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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
シャットダウン (2018) ★
最近非常に安易に使われている「AI」という言葉だけど、この映画に登場する家に使われているAIは本物。
 最先端AIを備えたテストホームに住み始めた夫婦。妻のために何でもしてくれるすばらしいシステムのはずだった。ところがシステムが乗っ取られたらしく次々と深刻な事態が起きてくる。自宅だけでなくメールや電話や病院のシステムまでコントロールされてしまう。
 町中のシステムを操れるハッカーがストーカーになったら。それが人の心の奥底まで分析してしまったら。それが実はAIだったら。
 チェコ/スロヴァキア映画。DVDで観た。


□ 彫刻家のズザナは結婚してからどうも創作に身が入らない。IT会社に勤務するアンドレイが、開発中のインテリジェントホーム実証試験のためスロバキアのテストホームに夫婦で引っ越すことを勝手に決めてしまう。

 秘密を守るためにテストハウスは人里離れた岡の上にあったが、近代的な邸宅で景色もよくプールまである。
 ふたりがダンスを始めると自動的に思い出の音楽が流れた。アンドレイはシステムがズザナの世話を最優先にするようにパラメーターをセットした。
 翌朝、アンドレイは外出。ズザナが目覚めるとカーテンが開き、朝食とコーヒーが用意される。
 不審者侵入のアラームが鳴るが誰もいない。コーヒーが100杯もつくられた。
 帰宅したアンドレイが調べると可視光の映像には映っていないがサーモカメラは人影を記録していた。

 アンドレイの留守中、近くでキノコ狩りをしていた隣人のマックスを招き入れて一緒にコーヒーを飲んだ。
 匿名で花束が届く。注文はアンドレイのメールからで書斎のコンピュータから支払われていた。しかしアンドレイは注文していない。
 アンドレイがシステムを調べると、マックスが室内にいた時間の映像記録が消えていた。
 ハッキングを疑ったアンドレイがシステムを再点検し、とりあえずネットから切り離す。
 匿名で箱入りのお菓子が届いた。
 ズザナが泡風呂に入浴しているとシステムが性感マッサージをする。
 ズザナはマックスの家を訪ねる。木造の大きな山小屋のようなマックスの家には何台ものコンピュータが並んでいた。帰宅すると勝手に風呂にお湯が入れられた。

 ボスが顧客と女性社員を連れてやってきてシステムを紹介した。ボスによればマックスは元社員でシステム開発にかかわっていたが意見の対立で辞めた。アンドレイが女性社員を抱きよせている映像が匿名で送られてくる。
 ズザナは会社に行きボスにその映像を見せた。ボスによればその女性社員は最近弟を亡くしみんながなぐさめているのでアンドレイにやましい心はない。問題は家の中の記録映像が漏洩したこと。ボスが直接テストハウスを調べるとシステムが侵入された形跡がある。ボスは家から離れた方がいいと言った。
 帰宅するとネットにつながっていないはずなのにアンドレイからメールが届いていた。お菓子の箱の中にモデムが入っていた。
 ズザナはやってきたモニカとマックスの家に侵入する。マックスはテストハウスをハッキングしズザナの入浴映像も見ていた。
 帰宅したズザナが監視カメラをテープで塞ぎ始めると、システムがアトリエでスプリンクラーを起動し製作中の彫刻が台無しになる。
 雨の中、マックスがやってきて敷地内に侵入しようとするが、囲いに電気が流れ感電して死んだ。本来、人が死ぬほどの電気は流れないはずだった。警察はマックスが犯人と結論付けた。
 アンドレイはシステムをシャットダウンしデータもすべて削除した。

 ズザナのスプリンクラーを浴びた彫刻は大傑作と称賛される。
 マックスからズザナ宛の「システムに異常を見つけたので家に入るな。アンドレイと話したい。」というメールがモニカに届いていた。 ズザナは展示会場のカメラが自分を見ている気がした。
 ズザナが電話するとアンドレイがシステムを再起動させていた。ズザナは止めようとするが電話が通じなくなる。

 アンドレイが窓越しに狙撃される。病院でアンドレイは重体。
 警察が調べるとアンドレイ自身がメールで狙撃を依頼していた。
 ・・・・・


・ 監督: カレル・ヤナーク
・ 出演: ガブリエラ・マルチンコワ、ヴォイチェフ・ダイク、ズザーナ・ポルビャコーヴァ、Ondrej Malý、Vladimír Hajdu

> 原題  "Duverný neprítel"(スロヴァキア語) = "A trusted enemy"(英語)

■シャットダウン Duverný neprítel(2018/---、チェコ/スロヴァキア) 

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