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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
煉瓦女工 (1940、日本) ★
80年近く昔の日本映画。映画館で観た。
 1940年製作なので日米開戦の前年。いばった警官も憲兵も役人も出てこない。住人が死んでお経をあげているのはなんと大家。批判的な言葉は一切出てこないけれど、検閲に引っ掛かり公開できず、公開されたのは戦後の1946年だった。

 横浜鶴見川河口近くの貸家に住む貧困層の人たちの生活が描かれている。
 体が弱い少女みさは父親に禁じられた猫の貰い手をさがしている。みさの母親は延々と単純作業の内職をしている。
 夜、無料で基礎教育をしている教室がある。みさは学校で朝鮮の少女と仲良くなる。川向うにはさらに貧しい朝鮮の人たちが明るく生きている。
 胸が痛む少女が家で嫌味を言われるよりはと工場で働く。
 となりの親子が朝には消えていた。
 子だくさんは大変だけど育てば働いてくれるので生活が楽になる。
 夫が戻ってこないまま6人目を出産した母親は体が回復しないうちに肉体労働に出ていった。


・ 監督:千葉泰樹/脚本:八田尚之/原作:野澤富美子
・ 出演:矢口陽子、椿澄枝、三島雅夫、徳川夢声、滝澤修、清川虹子、宇野重吉
・ 白黒/スタンダード

> 主演の矢口陽子は後に黒澤明監督夫人。

◆ 煉瓦女工 (1940製作/1946公開、日本) 

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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