どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に日ごろ感じたことを書きたい放題     左の写真はフランスのシュノンソー城にて     文中敬称略。文&写真:どんくら
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 ■ フツー。観ても観なくても良かった。
 ▼ ・・・
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アラビアの女王 愛と宿命の日々 (2015) ★
19世紀末~20世紀初頭、欧米人がほとんど立ち入らない中東の砂漠地帯を現地人の案内で何度も旅した英国人女性ガートルード・ベルの伝記映画。DVDで観た。原題は「砂漠の女王」

 当時は先進国でさえ男性優位主義の時代で女性が蔑視されていた。ガートルードが生まれ育った英国の上流社会でも女性はパーティの飾りとしか見られていなかった。しかしガートルードは女性の大学進学が珍しかった時代に、オクスフォード大学を最優秀の成績で卒業した。映画には出てこないが世界一周旅行をして日本にも立ち寄っている。登山家としても知られモンブランにも登頂、スイスのベルナー・オーバーラントには"Gertrudspitze"という峰がある(注)。
 アラビア語を学び多くの部族がひしめく中東の砂漠を現地人の従者と共に何度も旅行し、1907年には著書“Syria: The Desert and the Sown”を出版した。

 かって広大な領土を支配したオスマン帝国は勢力を弱めていた。第一次世界大戦ではドイツ側となるが敗戦。オスマン帝国は崩壊した。オスマン帝国が支配していた中東地域を列強各国が奪い合った。中東についてもっとも詳しいガートルードはどのように分割するか意見を求められた。現在のイラクやシリアの国境線にはガートルードの意見が反映されている。
 ガートルード・ベル役はニコール・キッドマン。義母役に「2300年未来への旅 (1976)」等のジェニー・アガターが出演している。

□ 英国の上流階級出身のガートルード・ベルは、堅苦しい生活にうんざりして英国を飛び出し、ペルシャ公使としてテヘランに赴任していた伯父の元に身を寄せる。公使館員のヘンリー・ガドガンと知り合い恋に落ちる。身分の低いガドガンとの結婚に反対する父親を説得するため帰国している間にガドガンが死亡する。

 3年後、ガートルードはアンマン(現ヨルダン)から砂漠を旅行し若い考古学者のT.E.ロレンス(アラビアのロレンス)とも出会う。
 ダマスカス(現シリア)の英国領事館に立ち寄ったガートルードは領事のワイリーに『ドルーズ派のいる危険な地域に行く。消息を絶ったとしても探さないでほしい』と伝える。ガートルードはドルーズの首長に歓待された。
 ダマスカスに戻ったガートルードは、1850年代に旅行者の記録があるのみで現状は全く不明のアラビア半島中央部のハーイルに向けて1915年元日に出発する。
 ガートルードがダマスカスに戻った時、第一次世界大戦の戦火は欧州全土に広がっていた。

 第一次世界大戦によって5世紀にわたり中東を支配していたオスマン帝国の崩壊が始まり、列強各国は新たな植民地の獲得をねらう。
 英国はフランスとの間で、中東をどのように分割しどのように国境線を引きだれを国王にするべきか、部族について詳しくすべてを統括でき彼らを理解できるガートルード・ベルに意見を求めた。
 ・・・・・


・ 監督: ヴェルナー・ヘルツォーク
・ 出演: 
  ニコール・キッドマン    ................... ガートルード・ベル
  ジェームズ・フランコ    ................... ヘンリー・カドガン
  ダミアン・ルイス       ................... リチャード・ダウティ=ワイリー、ダマスカスの英国領事
  ジェイ・アブド        ................... ファトゥーフ、ガートルードの現地人従者
  ロバート・パティンソン    ................... T.E.ロレンス
  ジェニー・アガター      ................... フローレンス・ベル、ガートルードの義母、作家
  ホリー・アール         ................... Florence Lascelles

(注)日本語で書かれたガートルード・ベルWIKIPEDIA20170806にはエッドゥルーズ山地(シリア)の第5峰がガートルード峰と書かれているがスイスの間違いではないか。エッドゥルーズ山地"Jabal al-Druze"WIKIPEDIA20170806によればもっとも高い山Tell Qeniは1803m。

■アラビアの女王 愛と宿命の日々 QUEEN OF THE DESERT (2015/2017、モロッコ/米国、英語/アラビア語)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画