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どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に書き留めている個人的なブログ。 写真はパリ ノートルダム大聖堂(2000) 文中敬称略。文&写真:どんくら
ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書 (2017) ★
 ベトナム戦争が泥沼化していた1971年、ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストが相次いで歴代政権の最高機密事項であるベトナム戦争についての国民に対する嘘を暴露した。国民を欺いていた大統領としてケネディ(JFK)やジョンソンも含まれる。 ニクソン大統領は国家機密の漏洩として圧力をかけた。結果的に政府側の訴えは却下され報道の自由が守られた。
 ワシントン・ポストが保身に走り報道しなかったら他紙の追随もなく裁判にも影響したかもしれない。
 翌1972年6月の深夜、ウォーターゲート・ビルの民主党本部に忍びこんだ5人の男が警察に捕まる。ワシントン・ポストはニクソン政権が関与しているとして内部の重要人物(ディープ・スロート)の協力を得て報道を続けた。

 ローカル紙とはいえ首都の家族経営のワシントン・ポストのオーナーは歴代の大統領とも個人的に親しく当時の女性オーナー、キャサリン・グラハムと元国務長官のマクナマラとは非常に親しい友人同士。編集主幹のベン・ブラッドリーにしてもJFK暗殺時には夫婦でジャクリーンに付き添っていた。

 オスカー作品賞、主演女優賞(メリル・ストリープ)にノミネートされた。

□ 1971年6月13日、ニューヨーク・タイムズはベトナム戦争について歴代の政権が国民を欺てきたというスクープを発表する。記事のもとになっているのは政府内の極秘文書だった。例えば歴代の大統領はベトナム戦争で勝つ見込みがないと知りながら戦争を継続してきた。
 ニクソン大統領は裁判所に働きかけニューヨーク・タイムズに記事の差し止め命令を出す。
 ワシントン・ポスト(原題)の編集主幹ベン・ブラッドリーは全文書の入手を部下たちに指示する。文書を入手したポストでは記事の掲載準備を進める。しかしニクソン大統領は全力でポストをつぶそうとするだろう。ポストは株式公開したばかりで緊急事態が起きれば銀行が手を引くかもしれないし、機関投資家もごたごたを嫌うかもしれない。国家機密の漏洩としてオーナーやベン・ブラッドリーは刑務所に入れられるかもしれない。
 ポスト上層部の意見は真っ二つ。夫の後を継いで発行人となったケイ・グラハムが最終決断をする。
 最高裁判所による公聴会ではタイムズとポストが被告として同席した。


・ 監督: スティーヴン・スピルバーグ
・ 出演: メリル・ストリープ、 トム・ハンクス、 サラ・ポールソン、 ボブ・オデンカーク、 トレイシー・レッツ、 ブラッドリー・ウィットフォード、 ブルース・グリーンウッド、 マシュー・リス

■ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書 THE POST (2017/2018)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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