どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に日ごろ感じたことを書きたい放題     左の写真はフランスのシュノンソー城にて     文中敬称略。文&写真:どんくら
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パシフィック・ウォー (2016) ★  USSインディアナポリス
第二次世界大戦中に日本の潜水艦の魚雷攻撃による沈没とさらに救助の遅れによって多くの乗組員を失った重巡洋艦USSインディアナポリスの艦長が責任を問われ、艦長に有利な証言は無視されてメディアや遺族の袋叩きにあって自殺した悲劇の実話に基づく映画"BASED ON A TRUE STORY"。乗員約1200名のうち、300名が船と共に沈みサメのいる海域で5日間の漂流後に救助されたのはたった317名だった。DVDで観た。

潜水艦を探知するソナーも装備されておらず潜水艦を発見したとしても攻撃する武器を持っていない巡洋艦を、日本の潜水艦がいるとわかっている海域で単独行動させた。インディアナポリスのSOSは無視された。日本軍潜水艦の撃沈を伝える無線を傍受しながら何の手も撃たなかった。米軍が失った数百隻の沈没船で、責任を問われたのはマクベイ艦長ただひとり。

ただし、映画の見どころはVFXによるインディアナポリスの沈没とサメに襲われながらの漂流シーンで、艦長の不条理な裁判はさらっと流されている。マクベイ艦長を描いた映画として観るとかなり物足りない。娯楽映画としては中途半端。親友2人が同じ女性を好きになる伏線はじゃま。

映画の最後に生存者2人のサメの恐怖の話、実際の救助映像など。

スピルバーグ監督の「JAWSジョーズ (1975)」に登場するサメ漁師のクイントはインディアナポリスの生き残り。この映画を観た当時12歳のハンター・スコット"Hunter Scott"はインディアナポリス沈没に興味を持ち、150人もの生存者にインタビューし800もの文書を研究した結果、マクベイ艦長は無実と確信。マクベイ艦長の名誉回復に尽力した。

2017年8月、マイクロソフトの共同創設者のひとり、ポール・アレン氏の探査チームがフィリピン海海底約5500mでUSSインディアナポリスの残骸を発見した。

終戦後、米国は日本軍潜水艦24隻を五島列島沖に沈めた。2017年9月の報道によると、そのうちの一隻が「伊58」と特定された。


□ 第二次世界大戦末期の1945年7月15日 サンフランシスコ。
 重巡洋艦USSインディアナポリス艦長チャールズ・マクバイ大佐は大統領命令による極秘任務を命じられる。
 任務は機密貨物(後に広島に投下された原爆の部品)をテニアン島(北マリアナ諸島)に輸送すること。巡洋艦は潜水艦を探知することも攻撃することもできないため、駆逐艦の護衛が必須だが、護衛もなく単独で航行するという命令だった。翌朝からインディアナポリスは大統領指揮下に入り出航した。(乗員約1200人)
 7月26日、テニアン島に到着し機密貨物が陸揚げされる。護衛艦のないまま出航した。
 7月29日 フィリピン海で霧による視界不良のため艦長はジグザグ航行をやめる。
 深夜、日本軍の伊58潜水艦がインディアナポリスを発見し、回天(人間魚雷)ではなく通常魚雷6発を雷撃した。
 7月30日午前0時14分、1本目の魚雷が命中し大きな被害が出る。通信手段が壊滅したものの応急処置によりSOS発信。艦長は総員退去を命じた。
 漂流1日目には約900人いた生存者は2日目には700人となっていたが救援は来なかった。サメによって死んだ者もいた。
 4日目、墜落機を捜索していた軍用機が偶然100人くらいの漂流者を発見する。連絡を受けて飛来した水上機が基地の命令を無視して着水、乗せられるだけの生存者を飛行機の羽の上にまで乗せ基地に救援を要請した。ここでやっとUSSインディアナポリスの沈没が判明した。何隻もの艦艇が救出に駆けつけた。救出された生存者はわずか317名だった。

 艦長のチャールズ・マクバイ大佐は魚雷を避けるためのジグザグ航行を怠った責任を問われ軍事裁判にかけられる。インディアナポリスを撃沈した伊58の橋本艦長も出廷し(至近距離だったので)ジグザグ航行をしていても命中は避けられなかったと証言したがマクバイ艦長は有罪となる。
 マクベイ艦長は1968年に自殺した。

 橋本艦長はマクベイ艦長の名誉回復運動に協力、2000年10月25日に他界した。その5日後、クリントン大統領によりマクベイ艦長の名誉回復が実現した。


> 実話では橋本艦長は予備審問では証言したが本審では証言させてもらえなかったらしい。

・ 監督: マリオ・ヴァン・ピーブルズ
・ 出演: ニコラス・ケイジ(Captain McVay)
     マット・ランター、ジェームズ・レマー、ブライアン・プレスリー、ジョニー・ワクター、アダム・スコット・ミラー、コディ・ウォーカー、キャラード・ハリス、ユタカ・タケウチ、マンデラ・ヴァン・ピーブルズ
     トム・サイズモア、  トーマス・ジェーン

■ パシフィック・ウォー USS INDIANAPOLIS: MEN OF COURAGE (2016/2017) 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画