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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
ビリオネア・ボーイズ・クラブ (2018) ★
実話を基にしている"based on a true story"。1983年に南カリフォルニアで金持ち少年たちによって投資クラブBBCが設立された。BBCを率いるジョー・ハントは24歳頃だった。やがてBBCは崩壊し、ジョー・ハントは2件の殺人で起訴された。DVDで観た。

 BBCはポンジ・スキーム("Ponzi scheme")という詐欺を行っていた。ジョー・ハントは最初は詐欺のつもりはなく集めた資金を元手に投資して儲けて還元するはずが思うようにいかず後から投資した人の金を先に投資した人に利益として渡すことによって儲かっているように見せかけた。今なら相場の状況をリアルタイムに確認できるが当時はまだインターネットもなかった。
 映画ではビバリーヒルズに住むような金持ちたちがアホみたいに続々とだまされる。集団心理と言うのかセレブ仲間たちがみんな参加しているので我も我もと金を出す。中には自宅を抵当に借りた金をつぎ込む人もいる。
 コジェンコの株主総会でも年寄りたちが24歳のジョー・ハントの話を真剣に聞いている。当時はスティーブ・ジョブスが20代で巨万の富を築き、ビル・ゲイツが世界最大のコンピュータ企業IBMと取引する時代だった。

 映画完成後、公開前に、主要出演者のケヴィン・スペイシーのスキャンダルが持ち上がった。
 日本でも出演俳優のスキャンダルで公開が問題になることがあるが映画製作には非常に多くの人たちがかかわっていて生活がかかっている。私は映画を観るか観ないかは観客が決めればいいと思っている。
 しかしこの映画の場合、ケヴィン・スペイシーは非常に重要な役だった。小規模に限定公開されたものの惨憺たる興行成績となったようだ。


□ ディーンはロサンゼルスの金持ち私立男子校ハーバード・スクールで奨学生のジョー(・ハント)と親しくなる。ジョーは頭が良いが貧乏人だった。

 1983年7月 ウエスト・ハリウッド
 ディーンはジョーと再会した。ジョーは証券取引所で働いていて相変わらず安物の服を着ていた。
 ディーンはジョーを高級クラブに誘いかっての金持ち同級生たちと引き合わせる。ジョーは彼らに金への投資を勧めるがまったく興味をもたれずに馬鹿にされた。

 ジョーは徹夜でBBCの趣意書を書き上げた。BBCの名前は高校生のころにあこがれていた「ボンベイ・バイシクル・クラブ」からとった。
 ディーンは友人のカイルから1万ドルを預かっていた。当時の1万ドルは一般家庭の年収に相当した。ジョーはそれを金に投資したが相場が急落して5千ドル損した。
 ディーンが集めた金持ちの友人たちにジョーは「父親に金をせびるのではなく自分で金を稼いで父親につきつけろ」とBBCへの投資を勧めた。ジョーは預かった1万ドルの利益分としてカイルに5千ドルの小切手を渡した。彼らはBBCに夢中になった。

 ジョーはディーンに紹介されたウォール街出身のロン・レヴィンにBBCを売り込んだ。ロンは自分に売り込むなら100万ドル単位だと言った。ロンは趣意書を添削しジョーにいろいろとアドバイスしてくれた。
 BBCに投資した若者たちは友人たちや父親にもBBCへの投資を勧めた。賛同者が増えると人脈も広がりさらに資金が集まった。

 BBCへの出資を決めたロン・レヴィンはBBCの幹部たちの前でジョーに証券会社のフランクに電話させて金の相場を確認すると莫大な利益が産まれていた。
 ロン・レヴィンはBBCとは「億万長者少年クラブ"BILLIONAIRE BOYS CLUB"」の略だとおだてた。ジョーたちはロンが払ってくれる利益を当てにしてさんざん散在した。

 ロンが約束した小切手が送られてこないためジョーがフランクに確認した。フランクが電話口で言った金相場はロンに映画撮影と騙されて言ったでたらめだった。
 ロン・レヴィンは本物の詐欺師だった。ロンはBBCを使って証券会社をだまし、証券会社の信用を利用して銀行から多額の融資をだましとった。もちろん金の利益はないからBBCに支払うつもりもない。
 ・・・・・
 窮地に陥ったジョーたちはBBCに参加したいと言っていたイラン人のイジーを巻き込むことにする。イジーの父親は数百万ドルを動かせるらしい。
 ・・・・・
 ジョーはロン・レヴィンと、イジーの父親の殺害で裁判にかけられた。
 ・・・・・


・ 監督: ジェームズ・コックス
・ 出演: 
     アンセル・エルゴート     ... ジョー・ハント (born Joseph Henry Gamsky)
     ケヴィン・スペイシー     ... ロン・レヴィン
     タロン・エガートン       ... ディーン・カーニー

     エマ・ロバーツ、 ジェレミー・アーヴァイン、 ライアン・ロットマン、 トーマス・コッケレル、 
     スーキー・ウォーターハウス、 ビリー・ロード、 バーニー・ハリス、 ボキーム・ウッドバイン、 ワリード・ズエイター 
     ロザンナ・アークエット、ケイリー・エルウィズ、ジャド・ネルソン

【映画の中の映画】
   ・ 「ブレードランナー (1982)」 シドニー・エヴァンスのコスプレ
【関連映画】
   ・ 「Billionaire Boys Club (1987)」  (TV Mini-Series)

■ビリオネア・ボーイズ・クラブ BILLIONAIRE BOYS CLUB (2018/2019)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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