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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
チャック “ロッキー”になった男 (2016) ★
1975年3月24日、ボクシング ヘビー級チャンピオン モハメド・アリにいどんだチャック・ウェプナーはなんと9Rにチャンピオンをダウンさせた。結局、15RにTKOで負けた。
 この試合を観戦していた当時無名の俳優シルヴェスター・スタローン(29歳頃)は絶対的世界王者に挑んだチャック・ウェプナーをヒントに映画脚本を書き上げ映画会社に売り込んだ。映画会社は大スターを主役にした大作映画を考えたが、スタローンは自分が主役でなければ脚本は売らないと主張。結局スタローン主演の低予算映画「ロッキー (1976)」として小規模に公開された。ところが口コミで観客が増えて世界的大ヒットとなり、オスカーに10もノミネートされ作品/監督/編集賞を受賞した。

 今回DVDで観たのはロッキーのモデルとなったチャック・ウェプナーの実話を基にした映画"BASED ON A TRUE STORY"。

□ 1974年9月 チャック・ウェプナーはヒンキーに勝ってニュージャージー州のヘビー級チャンピオンになった。妻と娘がいる。世界ランク8位に近付いてもボクシングでは生活できず、酒のセールスをしている。
 1974年10月30日、元世界チャンピオン モハメド・アリが現世界チャンピオン ジョージ・フォアマンと対戦し、チャックの予想に反し、アリが勝ってチャンピオンに復帰した。
 モハメド・アリの次の対戦相手として白人が探され、格下だが白人トップのチャック・ウェプナーが対戦相手に決まる。

 対戦前夜、オッズは40対1で世間では圧倒的にアリが勝つと思われている。チャックはせめて15Rまで戦いたかった。
 1975年3月24日、クリーブランド・コロシアムで世界チャンピオン戦が行われた。
 試合はアリ優勢で推移したがチャックもねばりづよく耐えた。
 9R、チャックのパンチがアリのあぱらに入り、アリがダウン。チャック本人でさえ動揺した。
 立ち上がったアリは本気で攻めてきた。
 しかしチャックは持ちこたえ、ついに15Rでダウン。テクニカルノックアウトでアリが勝利した。

 チャック・ウェプナーは地元で英雄として大歓迎され人気者となった。

 試合から1年半後、ハリウッドのプロデューサーから電話がかかってくる。スタローンとかいう男がウェプナーを基に脚本を書いたという。妻と一緒に「ロッキー」を観た。
 人気者になったウェプナーの生活は派手になり荒れていった。
 ウェプナーは愛想をつかせた妻に追い出されホテル暮らしを始める。

 マネージャーが見つけてきた次の対戦相手はプロレスラーのアンドレ・ザ・ジャイアントの異種格闘技戦。ウェプナーはアンドレに抱き上げられリングの外に落とされた。(注)
 映画「ロッキー (1976)」はオスカーの作品賞/監督賞/編集賞を獲得した。
 ウェプナーはスタローンに会いに行った。映画出演の話がある。

 3年後、ウェプナーは販売目的の麻薬所持で逮捕され刑務所に入る。その間、スタローンがその刑務所でロケをした。
 模範囚だったので早く釈放された。



> 最後にチャック・ウェプナー本人が映る。
> チャック・ウェプナーの車のナンバープレートは"CHAMP"

(注) 映画では省略されているがこの後1977年日本武道館でアントニオ猪木と対戦した。


・ 監督: フィリップ・ファラルドー
・ 出演: リーヴ・シュレイバー     ... チャック・ウェプナー
   エリザベス・モス、ロン・パールマン、ナオミ・ワッツ、ジム・ガフィガン、マイケル・ラパポート、プーチ・ホール、モーガン・スペクター、ジェイソン・ジョーンズ、ウィリアム・ヒル、ワス・スティーヴンス

【映画の中の映画】  「Requiem for a Heavyweight (1962)」:アンソニー・クインのボクシング映画
【映画の中の映画】  「刑事コジャック」


■チャック “ロッキー”になった男 CHUCK (2016/---)

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