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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
家へ帰ろう (2017) ★
 ポーランドで生まれアルゼンチンに住む老人は1945年にポーランドを離れてから「ポーランド」という言葉を口にしたことがない。
 老人ホームに入れられる日の前日、老人は家出する。
 老人は70年前の約束を果たすためにポーランドに向かった。


□ ブエノスアイレスに住むアブラハムは病気の右足をツーレスと名付けている。アブラハムは翌日から老人ホームに入る。娘たちはすでに家を売る話をしている。アブラハムは孫たち全員を集めて一緒の写真を撮った。
 アブラハムは50年間暮らした家での最後の夜をひとりで過ごしたいと言って全員を帰らせた。
 アブラハムはトランクと「最後のスーツ(原題)」を持って家を出た。
 チケットの手配を頼み行き先を訊かれたアブラハムは「ポーランド」と書いた紙を見せた。それは決して口にしたくない言葉だった。

 すぐにアルゼンチンを離れたいので、いったんマドリードに飛び列車でポーランドに行くことになる。
 一休みするつもりで入ったホテルで、アブラハムは有り金を盗まれてしまう。
 マドリードには勘当したもう一人の娘が住んでいる。
 ・・・・・

 パリで列車を乗り換えなければならない。列車を待っていたアブラハムはとんでもないことに気がついた。列車はアブラハムが絶対に行きたくないドイツを経由することがわかる。しかも列車を乗り換えるため忌まわしいドイツの地面に足を触れないといけない。
 インフォメーションに訴えるがドイツを経由しないでポーランドに行くのは不可能だと言われる。落胆しているアブラハムに女性がイディッシュ語で話しかけてきた。彼女はドイツ人だった。
 ・・・・・

 アブラハムは1927年にポーランドのウッチで生まれた。父親は仕立て屋だった。
 ポーランドがドイツに占領され、ユダヤ人は強制収容所に入れられた。
 ドイツ軍は撤退する前にユダヤ人を皆殺しにしようとしたがアブラハムは死の行進から逃れた。
 やっと自宅にたどり着くと家には元使用人一家が住んでいた。元使用人はアブラハムを追い払おうとするが、アブラハムと一緒に育った使用人の息子ピオトレックがアブラハムが元気になるまで世話をしてくれた。
 別れるときアブラハムは必ず連絡すると約束した。しかししなかった。
 アブラハムは70年前にピオトレックが住んでいた家のドアを叩く。しかし誰も出てこない。
 ・・・・・


・ 監督: パブロ・ソラルス
・ 出演: ミゲル・アンヘル・ソラ、 アンヘラ・モリーナ、 オルガ・ボラズ、 ユリア・ベーアホルト、 マルティン・ピロヤンスキー、 ナタリア・ベルベケ
 
■家(うち)へ帰ろう EL ÚLTIMO TRAJE (2017/2018、アルゼンチン/スペイン、スペイン語他) 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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