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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
コレット (2018) ★
20世紀前半に活躍したフランスの女流作家コレットの伝記。田舎育ちの少女がパリの人気作家ウィリーと結婚し夫名義で出版した「クローディーヌ 」シリーズを大成功させた後に離婚してコレット名義の「さすらいの女」を出版するまで。

 この映画で描かれているのは1910年ごろまでだが、生涯で約50冊の小説を出版した。1954年に81歳で亡くなった時には国葬が営まれた。


□ ブルゴーニュの田舎の村サン=ソーヴルで育ったシドニー=ガブリエル・コレットは15歳年上の作家ウィリーと愛し合い結婚してパリに住むようになる。ウィリーは自分では書かずあらすじや大まかな設定を考えてゴーストライターに書かせていた。浪費癖と浮気癖で金に困ったウィリーはガブリエルに書かせてみる。ガブリエルは故郷での体験を元に「学校のクローディーヌ」を書くがウィリーは出版は無理といったんは考えた。
 その後、再度見直しガブリエルに手直しさせた「学校のクローディーヌ(1900)」がウィリー名義で出版され大評判となる。ガブリエルはコレットと名乗ることにする。
 「パリのクローディーヌ(1901)」「去りゆくクローディーヌ(1903)」の成功は空前のクローディーヌブームを巻き起こした(注1)。
 舞台にはまったコレットは地方巡業をする。コレットの同性の愛人ベルブーフ侯爵夫人ミッシーも同行した。
 ウィリーが自分に相談もしないで「クローディーヌ」の版権を売ってしまったことを知ったコレットはウィリーと離婚した。
 ウィリーは「クローディーヌ」の手書きの原稿を焼却するように秘書に言いつけた(注2)。
 コレットは巡業体験を元にコレット名義で「さすらいの女(1910)」を出版し成功させた。


(注1) 舞台版クローディーヌの女優の短い髪形が大流行しコレット自身もその髪型にした、またクローディーヌという香水まで売り出された。
(注2) 手書きの原稿は結局焼却されず後に裁判の証拠として使われてコレットは「クローディーヌ」の著作権を認められた。


・ 監督: ウォッシュ・ウェストモアランド
・ 出演: 
   キーラ・ナイトレイ      ... コレット
   ドミニク・ウェスト       ... ウィリー
   デニース・ゴフ        ... ミッシー
   フィオナ・ショウ        ... シド、母
   ロバート・ピュー        ... ジュール、父
   エレノア・トムリンソン     ... ジョルジー
   ジュリアン・ワダム       ... オランドルフ、出版社

■コレット COLETTE (2018/2019、英国/米国、英語)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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