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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
バルカン超特急 (1938)
ヒッチコックが70年前に英国で監督したお笑いを盛り込んだサスペンス。DVDで観た。
 当時ヒッチコックは米国の映画会社のロンドン支社に所属していた。本作の成功により拠点を米国に移し「レベッカ (1940)」でオスカー最優秀作品賞を受賞した。

 ヨーロッパの架空の国を旅行していた米国人の若い女性アイリスが英国にいる婚約者に会うために長距離列車に乗る。知り合った人のよさそうな英国婦人が列車から姿を消す。他の乗客たちも車掌もそんな婦人は最初からいなかったという。高名な医師もアイリスの妄想だと診断する。アイリスを手伝ってくれるのは前夜ホテルで大喧嘩した青年ギルバート。ついにふたりは夫人を発見。他の乗客を巻き込んだ銃撃戦が始まる。

 この映画でもヒッチコックがカメオ出演している。当時のヒッチコックは頭はかなり禿げ上がっているが後頭部に黒い髪がある。ロンドンの駅のホームでタバコをくわえたコート姿で右から左に通り過ぎる。


□ 山に囲まれた小さな国バンドリカ。雪崩で列車が止まり小さなホテルは大混雑。
 英国のクリケットの試合結果が最大の関心事の英国紳士2人はメイド部屋を割り当てられる。
 夫婦に見えるカップルは口喧嘩ばかりしている。
 米国人の金持ちのお嬢様アイリスに支配人は平身低頭。アイリスは婚約者の待つ英国へ行く予定。
 アイリスのとなりの部屋の小柄な老婦人は家庭教師として6年間子供に音楽を教え英国に帰国するところ。窓の外から聞こえる歌声に耳を傾けている。
 アイリスは上の階で騒々しく音楽を演奏していた青年ギルバートと大喧嘩した。

 翌日、人々は列車に乗り込んでいく。英国婦人をねらって落とされた植木箱がアイリスの頭に当たった。
 列車が走り始めアイリスは気を失った。気がつくと個室にいて英国婦人が看病してくれていた。食堂車で婦人は名乗ったが列車の音で聞こえない。婦人は窓にフロイ"FROY"と書いた。ふたりは個室に戻りアイリスは眠ってしまう。

 アイリスが目覚めるとフロイ夫人がいない。同室の家族連れの陽気なイタリア人も、アテナ男爵夫人もアイリスは
最初からひとりだったという。
 食堂車でお茶を出した給仕もアイリスはひとりだったという。
 婦人を探して列車内を歩いているとあの音楽家のギルバートと出会ってしまう。ギルバートはアイリスのフロイ夫人探しにつきあうことになる。
 乗客の有名な脳外科医ハーツ医師はアイリスは頭部打撲のせいで幻想を見たのだと診察した。
 アイリスがフロイ夫人と一緒に会った他の客も夫人のことを覚えていない。夫婦連れの男も知らないという。食堂車で隣にいた英国紳士ふたりはクリケットの話に夢中で覚えていないという。

 列車が停車して担架に乗せられたハーツ医師の患者を乗せる。

 アイリスの勘違いだと思っていたギルバートは、あるきっかけでフロイ婦人の存在を信じるようになる。
 アイリスとギルバートはハーツ医師に相談する。ハーツ医師はふたりにワインを勧めた。ふたりが眠ると医師は部屋を出た。
 ・・・・・・
 再び列車が停車し、ハーツ医師は担架の患者と共に列車を降りていった。
 ・・・・・・
 アイリスとギルバートは食堂車の後ろで客車が切り離されていることに気づく。機関車が止まりハーツや兵隊たちが銃を持って列車に近づいてきた。
 フロイ婦人が歌うメロディをギルバートが覚える。
 ・・・・・・
 ロンドンに着いたアイリスとギルバートは外務省に行く。ところがギルバートはメロディを忘れてしまう。
 ・・・・・・



・ 監督: アルフレッド・ヒッチコック
・ 原作: エセル・リナ・ホワイト"The Wheel Spins"
・ 出演: マーガレット・ロックウッド、マイケル・レッドグレーヴ
・ モノクロ/スタンダード

> リメイク「レディ・バニッシュ/暗号を歌う女 (1979) 」
> 日本で初公開されたのは約40年前。昔から邦題はいいかげん。

◆バルカン超特急 THE LADY VANISHES (1938/1976、英国)

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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