どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に日ごろ感じたことを書きたい放題     左の写真はフランスのシュノンソー城にて     文中敬称略。文&写真:どんくら
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 ■ フツー。観ても観なくても良かった。
 ▼ ・・・
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ニュースの真相 (2015) ★★
ブッシュ大統領が再選に挑む大統領選挙が迫った2004年9月、CBSテレビの報道番組『60ミニッツ』はブッシュ大統領の軍歴疑惑を報じて大反響を呼ぶ。しかしその直後に誤報の疑いが持ち上がる。当時プロデューサーだったメアリー・メイプスの著書の映画化。DVDで観た。


 見ていて辛くなった。証拠として使われたメモのコピーは、作成されたとされる1972年には存在しなかったパソコンで作成されたものだった。本気で偽造するならば当時使われていたタイプライターを使うはずだが、犯人はそれほどの頭がなかったのかパソコンでお手軽に作成した。しかもワードのデフォルトのままでなんの工夫もせずに印刷した。あるいは意図的にバレやすく作った。しかしメアリー・メイプスとそのチームはだれもその簡単なトリックに気がつかなかった。専門の鑑定家たちも気がつかなかった。後から考えれば単純なケアレス・ミス。しかしそれを証拠として全国放送してしまった。自分がメアリーだったらその場で心臓麻痺を起こしたかもしれない。
 メモの内容は当時の軍内部の人間関係まで知らなければ書けないものだった。報道そのものは真実だったのかもしれない。しかし小さなミスの結果報道自体の信頼性が失われてしまい、ブッシュの疑惑から目がそらされてしまった。


 メモが偽造だという根拠として、当時のタイプライターでは①可変幅(プロポーショナル)フォントは不可能 ②小さな肩文字"th"は不可能 となっている。
 これについて書かれている記事"The Classic Typewriter Page"には「通常のタイプライターでは可変幅はできないが一部の高価なものでは可能だった。また一部のタイプライターには肩文字の"th"があった。」と書かれている。しかし軍が一般業務用に特殊なタイプライターを使っていたとは考えづらい。
 WIKIPEDIA20170312の IBM Selectric typewriterによればレバーによって印字ピッチを10PPIと12PPIに替えられる。②についてはタイプボール(通称ゴルフボール)をフォントの小さい物に代えて紙をずらして打てば疑似的には可能かもしれない。しかし連絡用のメモにそんな手間をかけるとは考えづらい。

> メアリー・マップスはジョージ・W・ブッシュの1968年(22歳頃)から1973年の兵役時代の疑惑を追及していた。当時父親のジョージ・H・W・ブッシュは下院議員でニクソン大統領の要職にあった。親の七光りで特別扱いされていた疑いがあった。

□ 2004年6月CBSテレビの報道番組『60ミニッツ』のプロデューサー、メアリー・マップスは再選を目指すブッシュ大統領が軍隊時代にコネで優遇されていたという疑惑を持っていた。メアリーはチームを集めて本格的な調査を開始する。ブッシュは6年間の兵役義務期間中に無断離隊やベトナム行きを嫌がったなど複数の疑惑がもたれた。確認が取れれば11月の大統領選挙の前に報道しなければならない。チームはブッシュの疑惑について証言する関係者を探すが皆口裏を合わせたように「コネはない。彼は優秀だ。」と答えた。進捗状況はアンカーマンのダン・ラザーにも伝えられていた。
 しかしついに当時ブッシュの汚点は隠蔽されていたと証言する退役軍人のビル・バーケットを見つける。しかもそれを裏付ける上官のメモのコピーを持っていた。
 TVの放映スケジュールの関係で放送日は9月8日と決まる。あと5日しかない。
 さらに当時のテキサス州副知事が自分が口をきいてブッシュを空軍州兵に入隊させたと話している映像を見つける。ダン・ラザーによる関係者のインタビューが録画される。
 文書鑑定家は入手経路がわからないと信ぴょう性はわからないと言うが、バーケット中佐は入手方法を明かさなかった。書面の署名について筆跡鑑定家にも鑑定を依頼した。電話での問い合わせにメモの筆者の上官もメモを知っていると回答した。
 9月8日『60ミニッツ』のダン・ラザーはブッシュ大統領の疑惑を新たな証拠映像と共にスクープした。

 しかしその直後、証拠として使われたメモは(当時存在しなかった)ワード(Microsoft Word)で作成されたもので、当時使われていたタイプライターでは作成不可能だという記事が保守派のブログに掲載される。メアリーたちが確認すると確かにそのように見えた。
 メアリーとダンはマスコミやネットで袋叩きに会う。
 CBSは外部の法律事務所に内部調査を依頼する。
 ・・・・・・


・ 監督: ジェームズ・ヴァンダービルト
・ 原作: メアリー・メイプス "Truth and Duty: The Press, the President, and the Privilege of Power "
・ 出演: ケイト・ブランシェット、ロバート・レッドフォード、デニス・クエイド、トファー・グレイス、エリザベス・モス、ブルース・グリーンウッド、ステイシー・キーチ、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー、ダーモット・マローニー

■ニュースの真相 TRUTH (2015/2016、オーストラリア/米国) 

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