドンを大停電させるがあっけなく収まったため金をもらえなかった。今度は爆弾テロを引き受けさせられる。
 80年以上昔の英国時代のヒッチコック作品。DVDで観た。


□ ロンドンで突然停電が起きる。発電機に砂を入れられたサボタージュとわかる。
 映画館では客たちが返金しろと騒いでいる。客と言い争っていた館主の妻が夫を呼ぶが返事がない。
 裏口から帰宅した館主のヴァーロックが手を洗うと洗面台に砂が落ちた。
 妻が夫の部屋に行くとベッドに寝ていた夫は眠っていたと言った。夫は妻に金が入るから客に返金するように言った。停電はすぐに解消し、映画館は返金しなくて済んだ
 映画館の隣の八百屋で働く若い男テッドは、実はロンドン警視庁の刑事でヴァーロックを見張っている。

 サボタージュによる停電が短時間で回復し新聞は「ロンドンは笑った」と報じた。ヴァーロックは金をもらえなかった。
 ヴァーロックは市長のパレードがある次の土曜日にピカデリー・サーカス(注)の地下鉄の駅に時限爆弾入りの箱を置くように指示される。

 金曜日の夜、男たちがヴァーロックの部屋に集まる。様子をうかがっていたテッドは見つかってしまう。男のひとりがテッドが刑事だと気づいた。

 土曜日、ヴァーロックは箱を持って出ようとするが、刑事のテッドが妻に話を聞いていて出られない。裏にも刑事がいる。
 ヴァーロックはフィルムを運ぶことになっていたまだ子供の義弟のスティービーに、ついでに箱も届けるように言いつけた。
 フィルムはバスに持ち込めない(注)ためスティービーは徒歩でピカデリー・サーカスに向かった。

 満員のバスが爆破される。
 号外には映画フィルムのラベルが焼け跡から見つかったと書かれていた。

 スティービーのいない夫婦だけでの食事中 夫人は手元のナイフを見つめた。
 ・・・・・


(注)ピカデリー・サーカス:ロンドン市内の地名
(注)当時のフィルムは可燃性で危険物のためバスへの持ち込みが禁止されている。

・ 監督: アルフレッド・ヒッチコック
・ 原作: ジョセフ・コンラッド
・ 出演: 
   シルヴィア・シドニー    ... ヴァーロック夫人
   オスカー・ホモルカ     ... ヴァーロック
   ジョン・ローダー       ... テッド・スペンサー刑事

【映画の中の映画】 「Who Killed Cock Robin? (1935)」...ヴァーロック夫人が映画館で観ている。
【参考文献】 「ヒッチコック 映画術 トリュフォー」(晶文社)

> 米国では"A WOMAN ALONE"のタイトルで公開された。
> ヒッチコックのカメオ出演: 停電解消直後の映画館の前の人ごみの中にいたらしい。

◆サボタージュ SABOTAGE (1936/---、英国)

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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