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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
アラビアンナイト (1974)
 「千夜一夜物語」はイスラム世界の物語集だが様々な国で長い間語り継がれてきたため様々なバージョンが存在し収録されている物語も異なる場合がある。「千一夜」の成り立ちには様々な説があり原作者も原本もわかっていない。1704年、ヨーロッパに初めて「千一夜」を紹介したフランス人のアントワーヌ・ガランが元にしたシリア系アラビア語写本では282夜だったが、本来1001夜のはずと考えたガランは他から入手した物語を加え約480夜にして出版した。そのため後から加えた話は本来の「千一夜」ではないという説もある。その中には、シンドバッド、アラジン、アリババ、空飛ぶ絨毯などがある。1706年に英語版が「アラビアンナイト・エンターテイメント」の題名で出版された。日本では「千夜一夜物語」「千一夜物語」「アラビアンナイト」などと呼ばれている。(参考:WIKIPEDIA20190911 )

 「千一夜」の基本的なお話: 女性を信用できなくなった王が毎晩処女と結婚し朝には殺してしまうようになった。一夜の妻となった大臣の娘シェヘラザードが王におもしろい話を聞かせたが途中で続きは明日と打ち切ってしまう。続きを聞きたい王はシェヘラザードを殺すのを延期する。こうして千と一夜、シェヘラザードの話を聞いた王は心を入れ替えていた。

 DVDで観たのは、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の50年近く昔の映画。シェヘラザードは登場しない。
 貧しい若者が美しい女奴隷を手に入れるが女奴隷はさらわれてしまう。女奴隷を捜し続ける若者と、女奴隷の物語を軸にして、様々な小話が盛り込まれている。女も男も全裸がたくさん出てくるし大写しもある。ふたりが出会うとたいていすぐに全裸になって結ばれる。DVDではぼかされているところもされていないところもある。


□ 競売人が売りに出した女奴隷ズルムードは主人を選ぶ権利を持つ。ズルムードは金持ちに恥をかかせ、金のない若者ヌレディンを選ぶ。ズルムードはヌレディンに金を渡し家を買わせた。美しい壁掛けを作ったズルムードはヌレディンに市場で売るように言った。ただし青い目の人に売ってはいけないと念を押した。ヌレディンは大金を出した青い目の男に売ってしまった。

・ オアシスで沐浴する女を白いひげの老人が木陰から見ている。
・ 金持ちの男は3人の青年を必ず満足させると誘った。テントの中でみんな裸になった。
・ 金持ちの夫婦はそれぞれ美しい15歳の少年と美しい15歳の少女を誘う。裸のふたりをひとつの小屋に寝かせて見守った。

 青い目の男がズルムードをさらい金持ちの男に渡す。男はズルムードを鞭で打った。
 ズルムードは逃げ出すがギワンという悪党に捕まり父親に贈られる。ズルムードは父親の服を着て逃げた。砂漠を越え、壁に囲まれた町に着いた男装のズルムードは町の人たちから王として迎えられた。ズルムードは兵士のワダンと名乗った。ワダン王は幼いハイヤットと結婚させられる。ワダン(ズルムード)は裸になり自分が女だとハイヤットに明かした。

・ いとこのアジザとの婚礼の日、青年アジズは通りの窓から覗いた女に恋をしてしまう。女は不思議な仕草をして消えた。婚礼は1年間延期される。アジザは女の仕草の意味をアジズに教えた。アジズは女と結ばれる。
・ インドに向かって砂漠を旅していた隊商が盗賊団に襲われ皆殺しにされる。生き残った王子が町にたどり着く。王子は木こりとして働き始める。王子は砂漠の木の下に地下の家を見つけた。中に入ると美しい少女がいた。ふたりは結ばれる。少女は王女だが悪魔に囚われている。
・ 子供と遊んでいるような王の息子ユナンは「海に出よ」というお告げを聞く。船が沈没しユナンは銅の騎士がたつ黒岩山に昇った。お告げはユナンに銅の弓と鋼の矢で騎士を海に落とせと命じた。騎士を落としたユナンは全裸で島に泳ぎついた。全裸のユナンは海岸にあった地下室に入った。中には男の子がいた。男の子は若い男に殺されると予言されていた。ユナンは男の子を安心させ一緒にふろに入った。

 ズルムードを捜し続けているヌレディンは砂漠でライオンと出会う。ライオンはヌレディンを町に案内した。ヌレディンは捕らえられワダン王の寝室に連れていかれる。ワダン王はヌレディンを寝台にうつぶせになるように命じ尻を出させた。ヌレディンが痛くしないでほしいというとワダン王は笑った。ワダン王はヌレディンに自分の股間を触らせた。・・・・・


・ 監督・脚本: ピエル・パオロ・パゾリーニ
・ 出演: フランコ・メルリ、 イネス・ペレグリーニ、 ニネット・ダヴォリ、 フランコ・チッティ

> 原題イタリア語"IL FIORE DELLE MILLE E UNA NOTTE" = 千とひとつの花

◆アラビアンナイト IL FIORE DELLE MILLE E UNA NOTTE (1974/1974、フランス/イタリアイタリア語)

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