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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
フランケンシュタイン (1931)
約90年前のトーキー映画。DVDで観た。

 英国の小説家メアリー・シェリーが1818年に出版した"Frankenstein: or The Modern Prometheus"を原作としているが、原作から「フランケンシュタイン」という名前と人造人間の設定を借りただけのまったく別の映画。メアリー・シェリーがこの映画を知ったら激怒するだろう。

 「フランケンシュタイン」はサイレント時代から映画化されてきた。本作はトーキー。
 100年近く昔の映画でフランケンシュタインを有名にしたという意味では歴史的な価値はあるのだと思う。原作では愛を求める知的な「創造物」が、頭の弱い凶暴な「怪物」というイメージを作り上げた。
 頭頂部がでかくて角ばっていて目が落ちくぼんでいるフランケンシュタインの怪物のイメージもこの映画がつくりあげたのではないだろうか。
 この映画でも怪物が暴れ出したきっかけはフリッツがたいまつで執拗に脅した結果であってフリッツは自業自得。自分の行動の結果村の少女が死んだのに、村人の先頭になって怪物を追うヘンリー・フランケンシュタインの方がよほど冷血な怪物。
 ちなみに原作のヴィクター・フランケンシュタインと友人ヘンリーが、本作ではヘンリー・フランケンシュタインと友人ヴィクターになっている。

□ 生命の創造を研究しているヘンリー・フランケンシュタインは助手のフリッツと共に埋葬されたばかりの遺体を盗む。
 フリッツは医学校で講義に使われている(正常人の脳を落としたので)犯罪者の異常な脳を盗んできた。
 嵐の夜、フランケンシュタインは塔の中で実験にとりかかる。
 ヘンリーを心配した婚約者のエリザベス、友人のヴィクター、恩師のワルドマン博士が訪ねてくる。ヘンリーは雷からの電気を使って死体をつなぎ合わせた身体に生命を与えようとしていた。博士は残ってヘンリーの実験を見守る。博士は殺すべきだとヘンリーに言った。

 ヘンリーの創造物は歩くようになる。ヘンリーの言葉もある程度理解しているようだ。フリッツがかざしたたいまつに驚いた創造物が暴れ出しヘンリーたちが縛った。鎖につながれた創造物をフリッツがたいまつで脅しからかった。

 フリッツの悲鳴でヘンリーたちが駆けつけるとフリッツが死んでいた。ヘンリーと博士は殺すつもりで注射で怪物を眠らせた。
 ヘンリーの父親のフランケンシュタイン男爵がやってきてヘンリーを連れ帰った。博士はヘンリーに「あれは処分しておく」と約束した。

 ヘンリーとエリザベスが結婚することになり村中で祝う。
 ヴィクターが駆けつけてきて塔の中で博士が死んでいたと知らせた。
 怪物がエリザベスを襲い姿を消した。
 村の少女がおぼれ死に父親は殺されたと訴えた。
 村人総動員で怪物探しが始まった。ヘンリーは先頭に立って村人たちを指揮した。
 怪物はヘンリーをかついで水車に逃げ込んだ。
 水車の高い所からヘンリーが落ちる。村人たちは水車に火をかけた。


・ 監督: ジェームズ・ホエール
・ 原作: メアリー・シェリー (クレジットでは"Mrs. Percy B. Shelley")
・ 出演: コリン・クライヴ、メエ・クラーク、ジョン・ボールズ、ボリス・カーロフ、エドワード・ヴァン・スローン、フレデリック・カー、ドワイト・フライ、ライオネル・ベルモア、マリリン・ハリス
・ モノクロ
・ 6:5

===================> フランケンシュタインの著者・小説・映像化


◆フランケンシュタイン FRANKENSTEIN (1931/1932、米国)

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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