どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に日ごろ感じたことを書きたい放題     左の写真はフランスのシュノンソー城にて     文中敬称略。文&写真:どんくら
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 ■ フツー。観ても観なくても良かった。
 ▼ ・・・
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美女と野獣 (1946) ★
約70年前のフランス映画。DVDで観た。
 壁からつきだした人間の腕が燭台を持っていたり、彫刻の人の顔が動いたりする。当時の観客にはファンタジーに思えたのかもしれない。
 CGのなかった時代の映画だから、今見ると壁のセットに穴をあけて人が腕を突き出しているだけだし、動く彫像は顔に絵の具を塗った役者が動いているだけでかえって不気味に見える。特殊メイクもなかった時代だから野獣の頭はお面のよう。
 「美女と野獣(2014)」でも感じたけれど姉ふたりは不幸になってほしい。商人は甘やかして育てたためと言っているが、ベルも同じ育てられ方をしたはず。
 監督はジャン・コクトー。クレジットにはないがルネ・クレマンとの共同監督だそうだ。

   関連記事 ⇒  「美女と野獣 原作と映像化

□ 何隻もの商船を持つ裕福な商人がいた。しかし商船がすべて沈み商人は破産してしまう。3人の娘たちのうち上2人はこれまで通りのぜいたくな暮らしを続けようとする。3女のベルは姉たちに小間使いのように扱われながら一生懸命働いていた。ベルの兄弟リュドヴィクの友人アヴナンがベルに求婚するが、ベルは断る。
 商船の一艘が戻ってきて父親が港に行くことになる。元の生活に戻れると喜んだ姉2人は早速欲しいものをいろいろ言うが、ベルが欲しがったのはバラの花一輪だけだった。
 商人は港に着くが無事だった船も積み荷も債権者に取られて結局何も残らなかった。
 意気消沈した商人は夜、馬で家に向かうが霧のために深い森で道に迷い古い城にたどり着く。
 商人が中に入ると壁から出た腕が持つ灯りが次々に灯されて商人を導いた。商人が暖炉のそばのテーブルにつくと、テーブルから伸びた腕がワインを注いでくれた。商人はそのまま眠ってしまう。
 朝起きた商人は城を出てベルのために庭に咲いたバラを一輪摘み取る。とたんに恐ろしい姿をした野獣が現れ一番愛しているバラをとった商人を殺そうとする。ただし娘がひとり身代わりになるなら商人を許すと言う。野獣は商人に白馬マニフィックを貸し与える。帰宅した商人は娘たちに自分が体験した話をする。

 父親に黙って家を抜けだしたベルは身代わりになるためマニフィックに乗って城に行く。死を覚悟していたベルだったが、城では美しいドレスや宝石を身につけて何をするのも自由だった。魔法の鏡でどこでも見ることができる。
 野獣はベルに結婚を申し込むがベルは拒否する。しかし野獣と暮らすうちにベルは野獣に親しみを感じるようになり友達として散歩をしたり話をするようになる。

 ベルの自宅では父親が病床に伏せっていた。リュドヴックの借金が元で家財道具をすべて取られてしまう。
 ベルは野獣に父親に会うため一週間だけ帰宅させてくれと懇願する。野獣はベルへの信頼の証として財宝を納めているディアナの館の金の鍵をベルに渡す。もしベルが戻ってこなければ野獣は死ぬだろう。
 野獣に渡された手袋を右手にはめるとベルは一瞬で父親の寝室にいて父親と再会する。

 豪華に着飾ったベルと再会した姉たち、アヴナン、リュドヴックは結託して城の財宝を盗もうと考える。彼らはベルをだまして一週間すぎても返さないようにした。
 アヴナンとリュドヴックは姉たちが盗んだ金の鍵を持ちベルを迎えに来たマニフィックに乗って城に行く。
 ベルが鏡を覗くと死にそうな野獣が映る。ベルはすぐに手袋をはめて城に戻った。
 ベルは倒れている野獣に「死なないで」と言うが、野獣は力なく「遅かった」と言った。
 ・・・・・・・


・ 監督: ジャン・コクトー/ルネ・クレマン
・ 原作: ボーモン夫人"Jeanne-Marie Leprince de Beaumont"(J・L・ド・ボーモン、ルプラン・ド・ボーモン等と表記されることもある)
・ 出演: 
    ジャン・マレー    ...... 野獣/王子/アヴナン
    ジョゼット・デイ   ...... ベル
・ モノクロ/スタンダード・サイズ

■ 美女と野獣  La Belle et la Bête (1946/1948、フランス) 

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

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