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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
嘆きの王冠 ホロウ・クラウン ヘンリー六世 第1部 (2012) (ばら戦争) ★
シェイクスピア舞台劇の映画化。DVDで観た。

1422年、ヘンリー6世は父ヘンリー5世の死去により生後9カ月でイングランド国王となった。2ヶ月後に母方の祖父フランス国王シャルル6世が亡くなりトロワ条約に従ってフランス王位も継いだ。しかしシャルル王太子がフランス王権を主張して挙兵した。

 原作戯曲は3部構成だが映画は2部に組み替えられている。
 この舞台劇はイングランド人のシェイクスピアがイングランド人の観客が喜ぶように書いたもの。フランスの英雄ジャンヌ・ダルクがひどく残忍な悪女として描かれている。またイングランド軍が弱かったからではなく、内部対立でフランス軍に負けたように描かれている。

□ 1422年、1歳に満たない幼児がヘンリー6世イングランド国王となり、叔父のグロスター公が摂政となる。
 フランスからパリなどの主要拠点を失ったという知らせが届く。オルレアンの苦戦も伝えられる。

 17年後、リチャード・プランタジネットはロンドン塔に幽閉されていた叔父のエドモンド・モーティマーから、叔父がリチャード2世王の王位継承者だったがヘンリー4世が王位を奪ったと聞いた。リチャードは自分こそ正当な王位継承者だと賛同者を集め白いバラを、反対するサマセット伯は赤いバラを目印にした。
 ヘンリー6世はリチャード・プランタジネットをヨーク公に任ずる。
 ヘンリー6世はフランスに渡り、パリのノートルダム寺院でフランス王即位の戴冠式を行う。(注)

 イングランド軍はフランス軍に苦戦を強いられる。ヨーク公はジャンヌ・ダルクを捕らえた。
 ヘンリー6世はグロスター公の反対を押し切って、サマセット伯に勧められたフランスのアンジュー公の娘マーガレットと結婚する。ところがフランス国王シャルルとイングランド大使サマセット公との合意は、マーガレットの持参金は無し。アンジュー公領、ルーアン、パリ、メーヌ公爵領をフランス王に引き渡すことという屈辱的な内容だった。

 ヘンリー王の叔父グロスター公の妻エリナーが魔術を使い逮捕される。グロスター公は反逆罪で逮捕される。
 ロンドン塔でヘンリー王も出席してグロスター公の裁判が行われる。ところがグロスター公は牢の中で死んでいた。
 ヘンリー王はグロスター公と敵対していたサマセットとサフォークを追放する。しかしマーガレット妃に説得されて追放を撤回する。
 怒ったヨーク公リチャードはヘンリーは国王にふさわしくない。自分こそ王であるべきだと叫んだ。ウォリック卿も賛同する。


(注) 史実ではヘンリーより前にシャルル王太子がランスでフランス王即位の戴冠式を行った。

・ 監督: Dominic Cooke
・ 原作: ウィリアム・シェイクスピア
・ 出演: 
   トム・スターリッジ    ... Henry VI
   ヒュー・ボネヴィル    ... グロスター公ハンフリー
   エイドリアン・ダンバー  ... リチャード・プランタジネット、ヨーク公
   ベン・マイルズ       ... サマセット伯エドムンド・ボーフォート、赤
   ソフィー・オコネドー    ... マーガレット妃

■嘆きの王冠 ホロウ・クラウン ヘンリー六世 第1部 THE HOLLOW CROWN: The Wars of the Roses Henry Ⅵ Part 1 (2012/2017、英国)


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