どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に日ごろ感じたことを書きたい放題     左の写真はフランスのシュノンソー城にて     文中敬称略。文&写真:どんくら
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ターナー、光に愛を求めて (2014) ★
19世紀の英国の著名な画家ジョゼフ・マロ―ド・ウィリアム・ターナーの後半生を描いた映画。ティモシー・スポールはカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した。アカデミー章の撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞にノミネートされた。映像も美しく、宿屋の窓越しに見える港の風景さえも絵になっている。
 この映画のターナーはすでに画壇で認められていて尊敬もされている。人づきあいもそれほど悪くはない。写真や科学にも興味を持っている。
 絵に関しては信念を持っていて、自分が信じれば恐れずに画風を変える。
 嵐の中でマストに身体を縛り付けさせて嵐を観察したという逸話や、『吹雪-港の沖合の蒸気船(1842)』は当時は石けん水を塗りたくったようだと酷評された逸話も描かれている。
 『雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道(1844)』の蒸気機関車がとても小型のもので驚いた。
 映画の中で「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール」を、ターナーが川に浮かべた船上から絵とまったく同じ構図で見ているがこれは映画の創作。ターナーの絵も実際とは違っている。(後述)

□ 英国絵画界で著名な風景画家ターナーは父親とメイドのハンナと暮らし、スケッチをしながら各地を旅した。ヨーロッパにも行っている。
 やがて、愛する父親が死去する。
 取材旅行で訪れた港町マーゲイトの宿屋のブース夫妻と親しくなる。主人がなくなり未亡人となったブース夫人と愛し合うようになる。
 1851年、ターナーは「太陽は神」と叫んで亡くなった。


・ 監督: マイク・リー
・ 出演: ティモシー・スポール、ドロシー・アトキンソン、マリオン・ベイリー、ポール・ジェッソン、レスリー・マンヴィル、マーティン・サヴェッジ
・ ロケ: イングランド、ウエールズ

「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール(1838)」
 TV「美の巨人」(2013/09/07放映)で戦艦テレメールの絵にはいくつもの創作が加わっていると紹介していた。
 絵の背景には海面近くに太陽が描かれている。映画の中でターナーは、絵で描く朝日と夕日は違うと言っているようにターナーの画風から夕日に見える。
 1838年9月、戦艦テレメールは解体のためにテムズ河河口からロンドンにあった解体場に西に向かって曳かれていった。つまり絵の中で海面近くに描かれている太陽は夕日ではなくて朝日ということになる。WIKIPEDIA20150823 によればテレメールは満ち潮に合わせて朝から昼過ぎまで2日間かけて曳航された。
 しかし戦艦の最後に朝日は似つかわしくない。ターナは意識的に夕日を描いたのだと思われる。
 またターナーの絵の中のテレメールは現役時代の姿のまま白く塗られていてマストには帆が巻かれている。しかし実際にはすでに廃船状態のテレメールはマストははずされ船体は黄色と黒で塗られていた。解体寸前のテレーメールを写実的に描いた絵が同じWIKIPEDIAに掲載されている。この絵は記録としては貴重だけど、感動的な絵にはならない。
 ちなみに先のTV番組ではテメレールが曳航された日、ターナーはロンドンにいなかった、と言っている。

■ ターナー、光に愛を求めて  MR. TURNER (2014/2015、英国/フランス/ドイツ) 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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