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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
グッバイ・クリストファー・ロビン (2017) ★ くまのプーさん誕生物語
A.A.ミルンの名作「ウィニー・ザ・プー」誕生にまつわる物語。父親の小説で幼くして世界の人気者になったクリストファー・ロビンは父親を恨むようになった。DVDで観た。
 クリストファー・ロビン"Christopher Robin Milne"は1920年にロンドンで生まれた。父親アラン・アレクサンダー・ミルンは作家だった。両親は子供の養育をナニーにまかせっきりだった。そのためクリストファー・ロビンは母親よりもナニーになついた。
 ミルン家はアッシュダウンの森に転居した。母親もナニーもいなくて父親と二人だけになった時、ふたりは一緒に遊ぶ。父親は息子とぬいぐるみを主人公にした児童小説を出版する。
 小説は世界中でベストセラーとなり、主人公のクリストファー・ロビンも人気者となる。
 家を離れ、寄宿学校に入ったクリストファー・ロビンは何年もいじめられつづけ父親を恨むようになる。


□ 第二次世界大戦中の1941年、サセックス(イングランド)アッシュダウンの森のミルン夫妻に軍から電報が届く。

 1916年、パンチ誌のユーモア作家ミルン(愛称ブルー)はフランス西部戦線の激戦地から生還した。
 妻のダフネが男児を出産し、クリストファー・ロビン(愛称ビリー・ムーン)と名づける。ダフネは男の子は軍服を着て戦場に行ってしまうから愛したくないと言った。夫妻はビリーをナニー(愛称ヌー)にまかせて 舞踏会や海外旅行に出かけた。

 ミルンはロンドンを離れ、アッシュダウンの森に転居する。ダフネはビリーにたくさんの動物のぬいぐるみを与えた。
 森に囲まれた自然の中で父と息子の距離は縮まっていった。しかしダフネはビリーが父親に話しかけると執筆の仕事のじゃまになるからと叱った。
 ダフネ、ビリー、ヌーはロンドンの動物園に行く。ビリーはそこでアメリカン・ブラックベアのウィニーと出会った。ビリーは自分のぬいぐるみのクマの呼び名をエドワードからウィニーに代える。
 ダフネはそのままロンドンに残った。ヌーの母親が重病となり休暇を取る。家にはミルンとビリーだけとなった。

 ふたりはビリーのぬいぐるみたちに名前を付けていった。野生の白鳥はプーと呼ぶことにする。ふたりだけの夕食にイーヨーやティガーたちも招待した。
 ビリーと遊ぶうちにミルンの物語がまとまっていく。ミルンは画家のアーネストを呼び寄せて一緒に遊びながらデッサンを描かせた。
 テディ・ベアは「ウィニー・ザ・プー」となった。
 ミルンの著書は大評判となる。
 それとともに主人公のクリストファー・ロビンも注目され新聞社が取材に来る。ヌーは取材を拒否したが両親は歓迎した。その結果、クリストファー・ロビンに取材が殺到しファンレターが山のように届く。
 息子への世間の関心の高さの異常さにようやく気づいたミルンはウィニー・ザ・プー(シリーズ)の執筆をやめた。やがてウィニーは忘れられるだろうと思った。

 ビリーは寄宿学校に入った。誰もが知っている「クリストファー・ロビン」は何年もいじめられ続けた。
 第二次世界大戦が始まる。クリストファー・ロビンは入隊のためのメディカル検査で不合格となる。ビリーは父親にコネを使わせて入隊する。別れの時、ビリーは父親に主人公にさせられたおかげで散々な目に合ったと言い残して列車に乗った。

 1941年、アッシュダウンの森のミルン夫妻に『ミルン少尉は行方不明。死亡と推定』という電報が届く。

 ビリー・ムーンが戻ってくる。
 父親の死後、ビリーは4冊の書籍の巨額の印税を一切受け取らなかった。


> 最後に当時の、ビリーとヌー、ブラックベアのウィニーとのツーショット写真
> 映画に使われているベストセラーの本のタイトルは「ぼくたちがとてもちいさかったころ"When We Were Very Young"(1924)」。この本はクリストファー・ロビンが4歳頃に出版された童謡集でまだテディ・ベアはエドワードと呼ばれ白鳥が「プー」と呼ばれている。ウィニー・ザ・プーが登場する「クマのプーさん"Winnie-the-Pooh"」は、1926年に出版された。
> ビリーのウィニーたちはニューヨーク公共図書館に展示されている。
> 巨額の印税はクリストファー・ロビンの病気の子供に渡された。
> クリストファー・ロビンとヌーとの交流はヌーが死ぬまで続いた。
> 父親アランの死後、息子と母親は互いに会おうとしなかった。
> A.A.ミルンは児童文学作家として知られているがただ一作推理小説「赤い館の秘密」があり翻訳本を読んだことがある。

・ 監督: サイモン・カーティス
・ 出演: 
   ドーナル・グリーソン   ... アラン・ミルン
   マーゴット・ロビー     ... ダフネ・ミルン
   ケリー・マクドナルド    ... オリーヴ(ヌー"NOU")
   ウィル・ティルストン     ... クリストファー・ロビン・ミルン(幼いころ)
   アレックス・ロウザー     ... クリストファー・ロビン・ミルン(青年期)

> 本作ではきつい母親ダフネ役のマーゴット・ロビーは「ターザン:REBORN (2016)」「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル (2017)」など。「スーサイド・スクワッド (2016)」で演じたハーレー・クインは3作が制作予定(2018/10)。

■グッバイ・クリストファー・ロビン GOODBYE CHRISTOPHER ROBIN (2017/---、英国) 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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