どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に日ごろ感じたことを書きたい放題     左の写真はフランスのシュノンソー城にて     文中敬称略。文&写真:どんくら
カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最近の記事

カテゴリー

リンク

 ・ どんくらの映画わくわくどきどき 映画記事索引
 ・ 映画生活
 ・ エキサイト・シネマ
 ・ goo映画
 ・ シネマトゥデイ
 ・ シネマカフェ

ブログ内検索

プロフィール

どんくら

どんくら
好きなことは、映画、写真、旅行、パソコン。最近は語学に力を入れています。
[映画スキ度]
 ★★★ 何度でも観たい。
 ★★or▲▲ もう一度観た/観たい
 ★or▲ 観てよかった。
 ■ フツー。観ても観なくても良かった。
 ▼ ・・・
自己紹介は「自分のこと」を参照してください。
> 本ブログは個人として運営しているものです。一度投稿したものも随時更新する場合があります。
> 記載内容については正確であることを心がけていますが、保障するものではありません。感想等については主観的なものです。キャストなども個人的に興味を持ったものしか記載していないので映画データとしては使用しないでください。明記しない限り原語版(字幕版)、映画館観賞。
> 人名・地名のカタカナ表記は日本で一般に使われていると思われるもので表記しています。スカーレット・ヨハンソンやジャッキー・チェンなど個人的には疑問を感じますが、大勢に従います。
> 「年」については原則として(世界での一般公開年/日本での一般公開年)。邦画は日本公開年。
> 原題について。複数の原題が存在することがあります。原則として私が映画館やDVDで観たものに映されたタイトルを記載します。
> 邦題について。複数の邦題が存在することがあります。原則として(DVDで観た場合でも)映画館公開時の邦題を記載します。または私が適していると思ったものを記載します。
> 公式サイトなどのリンク先は掲載時には一応確認していますが、後でリンク先が削除されたり無関係のものに変わってしまう場合、逆に更新されずにいつまでも“絶賛公開中”なんていうのもあります。
> コメント/トラックバック大歓迎。異論・反論OK。ただし明らかに無関係なものや著作権を尊重していないサイトと私が判断したものは断りなく削除します。反映には時間がかかります。トラックバック先の内容は保障できません。
> 本ブログの記事や使用している写真はすべて私が記載・撮影したものです。著作権その他の権利は私に所属します。本文中の写真はクリックすると拡大表示されます。映画の場面や俳優の写真を入れた方が見栄えはよくなりますがひとつひとつ著作権を確認するのは無理なので使いません。
since 2006/08/12

FC2カウンター

どんくら映画関連記事一覧更新
2017年10月15日までに本BLOGに書き込んだ「映画館」「映画人」「映画感想」の記事の一覧を更新しました。題名をクリックすればその記事を見られます。映画については概ねあいうえお順に並べてあります。

==> どんくら映画関連記事一覧  (外部サイトにリンク。)

(注) 記事からリンクしている公式サイトは時間がたつと別のものに置き換わることがしばしばあります。気がつけばリンクを消していますが、とても消しきれません。中には悪質なものの可能性もあるのでご注意ください。
(注) この「どんくら映画関連記事一覧更新」の記事にはコメント/トラックバックはできません。
 

テーマ:映画 - ジャンル:映画

アメリカン・コミック映画 <DCコミック> 一覧
■ 公開中

・ ワンダーウーマン   2017年8月公開  HOT

■これから公開

・ ジャスティスリーグ   2017年11月米国/日本公開.................... バットマン、ワンダー・ウーマン、アクアマン、ザ・フラッシュ、サイボーグ等

・ アクアマン ???               2018年公開予定
・ ワンダーウーマン2 ???          2019年公開予定
・ シャザム!(キャプテン・マーベル)???  2019年公開予定
・ フラッシュポイント ???            2020年公開予定
・ ジャスティスリーグ Part Two ?    
・ バットマン ???      
・ ゴッサム・シティ・サイレンズ(ハーレイ・クイン) ???   
・ マン・オブ・スティール2(スーパーマン) ???   
・ サイボーグ ???       
・ ブラックアダム ???               ドウェイン・ジョンソン



■ 公開済みで本ブログに掲載されている映画/TV

・ スーサイド・スクワッド (2016)    ハーレイ・クイン、ジョーカー、デッドショット、、、 

・ レジェンド・オブ・トゥモロー (TV2016~) .......... ファイヤーストーム、アトム、リップ・ハンター、ホワイトキャナリー、ホークガール、ホークマン、ヒート・ウェーブ、キャプテン・コールド...

・ バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 (2016)

・ スーパーマン リターンズ  (2006)
・ マン・オブ・ステール (2013)

・ SUPERGIRL/スーパーガール Vol.1-1(TV2015~) 

・ ダークナイト (2008) ........ バットマン
・ ダークナイト・ライジング (2012)
・ GOTHAM/ゴッサム Ep.1-1~2  Ep.1-3~12 Ep.1-13~22 (TV2014~2015) 

・ THE FLASH/フラッシュ (TV2014~) 
・ グリーン・ランタン (2011)
・ ウォッチメン (2009)
・ Vフォー・ヴェンデッタ  (2006)


テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

アメリカン・コミック映画 <マーベル・コミックス> 一覧
■これから公開

マイティ・ソー バトルロイヤル"THOR: RAGNAROK"(2017/2017) 2017年11月日本公開
ブラック・パンサー  (2018/2018)                    2018年3月日本公開

デッドプール2 (原題)             2018年3月米国公開
X-メン:ザ・ニュー・ミュータンツ(原題)   2018年4月米国公開 ....... アニヤ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズ
アベンジャーズ インフィニティウォー(原題) 2018年5月米国公開 ....... ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーも参戦
アントマンとワスプ (原題)            2018年7月米国公開   
ヴェノム (原題)                   2018年10月米国公開
X-メン:ダーク・フェニックス(原題)       2018年11月米国公開 ....... プロフェッサーX、マグニートー、ミスティーク、ジーン・グレイ、、

スパイダーマン タイトル未定           2019年公開
アベンジャーズ タイトル未定           2019年公開
キャプテン・マーベル (原題)          2019年公開 ..... ブリー・ラーソン
デッドプール3 (原題)             ????年 米国公開
X-Force (原題)                ????年公開  .....  デッドプール
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3(タイトル不明)   ????年公開
SPAWN (タイトル不明)

■ 公開済で本ブログに掲載されている映画

スパイダーマン3  (2007)  .....トビー・マグワイア/キルステン・ダンスト
アメイジング・スパイダーマン (2012)   ......アンドリュー・ガーフィールド/エマ・ストーン
アメイジング・スパイダーマン2 (2014)
スパイダーマン:ホームカミング (2017/2017)  トム・ホランド    2017年8月日本公開   NEW

ウルヴァリンX-MEN ZERO (2009)
ウルヴァリン: SAMURAI (2013)
LOGANローガン (2017/2017)   2017年6月日本公開 NEW

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017/2017)  2017年5月日本公開 NEW

ドクター・ストレンジ (2016/2017)

X-MEN:ファイナル ディシジョン (2006)
X-MEN:ファースト・ジェネレーション (2011)
X-MEN:フューチャー&パスト (2014)
X-MEN:アポカリプス (2016/2016)  

デッドプール(2016)    

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー (2011)
キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー (2014)
キャプテン・アメリカ シビル・ウォー (2016)  

アントマン (2015)

アベンジャーズ (2012)
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン (2015)

アイアンマン  (2008)
アイアンマン2 (2010)
アイアンマン3 (2013)

マイティ・ソー   (2011)
マイティ・ソー ダーク・ワールド  (2013)

ファンタスティック・フォー 超能力ユニット (2005)  ..... ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ
ファンタスティック・フォー 銀河の危機 (2007)
ファンタスティック・フォー (2015)  ..... マイルズ・テラー/ケイト・マーラ

ゴーストライダー  (2007)
ゴーストライダー2 (2012)

インクレディブル・ハルク (2008)

パニッシャー:ウォーゾーン  (2008)

テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

スター・ウォーズ シリーズ
 約40年昔、1977年に第一作エピソード4が公開された「スターウォーズ」には1983年までルーク・スカイウォーカーやハン・ソロが活躍する3部作が公開された。
 第一作から22年後の1999~2005年には、ルーク・スカイウォーカーの父親アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービを中心とする三部作が公開された。
 2015年からはレイア姫の子供の世代を中心とする三部作が公開されている。
 他にスピンオフや3D版、TVアニメ版があり、小説やコミックやゲームもある。本ブログで扱うのは映画およびTV版のみ。


(1)エピソード1~3 (1999-2005)
 アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービを中心とする三部作

・ エピソードⅠ ファントム・メナス  Star Wars: Episode I - The Phantom Menace   (1999)
・ エピソードⅡ クローンの攻撃   Star Wars: Episode II - Attack of the Clones  (2002)
・ エピソードⅢ シスの復讐 Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith  (2005)

 宇宙は各星の代表で構成される共和国元老院によって秩序が保たれている。元老院の施策を実現するためにたくさんのジェダイの騎士たちがいた。共和国制に反対する分離主義者たちの勢いが増しジェダイの騎士だけでは抑えられなくなり共和国正規軍の設立が議論されていた。
 この三部作では従来の手法に加えてCGが使えるようになっている。


(2)エピソード4~6 (1977-1983)
 ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レイア姫が活躍する三部作。スターウォーズシリーズの中で最初に公開された。

・ エピソードⅣ 新たなる希望 Star Wars: Episode IV - A New Hope (1977)
・ エピソードⅤ 帝国の逆襲    Star Wars: Episode V - The Empire Strikes Back  (1980)
・ エピソードⅥ ジェダイの帰還(復讐) Star Wars: Episode VI - Return of the Jedi (1983)

 宇宙は帝国によって支配されている。帝国の圧政に対して反乱軍が抵抗を続けているが圧倒的に劣勢。かって宇宙の平和を守っていたジェダイの騎士は消え去り伝説となっている。
 映画の製作技術としてはCGはまだ登場しておらずSFX(特撮)が使われている。昔から使われているストップモーションにコンピュータ制御で動かすカメラを組み合た技術が使われた。デジタル映画はなく撮影にも上映にもフィルムが使われた。別々にフィルム撮影した映像を光学的に重ね合わせることが可能になっている。
 現在私が所有しているBDは公開当時の映像に、後日CGによる映像を追加したものになっている。


(3)エピソード7~9   (2015-2019)

・ Episode VII スター・ウォーズ フォースの覚醒 "Star Wars: The Force Awakens" (2015)  
・ Episode VIII スター・ウォーズ 最後のジェダイ "Star Wars: The Last Jedi." (2017)   2017年12月公開
・ Star Wars: Episode IX (2019)               2019年公開予定

 帝国に代わる“ファースト・オーダー”が銀河を支配しつつある。レイア・オーガナ将軍が率いるレジスタンスが共和国の支援を受けながらファースト・オーダーと戦っている。砂漠の惑星ジャクーで廃村回収をしている少女レイは幼い時に去った家族の帰りを待ち続けている。レイにとってルーク・スカイウォーカーやハン・ソロは神話に出てくる架空の人物だった。


(4) スピンオフ

・ クローンウォーズ (2008) 
 エピソード2と3の間の頃。ジェダイの騎士たちがクローン軍を指揮して分離主義者のドローン軍と戦っていた時代を描くCGアニメ。

・ ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー"Rogue One: A Star Wars Story" (2016/2016)    NEW
 エピソード4の直前。 女性凶悪犯罪者のジン・アーソ率いる寄せ集め部隊「ローグ・ワン」が帝国の究極兵器デス・スターの設計図を盗み出す。
  フェリシティ・ジョーンズ、マッツ・ミケルセン、ドニー・イェン

・ (タイトル未定)   2018年5月公開予定
 若いころのハン・ソロ。 3部作となるかもしれない。
   オールデン・エアエンライク、エミリア・クラーク、ウディ・ハレルソン、タンディ・ニュートン

・ (内容は不明)   2020年公開
 ボバ・フェット?

・ ?????

(5) TVアニメシリーズ

・ クローンウォーズ Star Wars: The Clone Wars  (TV2008~) TVアニメシリーズ
 映画「クローンウォーズ (2008)」のTVアニメシリーズ版で エピソード2と3の間の頃。ジェダイの騎士たちがクローン軍を指揮して分離主義者のドローン軍と戦っていた時代。2008年に開始され現在(2015)7シーズン目に入っている。

・ スター・ウォーズ 反乱者たち Star Wars Rebels  (2014~) (TV Series)
     シーズン1(TV2014)、シーズン2-12-2(TV2015)
 エピソード3の後の時代を描くTVアニメシリーズ。ほとんどのジェダイの騎士が殺され宇宙は帝国によって支配されている。
 惑星ロザルの孤児エズラは反乱軍に加わる。

(6) その他

・ エンドア/イウォーク
  「エピソードⅥ ジェダイの帰還(復讐)」の舞台となった森の月「エンドア」の住人イウォークが活躍する映画2本とTVアニメシリーズ
 -イウォーク・アドベンチャー CARAVAN OF COURAGE: THE EWOKE ADVENTURE(1984/1985)
 -エンドア/魔空の妖精 EWOKES: THE BATTLE FOR ENDOR (1985/1987)
 -スター・ウォーズ イウォーク物語 Ewoks  (TV1985~1987)

・ エピソードⅠファントム・メナス 3D (2012)
  1999年に公開されたエピソードⅠの3D版で2012年に公開された。

・ エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街 (2015)
  「エピソードⅣ 新たなる希望 」にたまたま出演した無名の脇役やエキストラを追ったドキュメンタリー。映画の中では顔が出なかったり台詞もないのにイベントでは人気者でフィギュアになった人たちもいる。



テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

美女と野獣 原作と映像化
『美女と野獣"La Belle et la Bête"』は1740年にフランスのヴィルヌーヴ夫人が最初に発表した。現在広く知られていて映画化の原作にもなっているのは1756年のボーモン夫人版。
 『美女と野獣』には見かけは醜いが心の美しい野獣と、見かけは美しいが心が醜い姉たち、見かけも心も美しい娘が登場する。
 ペローやグリムの童話では登場人物に名前がないものが多いが、この物語のヒロインの名前は「ベル」だと思っていた。改めて原作(翻訳)を読むとベルと言うのは「美女」を意味していて名前はやはりわからない。


【原作のあらすじ】

 大金持ちの商人がいた。
 3人の美人の娘たちの中でも末娘は特別きれいだったのでベランファン("la belle enfant"、美しい子)と呼ばれた。大きくなっても末娘はベル(美人)と呼ばれた。ベルはとても気立てのいい娘だったが、姉2人はそうではなかった。
 商人が全財産を失い、田舎の小さな別荘だけが残った。商人と3人の息子たちは一生懸命畑を耕した。ベルは朝早くから一生懸命働き仕事が片付くと読書をしたりクラヴサン(チェンバロ)を弾いてすごした。2人の姉は一日中だらだらとすごした。
 1年ほどたったころ、幸運にも商品を積んだ船が港に戻ったと連絡があり商人は町にでかける。2人の姉は豪華なおみやげを頼んだが、ベルが頼んだのは1本のバラだけだった。町に行ったものの、商人は結局無一文で戻らなくてはならなかった。
 帰る途中、商人は雪嵐にあい道に迷ってしまう。夜になり見つけた宮殿に入ったが誰もいない。大広間には暖炉に火が燃えテーブルには1人分のごちそうが置かれていた。翌日、商人が目覚めるとテーブルにはココアが置かれていた(1)。
 宮殿を出て厩に向かう途中、商人はベルのためにバラの花を1本折った。そのとたんものすごい音が鳴り響き恐ろしい顔をした野獣が現れて言った。「私はおまえの命を救ったのに、おまえは私がなによりも大切にしているバラを盗んだ。お前は死ななければならない。お前の娘のうち誰かひとりが身代わりになるならそれでも良い。」
 別荘に戻った商人は、ベルにバラを渡し、子供たちに恐ろしいできごとを話した。しかしベルは自分が行けば済むことだと言った。

 商人とベルが出発する時、姉たちはたまねぎで目をこすって涙を流した。父親と兄たちも泣いていたが、ベルは泣かなかった。
 商人とベルが宮殿に着くと大広間に2人分のごちそうが並べられていた。食事がすむと大きな音と共に野獣が現れた。ベルは野獣の恐ろしい顔を見てぞっとしたが気丈にふるまった。
 翌朝、父親が出発するとベルは座って泣きだした。ベルは夜になったら野獣が自分を食べてしまうと信じていた。
 でもその前にベルは美しいお城を見に行くことにした。門の上には「ベルの屋敷」と書かれていて、中には大きな書棚やクラヴサンが置かれていた。野獣がすぐに自分を食べるつもりではないとわかりベルはほっとした。
ベルは大きな鏡を通して父親の家の様子を見ることもできた。
 正午になると(2) 食事を並べたテーブルがあった。夜の食事のときには野獣が現れベルが食事をしているのを見ていた。食後、野獣はベルに結婚してくれないかと言ったがベルはきっぱり断った。野獣は大きなため息をついて部屋を出ていった。

 ベルは平和な気持ちで3か月をすごした。毎晩のように野獣はベルを訪ねてきておしゃべりをした。ベルは9時になるのが待ち遠しいと思えるほどとなった(3)。ただ、毎回最後に野獣が求婚しベルが断った。
 ある日、ベルが鏡を見ると父親が病に臥せっていた。すでに姉たちは結婚し、兄たちは兵士となっていた。ベルは野獣に1週間だけ家に戻りたいと願い、野獣はそれを許した。宮殿に戻るには指輪を置けば良い。
 翌朝、ベルは父親の家で目覚めた。父親とベルは抱き合った。知らせを聞いてふたりの姉がかけつけてきた。
 ふたりとも自分の結婚に不満だらけで美しく着飾ったベルをねたましく思った。ふたりの姉はベルを一週間以上ひきとめれば怒った野獣がベルを食べてしまうだろうとたくらんだ。一週間後ベルが帰ろうとすると姉たちがとても悲しんだのでベルは帰るのをもう一週間伸ばすことにした。

 10日目の夜、ベルは死にかかっている野獣の夢を見た。目を覚ましたベルはテーブルに指輪を置いた。
 翌朝ベルは宮殿で目覚めた。ベルはやっとのことで倒れている野獣を見つけた。目を開けた野獣は「死ぬ前におまえに会えてうれしい」と言った。ベルは「あなたは死にません。私はあなたの妻になります。」と言った。
 突然、宮殿が明るくなり花火があがり音楽が鳴り響いた。野獣は消え美しい王子が現れた。
 お城には父親を始め家族がいた。仙女が現れふたりの姉を石像に変えた。ベルと王子は結婚し末永く幸せに暮らした、


(1) 朝食はココアだけ?
(2) 朝食はなし?
(3) 夕食は9時らしい。


・ 参考書籍: ①角川文庫 美女と野獣 ボーモン夫人著 鈴木豊訳 ...「美女と野獣」等15作が収録されている。
 

【主な映像化作品】

美女と野獣 La belle et la bête (1946、フランス) ジャン・コクトー/ジャン・マレー

□美女と野獣 Beauty and the Beast (TV1976) ジョージ・C・スコット

美女と野獣 Beauty and the Beast(1991、米) ディズニーアニメ

□美女&野獣 Beauty and the Beast (2009、オーストラリア)

美女と野獣 Die Schöne und das Biest (2012、ドイツ/オーストリア) 

美女と野獣 La belle et la bête (2014/2014、フランス) レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル

美女と野獣 (TV2014、イタリア/スペイン)  ファンタジーではない恋愛ドラマ

美女と野獣 Beauty and the Beast (2017/2017、米)  ディズニーVFX実写、 エマ・ワトソン




テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

第89回アカデミー賞(2016年度オスカー) 受賞およびノミネーション一覧一覧
第89回アカデミー賞(2016年度オスカー)      2017年2月26日(現地時間)発表

             ノミネーション一覧  (受賞)

■作品賞

・ 『メッセージ Arrival』
・ 『フェンス Fences』
・ 『ハクソー・リッジ Hacksaw Ridge』
・ 『最後の追跡 Hell or High Water』
・ 『ドリーム Hidden Figures』
・ 『ラ・ラ・ランド
・ 『LION/ライオン 25年目のただいま
・ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー
 『ムーンライト

■監督賞

・ ドゥニ・ヴィルヌーヴ 『メッセージ
・ メル・ギブソン 『ハクソー・リッジ
 デイミアン・チャゼル 『ラ・ラ・ランド
・ ケネス・ロナーガン 『マンチェスター・バイ・ザ・シー
・ バリー・ジェンキンス 『ムーンライト

■主演男優賞

 ケイシー・アフレック 『マンチェスター・バイ・ザ・シー
・ アンドリュー・ガーフィールド 『ハクソー・リッジ
・ ライアン・ゴズリング 『ラ・ラ・ランド
・ ヴィゴ・モーテンセン 『はじまりへの旅
・ デンゼル・ワシントン  『フェンス Fences』
 
■主演女優賞

・ イザベル・ユペール 『エル Elle』
・ ルース・ネッガ 『ラビング 愛という名前のふたり』
・ ナタリー・ポートマン 『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命
 エマ・ストーン 『ラ・ラ・ランド
・ メリル・ストリープ 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり

■助演男優賞

 マハーシャラ・アリ 『ムーンライト
・ ジェフ・ブリッジス 『最後の追跡』
・ ルーカス・ヘッジズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー
・ デヴ・パテル 『LION/ライオン 25年目のただいま
・ マイケル・シャノン 『ノクターナル・アニマルズ Nocturnal Animals』

■助演女優賞

 ヴィオラ・デイヴィス 『フェンス Fences』
・ ナオミ・ハリス 『ムーンライト
・ ニコール・キッドマン 『LION/ライオン 25年目のただいま
・ オクタヴィア・スペンサー 『ドリーム Hidden Figures』
・ ミシェル・ウィリアムズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー

■長編アニメ賞

・ 『Kubo and the Two Strings』
・ 『モアナと伝説の海』
・ 『 My Life as a Zucchini』
・ 『レッドタートル ある島の物語』
 『ズートピア

■短編アニメ賞

・ 『Blind Vaysha』
・ 『Borrowed Time』
・ 『Pear Cider and Cigarettes』
・ 『 Pearl』
 『ひな鳥の冒険』

■短編実写映画賞
・ 『Ennemis Interieurs』
・ 『La Femme et le TGV』
・ 『Silent Nights』
 『 合唱 "MINDENKI"』
・ 『Timecode』

■長編ドキュメンタリー賞

・ 『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』
・ 『I Am Not Your Negro』
・ 『ぼくと魔法の言葉たち』
 『O.J.: Made in America』
・ 『13TH -憲法修正第13条』

■短編ドキュメンタリー賞

・ 『Extremis』
・ 『4.1 Miles』
・ 『 Joe’s Violin』
・ 『 Watani: My Homeland』
 『 ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊 "The White Helmets"』

■外国語映画賞 

・ 『ヒトラーの忘れもの』(デンマーク)
・ 『幸せなひとりぼっち』(スウェーデン)
 『セールスマン』(イラン)
・ 『Tanna』(オーストラリア)
・ 『ありがとう、トニ・エルドマン』(ドイツ)

■脚本賞

・ 『最後の追跡』 テイラー・シェリダン 
・ 『ラ・ラ・ランド』 デイミアン・チャゼル
・ 『ロブスター』ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ
 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 ケネス・ロナーガン
・ 『20センチュリー・ウーマン』 マイク・ミルズ

■脚色賞

・ 『メッセージ』 エリック・ハイセラー
・ 『フェンス Fences』 オーガスト・ウィルソン
・ 『ドリーム Hidden Figures』 アリソン・シュローダー&セオドア・メルフィ
・ 『LION/ライオン 25年目のただいま』 ルーク・デイヴィス
 『ムーンライト』 バリー・ジェンキンス、タレル・アルヴィン・マクレイニー

■作曲賞 Music - Original Score

・ 『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』 ミカ・レヴィ
 『ラ・ラ・ランド』 ジャスティン・ハーウィッツ
・ 『LION/ライオン 25年目のただいま』 ダスティン・オハロラン&ハウシュカ
・ 『ムーンライト』 ニコラス・ブリテル
・ 『パッセンジャー』 トーマス・ニューマン

■歌曲賞 Music - Original Song

・ 『ラ・ラ・ランド』の 「Audition(The Fools Who Dream)」
・ 『Trolls』の「Can't Stop the Feeling」
 『ラ・ラ・ランド』の 「City of Stars」
・ 『Jim: The James Foley Story』の 「The Empty Chair」
・ 『モアナと伝説の海』の「How Far I'll Go」

■撮影賞 "Cinematgraphy"

・ 『メッセージ』  ブラッドフォード・ヤング 
 『ラ・ラ・ランド』 リヌス・サンドグレン
・ 『LION/ライオン 25年目のただいま』 グレイグ・フレイザー
・ 『ムーンライト』  ジェームズ・ラクストン
・ 『沈黙−サイレンス−』 ロドリゴ・プリエト

■編集賞

・ 『メッセージ』  ジョー・ウォーカー
 『ハクソー・リッジ』 ジョン・ギルバート
・ 『最後の追跡』   ジェイク・ロバーツ
・ 『ラ・ラ・ランド』 トム・クロス
・ 『ムーンライト』  ナット・サンダーズ、ジョイ・マクミロン

■衣装デザイン賞

・ 『マリアンヌ
 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
・ 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり
・ 『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命
・ 『ラ・ラ・ランド

■メイク・ヘアスタイリング賞

・ 『幸せなひとりぼっち
・ 『スター・トレック BEYOND
 『スーサイド・スクワッド

■美術賞 "Production Design"

・ 『メッセージ
・ 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
・ 『ヘイル、シーザー!
 『ラ・ラ・ランド
・ 『パッセンジャー

■音響編集賞 “Sound Editing”

 『メッセージ
・ 『バーニング・オーシャン
・ 『ハクソー・リッジ
・ 『ラ・ラ・ランド
・ 『ハドソン川の奇跡

■音響賞(調整) “Sound Mixing”

・ 『メッセージ
 『ハクソー・リッジ
・ 『ラ・ラ・ランド
・ 『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
・ 『13時間 ベンガジの秘密の兵士

■視覚効果賞

・ 『バーニング・オーシャン
・ 『ドクター・ストレンジ
 『ジャングル・ブック
・ 『 Kubo and the Two Strings』
・ 『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー



テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

クリスマスに観たい映画
本ブログに掲載されているクリスマス関連の映画 (随時更新)     はクリスマス映画として特に好きな映画


> 2017年11月に米国で公開される"The Man Who Invented Christmas"はチャールズ・ディケンズが「クリスマス・キャロル(A Christmas Carol」を書き上げる実話を基にした映画。


■クリスマスがテーマの映画

・ 「素晴らしき哉、人生!(1946)」 60年以上も昔のモノクロ/スタンダードサイズの美しいクリスマス・ファンタジー。自分のつまらない人生を嘆くジョージに、2級天使がジョージがどんなにみんなに役だってきたかを見せて勇気づける。
・ 「グレムリン (1984) 」 自称発明家のペルツァーはチャイナタウンで息子ビリーへのクリスマス・プレゼントにかわいらしい生き物モグワイを買いギズモと名付ける。しかしギズモからとんでもない怪物“グレムリン”が飛び出してくる。
 「ラブ・アクチュアリー (2003)」   クリスマスらしい楽しい映画。クリスマス・シーズンのロンドンを舞台に様々な愛のドラマが同時進行で互いにからみあいながら語られる。キーラ・ナイトレイがとにかく可愛い。
・ 「恋のクリスマス大作戦(2004)」 クリスマスの孤独に耐えられなくなった男が強引に赤の他人の家族になるコメディ
・ 「クランク家のちょっと素敵なクリスマス (2004)」  「今年はクリスマスを祝うのをやめる」と言い出したものだから隣近所から大非難を浴びるコメディ
・ 「戦場のアリア (2005)」 第一次世界大戦さなかのクリスマス・イヴ。敵同士の独仏英(スコットランド)の兵隊たちがつかぬまの休戦を実現した実話。  ダイアン・クルーガー
・ 「エアポート・アドベンチャー クリスマス大作戦(2006)」 大雪で閉鎖された空港で、クリスマス・イブだというのになぜか親のいない子供たちが大暴れするファミリー向けコメディ。
・ 「ファイナル・デッドコール (2006)」   今は女子寮になっている昔殺人のあった邸宅で、クリスマスに女子学生が次々に殺されていくホラー。「暗闇にベルが鳴る(1974)」のリメイク。原題は「ブラック・クリスマス」
・ 「クリスマス・ストーリー (2008)」   クリスマスに大家族が両親の家に泊まりこみで集まる。カトリーヌ・ドヌーヴ
・ 「フォー・クリスマス(2008)」 クリスマスを家族抜きで過ごしてきたカップルが1日で4つのクリスマスに参加しなければならなくなるコメディ。
・ 「マーティン・フリーマンの スクール・オブ・ミュージカル (2009)」  小学校でクリスマスシーズンに上演されるキリスト生誕劇担当になった教師が、有名校教師の元親友にバカにされてついつい口からでまかせの嘘を言ったら、TV・新聞・市長まで巻き込む大騒ぎになってしまうコメディ。ホビットのマーティン・フリーマン主演。英国映画
・ 「クリスマスのその夜に (2010)」 誰もが幸せなクリスマスを迎えられるわけではない。ノルウェーを舞台にクリスマスを迎えた人たちのそれぞれの物語
・ 「くるみ割り人形(2010)」 チャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」の物語と曲を元にしたエル・ファニング(10歳頃)主演の家族向けのクリスマス・ファンタジー。
・ 「クリスマスを取り戻せ! リトル・ドラゴンとサンタの魔法の石 (2014) 」 ドラゴンがいたころ、孤児院を抜け出した5人の子供たちがサンタの宝物を取り戻そうとがんばる家族向けファンタジー
・ 「ロビン・ウィリアムズのクリスマスの奇跡 (2014)」 クリスマス・イブにそれぞれ問題のある家族を持つ3人の子供たちが両親の家に集まる。父親と長男は犬猿の仲。ところが長男がサンタを信じる息子のプレゼントを自宅に忘れてきたことに気づき父親と一緒に朝までに取りに行ってこようとする。子供向きではないクリスマス・コメディ
・ 「クーパー家の晩餐会  (2015) 」 年に一度、離れて暮らすクーパー家の4世代の家族が集まり仲良くクリスマスイブにディナーを楽しむ。結婚40年の夫婦はクリスマスが終わったら離婚するつもり。
・ 「クランプス 魔物の儀式 (2015)」 クランプスはヨーロッパ中部に伝わる伝説上の恐ろしい生物でクリスマスの頃に現れて悪い子供に警告して罰を与えると伝えられている。やさしさと犠牲というクリスマスの精神を忘れた二組の家族をクランプスが襲う。


■ディケンズのクリスマス・キャロル 

・ 「スクルージ(原題)  (1935)」 モノクロ/スタンダード/約77分。概ね、原作に沿っている。
・ 「クリスマス・キャロル(1938)」 モノクロ。レジナルド・オーエン主演
 「クリスマス・キャロル(1970)」 私が一番好きなクリスマス・キャロル。ミュージカル。アルバート・フィニー主演。
・ 「アメリカン クリスマス・キャロル (1979)」 舞台を世界大恐慌時代の米国に置き換えている。
・ 「クリスマス・キャロル(1984)」 ジョージ・C・スコット主演で名優を前面に出したオーソドックスでまじめな映画。
・ 「クリスマス・キャロル(1999)」 パトリック・スチュワート主演。TV用。
・ 「クリスマス・キャロル(2004)」 ミュージカル。94年から10年間クリスマス・シーズンに上演された舞台劇を映画化。
・ 「Disney'sクリスマス・キャロル(2009)」 3DCGアニメ版
・ 「ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト (2009)」 過去・現在・未来のガールフレンドのゴーストが現れるクリスマス・キャロルのパロディ


■サンタクロース

 「三十四丁目の奇蹟(1947)」  ニューヨークのメイシーズ百貨店の感謝祭パレードのサンタクロース役の老人が「私は本物のサンタクロース」と名乗り裁判にかけられるクリスマス映画の古典。ナタリー・ウッド
・ 「34丁目の奇蹟(1994)」 1947年版のリメイク。リチャード・アッテンボロー  
・ 「サンタクロースになった少年(2007)」(フィンランド)サンタクロース誕生物語
・ 「レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース (2010)」(フィンランド)本物のサンタクロースは実はとても怖い!
・ 「ナイトメア・オブ・サンタクロース (2010)」(オランダ) 本物の聖ニコラスは実はとても怖い!
・ 「アーサー・クリスマスの大冒険 (2011)」 世界中でたったひとり、サンタクロースがプレゼントを届け忘れたこどものために、サンタクロースのできのわるい息子アーサーが一生懸命がんばるファンタジー・アニメーション。
・ 「ガーディアンズ 伝説の勇者たち (2012) 」 子供たちに悪夢を見させるピッチ・ブラック(ブギーマン)から子供たちを守るためサンタクロース率いるガーディアンズが立ち上がる。ヒュー・ジャックマンなど声優陣が豪華なCGアニメ。
・ 「サーシャと魔法のワンダーランド (2013) 」 サーシャは大みそかに「マロース爺さん」を待っている。ロシア映画。
・ 「ゲット・サンタ! 聖なる夜の脱獄大作戦 (2014)」 ロンドンで逃げたトナカイを探していたサンタクロースが不審者として刑務所に入れられてしまう。

■キリスト

・ 「ブレス・ザ・チャイルド(2000)」  悪魔を崇拝する教団がヤコブの星の元に生まれた奇跡の力を持つ子供を狙う
・ 「マリア (2006)」 聖母マリアが告知を受けてからイエスが誕生しエジプトに逃れるまで。ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
・ 「新約聖書 イエスと二人のマリア (2012)」 ヨセフがマリアに求婚するところからイエスのよみがえりまで。マグダラのマリア。

■クリスマス休暇

・ 「さらば友よ(1968)」クリスマス休暇で誰もいない会社の金庫を破ろうとする
・ 「P2」 クリスマス休暇でみんな帰った会社の駐車場に女性が監禁される
・ 「ホリデイ(2006)」 女性二人が家を交換してクリスマス休暇をすごす

■クリスマスが出てくるその他の映画

・ 「ドクトル・ジバゴ(1965)」 クリスマス・イブのレストランでラーラがコマロフスキーを撃つ。
・ 「鉄道員(1956)」  家族のクリスマス・パーティの場面がある
・ 「ダイ・ハード (1988)」 ロサンゼルスのビルを武装集団が襲いクリスマス・パーティ中のナカトミ社の従業員を人質にする。
・ 「ダイ・ハード2 (1990)」 LAの事件から一年後のクリスマス・イブ、マクレーン刑事が別居中の妻を迎えに来たダレス国際空港をテロリストグループが乗っ取る。
・ 「ホーム・アローン (1990)」 大人4人子供11人のマカリスター家がクリスマスにパリ旅行。ところが8歳のケビンが家に置き忘れられる。留守宅を狙った2人組の泥棒と戦うケビンはひとりでクリスマスツリーを飾る。
・ 「ホーム・アローン2 (1992)」 今年のクリスマス、マカリスター家はフロリダ旅行。ところがケビンだけがなぜかニューヨークに。ケビンは昨年の2人組と遭遇しおもちゃ屋を守るために闘う。日本でも毎年ニュースになるロックフェラーセンターのクリスマスツリーが出てくる。
・ 「ホーム・アローン5(2012)」クリスマスシーズンに雪積もるメイン州に越してきたバクスター一家。両親の留守中、フィンは家に侵入しようとする3人組と戦う。
・ 「クリスマスに雪はふるの? (1996、フランス)」 貧しくて不幸な母子家庭にもクリスマスはやってくる。
・ 「クライム・クリスマス ニューヨークの白い粉(2001)」 1993年、クリスマス間近のニューヨーク。金持ちの男が誘拐される。妻は必死に身代金を工面しようと奔走するがホリデイシーズンのため現金を用意できない。
・ 「バッドサンタ (2003) 」 酔っぱらいの中年男のウィリーは、クリスマスの時期になるとサンタクロースに扮して子供相手に1か月アルバイトをする。本当の目的はクリスマス商戦で膨らむデパートの金庫。今年はなぜか肥満少年につきまとわれる。
・ 「シャーロットのおくりもの (2006)」 嫌われものの蜘蛛のシャーロットに優しくしてくれたのは子ぶたのウィルバー。シャーロットは、ウィルバーがクリスマスのごちそうにならないように「何か」をしてウィルバーを救おうとする。 ダコタ・ファニング
・ 「アルビン 歌うシマリス3兄弟 (2007)」シマリス3兄弟が住んでいた木がクリスマスツリー用に切られてしまう
・ 「やさしい嘘と贈り物 (2008)」ひとりで暮らす老人は自分宛のプレゼントをクリスマスツリーの下に置く。
・ 「死霊の棲む森 (2008)」 クリスマス・イブにふたごのソフィーが死んだミーガンは死者が蘇る夏至の日を待つ。
・ 「モール☆コップ (2009)」 クリスマス・セールス中のショッピング・モールを襲った強盗団に太っちょの警備員がたったひとりで立ち向かうコメディ
・ 「大洗にも星はふるなり (2009)」 エリコちゃんから「クリスマスイヴに江ノ島で会いましょう」という手紙。日本
・ 「アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場 (2012)」  少女が「クリスマスの星」を探すノルウェーのファンタジー・アドベンチャー。クリスマス・イブで大忙しのサンタクロースも登場。


■クリスマス“も”出てくるその他の映画

・ 「めぐり逢い(1957)」 ラストシーンはクリスマスの頃
・ 「アパートの鍵貸します (1960)」 出世のために上司の浮気用に鍵を貸した男。上司の愛人は片思いの彼女だった。クリスマスのころが舞台。
・ 「未来世紀ブラジル (1985) 」 クリスマスのころのどこか。タトル"Tuttle"の代わりにバトル"Buttle"が逮捕される。
・ 「リーサル・ウェポン (1987)」  クリスマスの頃のロサンゼルス
・ 「めぐり逢えたら(1993)」 冒頭ヒロインが婚約を発表するのはクリスマス
・ 「THE LAST DAY(2004)」 クリスマスで実家に帰省するために列車に乗ったシモンは、ルイーズという娘と知り合う。シモンは親しくなったルイーズを連れて実家に戻る。メラニー・ロラン
・ 「ワンナイト・イン・モンコック (2004)」クリスマス・イブの香港が舞台
・ 「デス・ロード 染血 (2007)」 クリスマスに規制しようとした女子学生が恐怖の体験をする。オランダのシンタクラースの話が出てくる。
・ 「地獄のクリスマス・キャロル (2007)」 「クリスマスイブ」という台詞がなければクリスマスとわからない。
・ 「ヒットマンズ・レクイエム (2008)」 クリスマスのころのブルージュが舞台
・ 「ミッドナイト・トレイン (2009)」 舞台はクリスマスの夜行列車
・ 「パパの木 (2010)」 8歳の女の子シモーンは死んだパパがいないのにクリスマスをするのに反対する。
・ 「アイス・クエイク (2010)」  クリスマス・イブのアラスカで突然大地震が起きる
・ 「ジャックとジル(2011)」  アダム・サンドラーが男女の一卵性双生児を一人二役で演じるおバカコメディ。クリスマスのころにするユダヤ教の行事(らしい)「ハヌカ」が出てくる。
・ 「エリア407  絶滅大陸 (2012) 」 クリスマス休暇を過ごした人達が乗った旅客機が墜落し生存者たちはさらなる恐怖に襲われる。
・ 「レ・ミゼラブル(2012)」 テナルディエの宿屋の場面にサンタクロースがいて「サンタ」と叫ぶ台詞もある。原作ではジャン・バルジャンがテナルディエの宿屋に現れるのは1823年のクリスマスだけど、19世紀のフランスに「サンタクロース」がいたか若干疑問。
・ 「ATM (2012)」 同僚3人は会社のクリスマスのパーティの後で被害に会う
・ 「ヒプノティスト 催眠 (2012)」 クリスマス間近のストックホルムが舞台
・ 「レジェンド・オブ・ホーン 伝説の大冒険 (2012)」 青の妖精たちがクリスマスの準備をしている。
・ 「チャールズ・スワン三世の頭ン中 (2012) 」 クリスマス・パーティのシーンがある。
・ 「ザ・タワー 超高層ビル大火災 (2012) 」  クリスマス・イブの夜、二棟の超高層ビルで大火災が発生する。韓国映画
・ 「テッド (2012)」  1985年のクリスマス、8歳のジョン・ベネットは大きなテディ・ベアをもらい、テディと名付ける。
・ 「スティーラーズ (2013) 」 春になったのに店頭になぜか黒人のサンタクロースが置かれている南部の田舎町の質屋にショットガンを持った男が入ってくる。
・ 「ゲッタウェイ スーパースネーク (2013) 」 クリスマスの頃のブルガリア
・ 「ポリス・ストーリー レジェンド (2013) 」  クリスマスの頃の北京。中国映画
・ 「ジュラシック・ワールド (2015)」 冒頭クリスマスの音楽が流れているがその後まったくそれらしいものがない。
・ 「アタリ ゲームオーバー (2014)」 1982年のクリスマスに売りだされたアタリのゲームソフト「E.T.」は史上最低のクソゲームと今も言われ続けているらしい。
・ 「ブルックリン (2015)」 1950年頃、ブルックリンに住むアイルランド移民のエイリシュは神父がクリスマスに職のない老人たちを招く晩餐会を手伝う。
・ 「SHERLOCKシャーロック 忌まわしき花嫁 (TV2015) 」1895年、クリスマスのころのロンドン。ウエディング・ドレスを着たエミリアが人々の目の前で口に銃口を突っ込んで自殺した。
・ 「キャロル (2015)」 1952年のクリスマスシーズン。ニューヨークのデパートで働くテレーズは貴婦人のキャロルと出会う。



テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

アメリカン・コミック映画 <マーベル/DC 以外> 一覧
■ 過去に公開され本ブログに掲載されている映画

ミュータント・タートルズ  (2014) 
ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ> (2016)    2016年8月公開

300スリー・ハンドレッド    (2006)
300スリーハンドレッド 帝国の進撃 (2014) 

シン・シティ (2005)
シン・シティ 復讐の女神 (2014)


テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

雪の女王 原作童話と映画化
ハンス・クリスチャン・アンデルセンは19世紀デンマークの童話作家。シャルル・ペローやグリム兄弟の童話が民間伝承のお話を元にしているのに対し、アンデルセン童話は創作によるものが多い。「親指姫」「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」なども知られている。「雪の女王」はアンデルセンが1840年代に発表した物語で、過去何度も映像化されてきた。
「アナと雪の女王」は、アンデルセンの雪の女王からインスピレーションを得たもので物語はアンデルセンとは関係がない。


【原作のあらすじ】

 悪魔が、映すものをなんでも醜く映す鏡をつくった。小悪魔たちが鏡を落としてしまい鏡はこなごなに砕け散った。

 大きな町にふたりの仲の良いこども、ゲルダとカイが住んでいた。どちらの家族も屋根裏部屋に住んでいて互いの屋根がくっつきあい小さな窓が向かいあっていた。どちらの親も窓の外に木箱を置いてバラを植えていた。ゲルダとカイは窓から出てバラの木の下で遊んだ。
 冬になって窓が凍りつくとストーブで温めた銅貨を凍った窓に押し当ててのぞき穴をつくり互いの目を見ることができた。
 夏の日、ふたりがバラの木のそばにいた時、突然カイが心臓と目に何かが刺さったと叫んだ。その時からカイはいじわるになり、ゲルダと遊ばなくなった。

 冬になり、そり遊びをしていたカイは、白い毛皮を着た女の人の豪華な白いそりに自分のそりをくくりつけ町を出ていった。雪の女王にキスをされると、カイはゲルダや家族の事をわすれてしまった。みんなはカイは川でおぼれたとうわさした。

 春になりゲルダは新しい赤い靴をはいてカイを探しに出かけた。
 ゲルダは川に赤い靴をあげるからカイを返してくれるようにお願いし、岸につないであった小舟の先から靴を川に投げ込んだ。小舟が岸を離れてながれはじめた。
 小舟は大きなさくらんぼ園についた。たくさんの花が描かれた大きな日よけ帽をかぶったおばあさんがゲルダを家に招き入れた。あばあさんにさくらんぼをごちそうになり金のくしで髪をとかされているうちにゲルダはカイの事を忘れてしまった。ゲルダをそばにおいておきたいおばあさんはゲルダがカイのことを思い出さないように庭のバラを地中にかくしてしまった。
 ある日の事、おばあさんの帽子をながめていたゲルダはバラの花の絵を見つけた。地面の中からバラが現れて、ゲルダはカイの事を思い出した。 ゲルダははだしのまま庭を飛び出した。もう秋もおしまいのころだった。

 ゲルダは仲良くなったカラスからカイらしい男の子が王女様と結婚しようとしていると聞く。ゲルダはカラスの手引きでお城に忍び込む。でも男の子はカイではなかった。王子様と王女様はゲルダに同情してくれ、ゲルダは豪華な服とブーツと馬車をもらいお城を出発した。

 山賊が馬車を襲いゲルダも捕えられる。ゲルダは食べられそうになるが、友達が欲しい山賊の娘に救われる。ゲルダはカイの事を娘に話す。森バトがカイは雪の女王と一緒にラップランドに向かったと話す。娘はゲルダをトナカイに乗せて解放してくれた。

 ゲルダは、ラツプランドのラップ女(注)と、フィンマルケンのフィン女(注)の世話になる。

 雪の女王のお城でカイは女王から氷のカケラをならべて「永遠」ということばにすれば自由の身だと言われていた。
 ゲルダがお城に入った時、雪の女王はイタリアの山を白くそめようと出かけていた。
 ゲルダはカイに抱きついた。ゲルダのなみだがカイの心臓のカケラを流し、カイが泣いたので目に入っていたカケラが目からながれだした。
 幸せなふたりを見て氷のかけらが踊りだし雪の女王に言いつけられた言葉になったので、カイは自由の身となった。

 家に戻ったふたりは自分たちがおとなになっていることに気がついた。

> 参考書籍: アンデルセン作 木村由利子 訳 「雪の女王」 偕成社 
(注) ラップ人: 現在は主にサーミ人と呼ばれサーミ(ラップランド)やロシア北部コラ半島にいる先住民族。
(注) フィン人: フィンランドを構成する主要民族


【雪の女王 主な映画化作品】

□ The Snow Queen (1955、英国) (TV Series)
■ 雪の女王  (1957、ソ連、アニメ)
□ Die Schneekönigin (1964、西ドイツ)
□ The Snow Queen (1967、ロシア)
□ Die Schneekönigin (1975、東ドイツ)
□ The Snow Queen (1976、英国)
□ Tayna snezhnoy korolevy (The Secret of the Snow Queen) (1986、ロシア)
□ 雪の女王/THE SNOW QUEEN LUMIKUNINGATAR  (1986、フィンランド/スウェーデン)
□ The Snow Queen (1995、英国、アニメ)
■ 雪の女王/スノークィーン  (2002、米国)
□ The Snow Queen (2005、英国)
□ The Snow Queen (2010、ノルウェー/エストニア)
■ 雪の女王 (2012、ロシア、アニメ) 
■ 雪の女王 (2014、ドイツ/フィンランド) 
□ 雪の女王 新たなる旅立ち (2014、ロシア、アニメ) ..... 「雪の女王(2012)」の続編
■ スノークイーン 少女ゲルダと雪の女王 (2015、ロシア)
□ The Snow Queen 3 (2016、ロシア、アニメ) ....... 「雪の女王 新たなる旅立ち (2014)」の続編


テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

第88回アカデミー賞(2015年度オスカー) 受賞およびノミネーション一覧
第88回アカデミー賞(2015年度オスカー)      2016年2月28日(現地時間)発表

    ノミネーション 一覧   ( 受賞)

■作品賞

・ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転 The Big Short』
・ 『ブルックリン Brooklyn』
・ 『ブリッジ・オブ・スパイ Bridge of Spies』
・ 『マッドマックス 怒りのデス・ロード Mad Max: Fury Road』
・ 『オデッセイ The Martian』
・ 『レヴェナント:蘇えりし者 The Revenant』
・ 『ルーム Room』
  『スポットライト 世紀のスクープ Spotlight』

■主演男優賞

・ ブライアン・クランストン 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 Trumbo』
・ マット・デイモン 『オデッセイ
 レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者
・ マイケル・ファスベンダー 『スティーブ・ジョブズ
・ エディ・レッドメイン 『リリーのすべて

■主演女優賞

・ ケイト・ブランシェット 『キャロル
 ブリー・ラーソン 『ルーム
・ ジェニファー・ローレンス 『ジョイ "JOY"』
・ シャーロット・ランプリング  『さざなみ
・ シアーシャ・ローナン  『ブルックリン

■助演男優賞

・ クリスチャン・ベイル 『マネー・ショート 華麗なる大逆転
・ トム・ハーディ 『レヴェナント:蘇えりし者
 マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ
・ マーク・ラファロ 『スポットライト 世紀のスクープ
・ シルヴェスター・スタローン 『クリード チャンプを継ぐ男

■助演女優賞

・ ジェニファー・ジェイソン・リー 『ヘイトフル・エイト
・ ルーニー・マーラ 『キャロル
・ レイチェル・マクアダムス 『スポットライト 世紀のスクープ
 アリシア・ヴィカンダー 『リリーのすべて
・ ケイト・ウィンスレット 『スティーブ・ジョブズ

■監督賞

・ アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転
・ ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード
 アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『レヴェナント:蘇えりし者
・ レニー・アブラハムソン 『ルーム
・ トム・マッカーシー 『スポットライト 世紀のスクープ

■脚本賞

・ 『ブリッジ・オブ・スパイ』 Matt Charman, Ethan Coen, Joel Coen
・ 『エクス・マキナ Ex Machina』 Alex Garland
・ 『インサイド・ヘッド』 Pete Docter, Meg LeFauve, Josh Cooley, Ronnie Del Carmen
 『スポットライト 世紀のスクープ』 Josh Singer, Tom McCarthy
・ 『ストレイト・アウタ・コンプトン』 Andrea Berloff, Jonathan Herman, S. Leigh Savidge, Alan Wenkus

■脚色賞

 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 Charles Randolph, Adam McKay
・ 『ブルックリン』  Nick Hornby
・ 『キャロル』  Phyllis Nagy
・ 『オデッセイ』 Drew Goddard
・ 『ルーム』  Emma Donoghue

■長編アニメ賞

・ 『Anomalisa』
・ 『父を探して "O Menino e o Mundo"』
 『インサイド・ヘッド』
・ 『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~"Shaun the Sheep Movie"』
・ 『思い出のマーニー』

■外国語映画賞

・ 『彷徨える河 "El abrazo de la serpiente"』 コロンビア
・ 『ある戦争 "Krigen"』 デンマーク
・ 『裸足の季節 "Mustang"』 フランス/トルコ/ドイツ
 『サウルの息子 "Saul fia"』   ハンガリー
・ 『ディーブ "Theeb"』 ヨルダン/アラブ首長国連邦/カタール/英国

■撮影賞

・ 『キャロル』  Edward Lachman
・ 『ヘイトフル・エイト』 Robert Richardson
・ 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 John Seale
 『レヴェナント:蘇えりし者』 Emmanuel Lubezki
・ 『ボーダーライン』 Roger Deakins

■編集賞

・ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 Hank Corwin
 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Margaret Sixel
・ 『レヴェナント:蘇えりし者』 Stephen Mirrione
・ 『スポットライト 世紀のスクープ』 Tom McArdle
・ 『スター・ウォーズ フォースの覚醒』 Maryann Brandon, Mary Jo Markey

■美術賞

・ 『ブリッジ・オブ・スパイ』 Adam Stockhausen, Rena DeAngelo, Bernhard Henrich
・ 『リリーのすべて』 Eve Stewart, Michael Standish
 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Colin Gibson, Lisa Thompson
・ 『オデッセイ』 Arthur Max, Celia Bobak
・ 『レヴェナント:蘇えりし者』 Jack Fisk, Hamish Purdy

■衣装デザイン賞

・ 『キャロル』 Sandy Powell
・ 『シンデレラ(2015)』 Sandy Powell
・ 『リリーのすべて』 Paco Delgado
 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Jenny Beavan
・ 『レヴェナント:蘇えりし者』 Jacqueline West

■メイクアップ&ヘアスタイリング賞

・ 『100歳の華麗なる冒険』  Love Larson, Eva Von Bahr
 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Lesley Vanderwalt, Elka Wardega, Damian Martin
・ 『レヴェナント:蘇えりし者』 Sian Grigg, Duncan Jarman, Robert A. Pandini

■作曲賞  Music - Original Score

・ 『ブリッジ・オブ・スパイ』 Thomas Newman
・ 『キャロル』  Carter Burwell
 『ヘイトフル・エイト』 Ennio Morricone
・ 『ボーダーライン』 Jóhann Jóhannsson
・ 『スター・ウォーズ フォースの覚醒』 John Williams

■歌曲賞   Music - Original Song

・ 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の "Earned It"...The Weeknd, Belly, TBD, Stephan Moccio
・ 『The Hunting Ground』  の "Til It Happens to You"   ...Diane Warren, Lady Gaga
・ 『Racing Extinction』 の "Manta Ray"   ...J. Ralph, Antony Hegarty
 『007 スペクター』の "Writing's On The Wall"  ...Sam Smith, James Napier
・ 『グランドフィナーレ"Youth"』 の "Simple Song #3"   ...David Lang

■音響賞(調整) “Sound Mixing”

・ 『ブリッジ・オブ・スパイ』 Andy Nelson, Gary Rydstrom, Drew Kunin
 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Chris Jenkins, Gregg Rudloff, Ben Osmo
・ 『オデッセイ』 Paul Massey, Mark Taylor, Mac Ruth
・ 『レヴェナント:蘇えりし者』 Jon Taylor, Frank A. Montaño, Randy Thom, Chris Duesterdiek
・ 『スター・ウォーズ フォースの覚醒』 Andy Nelson, Christopher Scarabosio, Stuart Wilson

■音響編集賞 “Sound Editing”

 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Mark A. Mangini, David White
・ 『オデッセイ』  Oliver Tarney
・ 『レヴェナント:蘇えりし者』 Martín Hernández, Lon Bender
・ 『ボーダーライン Sicario』 Alan Robert Murray
・ 『スター・ウォーズ フォースの覚醒』 Matthew Wood, David Acord

■視覚効果賞

 『エクス・マキナ』 Andrew Whitehurst, Paul Norris, Mark Williams Ardington, Sara Bennett
・ 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Andrew Jackson, Tom Wood, Dan Oliver, Andy Williams
・ 『オデッセイ』 Richard Stammers, Anders Langlands, Chris Lawrence, Steven Warner
・ 『レヴェナント:蘇えりし者』  Richard McBride, Matt Shumway, Jason Smith, Cameron Waldbauer
・ 『スター・ウォーズ フォースの覚醒』 Roger Guyett, Pat Tubach, Neal Scanlan, Chris Corbould

■長編ドキュメンタリー賞

 AMYエイミー "Amy"
・ カルテル・ランド "Cartel Land"
・ ルック・オブ・サイレンス "The Look of Silence"
・ ニーナ・シモン 魂の歌 "What Happened, Miss Simone?"
・ ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い "Winter on Fire"

■短編ドキュメンタリー賞

・ Body Team 12
・ War Within the Walls
・ Claude Lanzmann: Spectres of the Shoah
 A Girl in the River: The Price of Forgiveness
・ Last Day of Freedom

■短編アニメ賞

 Historia de un oso
・ Mi ne mozhem zhit bez kosmosa
・ Prologue
・ Sanjay's Super Team
・ World of Tomorrow

■短編実写映画賞

・ Ave Maria
・ Day One
・ Alles wird gut
・ Shok
 Stutterer




テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

スリーピー・ホロウ 原作と映像化
「スリーピー・ホロウの伝説"The Legend of Sleepy Hollow"」は米国の作家ワシントン・アーヴィング が1820年ごろに出版したエッセイ・短編集「スケッチブック"The Sketch Book of Geoffrey Crayon, Gent." 」に納められた短編のひとつ。「リップ・ヴァン・ウィンクル」も納められている。
 現在ニューヨーク州にあるスリーピー・ホロウは1996年にノース・タリータウンから改称した。アービングもこの墓地に眠っている。
 最近では、スリーピー・ホロウとハロウィンが結びついているようだが、原作(翻訳)①にはカボチャは出てくるが事件の夜のパーティも「縫物仕事の会」であって収穫祭ではない。ただしWIKIPEDIA20160221 に掲載されているあらすじでは" a harvest party (収穫パーティ)"となっている。
 過去の映画を見ると「The Night of the Headless Horseman (1999、TV Movie)」ではカボチャのジャック・オ・ランタンの絵が使われている。
 ちなみにハロウィンはケルトの信仰から伝わったと言われていて米国にはアイルランドやスコットランドからの移民によって伝えられたらしい。ジャック・オ・ランタンは元々カブが使われていたが米国ではアメリカ大陸原産のカボチャに代わった。

 「スリーピー・ホロウ」は、サイレント映画の時代から何度も映像化されていてタイトルに"Sleepy Hollow "や"Headless Horseman"が使われている。
 これまで私が観た映画はティム・バートン監督、ジョニー・デップ/クリスティナ・リッチの「スリーピー・ホロウ(1999)」で原作に緩く沿っている。
 TVシリーズ版の「スリーピー・ホロウ(TV2013)」は第一話だけ観た。話を現代に移し、原作からは登場人物の名前だけ借りている。

【あらすじ】

  ニューヨークからハドソン川を遡った東岸にある入江にタリータウンという村があった。そこからさして遠くない小高い丘に挟まれた地域は物憂げな静寂に包まれていてスリーピー・ホロウ(眠い窪地)と呼ばれていた。

 オランダ移民の子孫の住民の中には昔ドイツの妖術師がこの地域に魔法をかけたとか、インディアンの魔術師が儀式を行ったという話が伝わっていた。この地域に出没する多くの幽霊の中で最も有名なのはヘッドレスホースマン(頭のない騎士)である。アメリカ独立戦争中の戦いで馬に乗ったまま大砲の弾で頭を吹き飛ばされたヘッセン(ドイツ)の傭兵が近くの教会の墓地に埋められた。夜になるとその騎士が墓穴から脱け出して首を探して彷徨っているのが目撃されている。

 今から30年ほど前(1790年頃?)、コネチカットから来たイカボッド・クレインが子供たちに勉強を教えるためにこの村に住み着いた。クレイン(鶴)という名の通り細くてひょろ長い男だった。
イカポッドは週に一度讃美歌の指導もしていたがその中にカトリナ・ヴァン・タッセルというオランダ人の裕福な農家の一人娘がいた。18歳のカトリナは美しいばかりでなく莫大な遺産の相続人でもあったため近隣の男たちのあこがれの的だった。その中でもブロム・バーンズ(エイブラハム/ブロム・ヴァン・ブラント)という無骨な男は馬術に優れ腕っ節も強く人望もあったため、他の男たちはとても勝ち目がないとあきらめた。しかしクレインは無謀にもあきらめなかった。
 ヴァン・タッセル氏が屋敷で「縫物仕事の会」を開きクレインもブロム・バーンズも招待された。クレインは宿を借りていたオランダ人から老馬を借りてでかけていった。大そうなごちそうが並んだパーティが夜が更けてお開きになる頃までも、クレインはカトリナとふたりきりで話すため残っていた。やがてがっくりと肩を落とし意気消沈したクレインは老馬で屋敷を後にした。
 幽霊が出ると言ううわさの川にさしかかったころ、クレインは誰かがついてくるのに気がついた。クレインが見ると、身体をマントに包んだ巨人のような背丈の頭のない男が馬に乗っていて、頭が鞍の前に乗っていた。
 クレインは必死に逃げた。橋を渡って振り返ると男が鞍の上に立って頭を投げつけようとしていた。頭は見事クレインの頭を直撃し、クレインは馬から転げ落ちた。
 翌朝、宿の前で老馬が草を食んでいた。クレインはいつまでたっても帰ってこなかった。
 人々が探しまわると、クレインの帽子とつぶれたカボチャが落ちているのが見つかった。クレインの遺体は見つからなかった。

 数年後、クレインをニューヨークで見かけたという人もいる。一方で、廃校となった学校にクレインの幽霊が出るとうわさする人もいた。



・参考書籍①: 岩波文庫「スケッチ・ブック(下)」アーヴィング作 齊藤昇 訳



【主な映像化一覧】

□The Headless Horseman (1922) サイレント映画、ウィル・ロジャース
□The Legend of Sleepy Hollow (1949) ディズニーアニメ
□The Legend of Sleepy Hollow (1980) ジェフ・ゴールドブラム
スリーピー・ホロウ SLEEPY HOLLOW (1999/2000) ティム・バートン監督 ジョニー・デップ
□レジェンド・オブ・スリーピー・ホロウ The Legend of Sleepy Hollow (TV1999)
□The Night of the Headless Horseman (1999、TV Movie)
スリーピー・ホロウ SLEEPY HOLLOW (TV2013~)




テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

クリスマス・キャロル 原作と映画化
クリスマス・イブの夜のロンドン。金儲けと仕事が大好きで他人に対する優しさのかけらも持たない男の元に過去・現在・未来のクリスマスの霊が訪れて改心させる チャールズ・ディケンズ著「クリスマス・キャロル(A Christmas Carol」 は無声時代から過去数十回も映像化されてきた。

原作が発表されたのは1843年。物語もその時代の現代劇だった。当時の庶民が貧しいなりにクリスマスを楽しんでいる一方で、ロンドン市長の豪華な祝宴が皮肉られている。

クリスマスは本来はキリストの生誕を祝う宗教的なものだけど、この小説では宗教色は薄くクリスマスを(スクルージの甥の言葉で)「誰もが親切になって心を開く楽しい日」と位置づけている。また、日曜日を安息日として仕事を休ませようとする教会を批判する会話もある。

> 2017年11月に米国で公開される"The Man Who Invented Christmas"はチャールズ・ディケンズが「クリスマス・キャロル(A Christmas Carol」を書き上げる実話を基にした映画。


【原作のあらすじ】
> 本の場合普通“第一章”となるがこの本は「キャロル」なので音楽のように節(STAVE)が使われている。

■第一節マーレイの幽霊

 マーレイとスクルージは“とても長い間”一緒に仕事をした。スクルージは仕事熱心なマーレイを尊敬していたが7年前の今日、クリスマスイブに亡くなった。
 スクルージは「ロンドン王立取引所」ではとても信用がある。スクルージの顔はとても年寄りくさい。クリスマスイブだというのにせっせと仕事をしていてただひとりの従業員にも働かせている。スクルージと従業員のどちらの部屋にも細々とした火しかない。

 やたら陽気な甥がやってきてスクルージを翌日の自宅の食事に招くがスクルージは「ばかばかしい」といって追い出す。甥は貧乏だけど恋愛結婚している。従業員の給金は1週わずか15ボブ(シリング)。スクルージでさえ少ない金額だと思っている。

> 「ばかばかしい(ハンバグ humbug)」という言葉はスクルージの口癖として他の映画でも使われることがある。

 ふたりの紳士が来て貧乏な人たちのための寄付を求めるが、スクルージは『貧乏人は救貧院か刑務所に入れればいい。死んだほうが口減らしになる』と言ってふたりを追い出す。
 クリスマスで活気づく街の様子が紹介される。ひとりの男の子が事務所の前でクリスマスの歌を歌いだしてスクルージに追い払われる。

> たいていの映画では複数の子供たちが歌う。

 やっと事務所を閉める時間になる。ケチなスクルージの事務所でさえ翌日の12月25日は有給休暇。従業員はコーヒンヒル通りの坂を子供たちと20回もすべり、カムデンタウンの自宅に帰っていく。
> 事務所ではおとなしい従業員が根は明るい男だとわかる。

 スクルージはいつもの陰気な食堂で陰気な食事をして自宅に帰る。
> 食堂での食事を省略している映画が多い。
> 1970年版ではスクルージは高利貸で、イブだというのに町で借金の取り立てをする。

 スクルージが住んでいる建物のカギを開けるとき、玄関についている大きなノッカーがマーレイの顔に変わりスクルージをじっと見る。玄関の奥の広い階段を馬のいない霊柩馬車が横切っていく。
 スクルージはネクタイをとりガウンを着ておかゆを食べるために暖炉のわびしい火の前に座った、
 突然スクルージの部屋の呼び鈴が激しくなり、マーレイの幽霊がドアを通り抜けて現れる。腰には長くて重い鎖が巻かれている。マーレイは永遠に鎖を引きずってさまよわなくてはならない。なんで生きているときに善いことをしなかったのかと後悔している。
 マーレイはスクルージを改心させるために3人の霊が現れると予告する。「明日、午前1時に第一の霊」「つぎの晩、同じ時刻に第二の霊、三番目の霊はそのつぎの晩12時の鐘が鳴り終わるのと同時に現れる」。
 マーレイの霊は窓から消える。外には鎖をつけたたくさんの霊がただよっている。 スクルージはベッドに入る。

> 原作の文面通りだと3番目の霊が現れるのは27日ということになる。

■第2節 一番目の霊(過去のクリスマスの霊)

 スクルージがベッドに入ったのは2時過ぎのはずなのに12時に目覚める。そして1時に最初の霊が現れる。
> 一番目の霊の外見は、1938年版では輝く若い女性、1970年版では赤い服を着た年配の女性。

 霊はスクルージを子供時代に連れて行く。クリスマス休暇で寄宿学校の生徒たちが家に帰っていくがエプニーザ・スクルージの父親は息子が休暇に家に帰ることを許さなかった。ひとりさびしく学校に残る自分を見て、スクルージは事務所の前で歌っていた男の子にやさしくしてあげればよかったと思う。
 エプニーザは少し大きくなり、妹ファンが父親にお願いして兄の帰宅を許してもらった。ファンはいつも兄のことを気にしてくれたが若くして亡くなった。その息子が事務所に来た陽気な甥だ。
 青年になったエプニーザが奉公したフェジウェグは陽気な男で、クリスマスイブには早めに店を閉めさせ、ダンスやごちそうで従業員と一緒におおさわぎをした。
 婚約者のベルがお金に夢中になったエプニーザから去り、他の男と結婚したくさんの子供たちと幸せにくらしている。

> 1970版ではフェジウェグの娘イライザと婚約していてパーティでダンスを踊る。

■第3節 2番目の霊(現在のクリスマスの霊)

 時計が午前1時を知らせる。壁も天井も緑で覆われ、ごちそうが山のように積み上げられた明るい部屋に緑の服にひいらぎの冠をした陽気な大男がワインを飲んでいる。兄弟は1800人以上(原作が発表されたのは1843年)だと言う。
 霊とスクルージはにぎわっている街を歩く。霊は手に持ったたいまつからいいにおいのする水を人々にふりかけている。
   スクルージ: 「日曜日を安息日として店を閉めさせようとしている。」
   霊:      「私は知らない」

> 当時の教会を批判しているのだろう。
> 1938年版では、教会で人々が讃美歌をうたっている。その中には甥のフレッドと婚約者のベス、ボブ・クラチットと息子のティムもいる。 

 霊はスクルージを従業員のボブ・クラチットの家に連れていく。クラチット夫妻は子だくさんなのにボブは薄給で家も狭い。
> 原作ではここで初めてボブの名前が出てくる。
> ボブはかなりの子だくさんで生活はかなり苦しいはず。それでもスクルージに雇われているのは当時職を得るのがかなりむつかしかったのだろう。
> 原作からクラチット家の家族を拾うと、ボブ、奥さん、長女マーサ、ベリンダ、長男ピーター、幼い男の子と女の子、小さなティムの子供6人の8人家族らしい。

 外で働いている長女マーサがやっと帰宅、ボブも足の悪いティムと共に帰宅する。小さいティムは両足に鉄の枠をはめ小さな松葉杖を使っている。
 彼らにしては大ごちそうの“がちょう”と人数にしては小さいプディングに大騒ぎする。ボブがスクルージさんのために乾杯しようと提案しておかみさんを怒らせる。それでもみんなしぶしぶ乾杯をした。
 ボブはまだこどもの長男ピーターに働き口が見つかりそうだと話す。
 ティムがかわいい声で上手に歌を歌う。霊はスクルージにティムはもうすぐ死ぬと言う。

> 1938年版、1999年版ではマーサの帰宅を取り上げているが省略しているものもある。ティムを省略しているものはないようだ。

 どの家もクリスマスで浮き立っている。
 寒風の吹く荒野に住む鉱員の家庭でも、荒れ狂う海に立つ灯台でも、はるか沖合に浮かぶ船の上でもクリスマスを楽しんでいた。
 スクルージの甥フレッドの家では美しい奥さんや友人たちが集まりごちそうを食べたり音楽を楽しんだりゲームで盛り上がったりしていた。みんなからは見えないスクルージまで仲間に入って楽しんだ。
 霊とスクルージは、病院や外国や救貧院や牢獄も訪れた。
 真夜中が近づき霊はすっかり老けたように見えた。霊の衣の中にはとても醜いふたりの人間の子供「無知」と「欠乏」がしがみついていた。



■第4節 最後の霊(未来のクリスマスの霊)

 鐘が12時を打ち、真っ黒な衣とフードで全身を隠した霊が現れる。
 王立取引所ではスクルージの商売仲間たちが誰かが死んだことを話題にして笑いあっていた。
 場末のみすぼらしい界隈の薄汚い店には、掃除婦、洗濯女、葬儀屋が死人からくすねたものを売りに来ていた。
 霊はスクルージを誰もいない暗い部屋のカーテンもないむき出しのベッドの脇に連れていく。おんぼろのシーツの下に誰かの死体が横たわっていた。スクルージは誰が死んだのか気になったが怖くてのぞけなかった。
 明るい光がさしこむ部屋では母親と子供たちが借金の返済を待ってもらおうと出かけていった父親の帰りを待っていた。若いのにやつれはてた顔の夫が帰ってきて貸主は死んでいたと言う。夫婦は他人の死を喜んではいけないと思いながら心が浮き立つのを抑えられなかった。
 ボブ・クラチットの家はティムの死で悲しみに沈んでいた。帰宅したボブはスクルージの甥がとても親切に気を使ってくれたと家族に話した。
 霊はスクルージを墓地に連れて行く。墓地には「エプニーザ・スクルージ」と彫られた墓石があった。暗い部屋で身ぐるみはがされて誰にも看取られずに放置されていた死体はスクルージだったのだ。

> 1970年版では「スクルージさんありがとう。死んでくれてありがとう」と陽気に歌われる。


■第5節 結末

 スクルージはいつものカーテン付きの自分のベッドで目覚めた。
 スクルージが窓の下を通りかかった少年に今日は何の日かと尋ねると少年は「クリスマスに決まっているよ!」と答えた。スクルージは鳥屋に品評会で賞をとったでっかい七面鳥を匿名でボブの家に届けさせた。
 スクルージはいい服を着てうれしそうに町に繰り出した。昨日寄付を頼みに来た紳士に出会い多額の寄付を約束する。
 スクルージは甥の家を訪ねた。フレッドと奥さんはびっくりぎょうてん。友人たちも来てスクルージは一緒にパーティやゲームを楽しんだ。
 翌日、スクルージは早めに事務所にいた。ボブ・クラチットは定刻の9時を18分半遅刻してびくびくしながら出勤する。スクルージはボブを怒鳴りつけ「お前の給料を増やす」と言った。スクルージはティムの二番目のお父さんになった。
 人々はスクルージさんほどクリスマスの祝い方を知っている人はいないとうわさするようになった。

> 1938年版では甥を共同経営者にする。甥は婚約しているが結婚しておらずこれで結婚できると喜ぶ。ボブの給料を上げ、長男のピーターも大きくなったら雇うと約束する。
> 1970年版ではスクルージはサンタクロースの扮装をして七面鳥やプレゼントをクラチット家に届けて驚かせる。町のみんなの借金をなかったことにする。「スクルージさんありがとう。親切にしてくれてありがとう」と陽気に歌われる。

・参考書籍
① 講談社 青い鳥文庫「クリスマス・キャロル」こだまともこ訳
② A BANTAM CLASSIC "A Christmas Carol"



【主な映画化作品(抜粋)】

Scrooge (1935、英国、モノクロ/スタンダードサイズ)
クリスマス・キャロル A Christmas Carol (1938、モノクロ)
□Scrooge (1951、英国) アラステア・シム
クリスマス・キャロル SCROOGE (1970、ミュージカル) アルバート・フィニー 
□クリスマス・キャロル(1977)   マイケル・ホーダーン 
アメリカン クリスマス・キャロル(1979)...大恐慌時代の米国
クリスマス・キャロル A CHRISTMAS CAROL (1984) ジョージCスコット
□クリスマス・キャロル"The Muppet Christmas Carol" (1992) セサミストリート版。マイケル・ケイン
□新・クリスマス・キャロル MS.SCROOGE (1997) 女性版スクルージ、シシリー・タイソン
□わんちゃんたちのクリスマス・キャロル (1998、アニメ)  
クリスマス・キャロル A Christmas Carol (1999) (TV Movie)   パトリック・スチュワート
□ヴァネッサ・ウィリアムズのクリスマス・キャロルA Diva's Christmas Carol (2000)  ヴァネッサ・ウィリアムズ
□クリスマス・キャロル (2001、英国/ドイツ、アニメ)   サイモン・キャロウ
クリスマスキャロル (2004、ミュージカル) (TV Movie)   ケルシー・グラマー
□メリー・ゴースト・クリスマス/間違いだらけのクリスマス・キャロル "KARROLL'S CHRISTMAS" (2004)
□クリスマス・キャロルの大冒険 "Es ist ein Elch entsprungen" (2005、ドイツ)
クリスマス・キャロル(Disney's)  A Christmas Carol (2009、アニメ)  ジム・キャリー
ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト(2009)  過去・現在・未来のガールフレンドのゴーストが現れるパロディ
□A Christmas Carol (2015、カナダ)  コリン・ベイカーがディケンズを演じるミュージカル。59分。

ーーー これから公開
□A Christmas Carol (????)   ハリー・ポッターのジニー役 ボニーライトが出演。スクルージ役は"Stuart Brennan"。詳細不明。


テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

ロバと王女の原作「ロバの皮」
ジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画「ロバと王女(1970)」の原作はシャルル・ペローの童話集に納められている「ろばの皮」。映画の原題も「ロバの皮"Peau d'Âne"」。
 父親である王様から結婚を迫られた王女が逃げ出し、他国の王子と結ばれる物語だけど、王子と出会って以降の展開は「シンデレラ」そっくり。

 しかしこの物語、本当に童話なの? なんせ近親相姦寸前の物語。
 原作では国王は実の娘と結婚することにする。娘である王女は空の色のドレスも月の色のドレスも用意され『ほとんど同意する決心を固めるところ』まで行くが仙女に止められる。
 映画では実の娘との結婚を最初に勧めたのは大臣であり、父親もその気になる。王女に相談されたリラの精は父親との結婚をしないように説得するけれど、これも近親相姦を止めるというよりは自分が国王と結婚したかったかららしく、最後に国王との妻として登場する。

 ちなみに国王は娘の要求をすべて叶えるが、ロバの皮以外は家来を脅して作らせたもの。これを真実の愛と呼ぶのはおかしい。


□ シャルル・ペロー 「ろばの皮」

 ある国に立派な王様がいた。お妃さまはとても美しくて優しい方で王様はとても愛していた。王様の厩舎のいちばん目立つ場所には糞便の代わりに金貨を出すろばがいた。

 王妃が病にかかり「自分より美しくて賢い女性となら再婚してかまわない」と言い残して亡くなる。
 数ヵ月たつと王様に条件に合う女性を探しまわったがどうしても見つからない。ついに見つけた理想の再婚相手は自分の娘だった。王様は王女と再婚することにする。
 悲しんだ王女は仙女に相談して空の色のドレス、月の色のドレス、太陽の色のドレスを王様に要求するがすべて用意されてしまう。王女は王様の財産の元である金貨を出すろばの皮を要求するがこれも用意されてしまう。

 仙女は王女にろばの皮をかぶせた汚い姿にして遠くに去らせた。王女の服や宝物を詰めた見えない箱が王女の後をついていった。王女は汚い下女として小作地の農家に住みつきみんなに「ろばの皮」と呼ばれた。普段はろばの皮として下男たちの嫌がらせに耐えたが、日曜には自分の時間を持つことができる。小さな住処に籠り箱を開けて着飾って美しい自分の姿を楽しむことができた。

 この小作地には時々狩りの帰りに若い王子が立ち寄った。ろばの皮は遠くから王子の姿に見とれていた。 
 ある休日たまたま裏庭の暗い小路を歩いていた王子が鍵穴からのぞくと豪華なドレスを着飾った女性がいた。王子はその美しい顔立ちに敬意さえ感じた。
 宮廷に戻った王子はとじこもって物思いに沈み、舞踏会にも狩りにも行かず、食欲もなくなってしまった。王子はあの素晴らしい娘は誰なのかとたずねたけれど、王子のいう場所に住んでいるのは醜いろばの皮だった。
 王子はろばの皮が作ったケーキを食べたいという。人々はろばの皮はもっとも卑しくもっとも不潔だと反対したけれど、母親(王妃)は王子の願いをかなえることにした。
 王子はろばの皮が焼いたパンケーキをとてもおいしく食べた。中からエメラルドのついた金の指輪が出てきた。王子の恋の病はますます深刻で王子は痩せていった。

 王様は王子を結婚させることにした。王子はこの指輪に合う人となら結婚してもいいと言った。
 王子と結婚するにはほっそりとした指の持ち主でなければならないと言ううわさが流れ、指を削ったり指の先を切り落としたりする娘もいた。
 指輪のテストは高貴な人から始まり平民の娘たちまで、果ては下働きの召使いや料理女、雑魚のような連中まで試したけれどだれにも合わなかった。とうとう残ったのはろばの皮だけになってしまった。
 ろばの皮が黒い皮の下から出したのは象牙のように白い小さな、ほんのり赤味のさした手で、運命の指輪はぴったりと小さな指にはまった。
 ろばの皮は華麗な服に身を包んで姿を現し、豪華な美しさにみな圧倒された。愛らしい金髪にはダイヤモンドがちりばめられ、青く、大きく、やさしく、切れ長の目は誇り高い威厳をたたえていた。

 婚礼には近隣の諸国の王たちも招かれた。
 かって実の娘に恋い焦がれた父親も、すっかり心を入れ替え、愛する娘の結婚を祝福した。


・参考書籍
③岩波文庫 完訳ペルー童話集「ろばの皮」 新倉朗子訳

テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

白雪姫/スノーホワイト 原作童話と映画化
白雪姫/スノーホワイトはドイツの民話を元にしてグリム兄弟によってまとめられたとされている。
 ただし、グリム兄弟自身が版を重ねる時に内容を書き換えたので細部が異なる版がある。たとえば私が読んだ翻訳本①②では白雪姫は「黒檀の窓枠の木のように黒い髪」だがもっと前の版では「黒い瞳で金髪」だった。また、初期の版では白雪姫を殺そうとするのは継母ではなく実母だった。
 原作だと白雪姫は7歳にして鏡に「継母よりも美人」と言われた。よほど大人びた完成した顔だったのだろう。王子がたとえ16歳だとしても7歳の妻をもらうのは...
 原作では王子もこびとたちにも名前はない。
 ディズニーアニメでは白雪姫は王子のキスで目覚めるが、グリム童話では違う。

【原作のあらすじ】

□グリム童話 白雪姫/雪白姫

 雪の降る日、針仕事していたお妃は指を刺して血が雪の上に落ちた。お妃は「雪のように白く、血のように赤く、窓枠のように黒い、そんな子がほしい」と思った。そして雪のように白く、血のように赤く、髪は窓枠の黒檀のように黒い女の子が生まれ白雪姫と名付けられた。出産後お妃はすぐに亡くなった。

 1年たち王様は再婚した。新しいお妃は美人だけど性格が悪かった。お妃は不思議な鏡を持っていて鏡に「国中で誰が一番美人か」と尋ねると鏡は「あなたが一番美しい」と答えた。

 白雪姫が七つになった頃、お妃が鏡に誰が一番美人か尋ねると鏡は「白雪姫があなたの千倍美しい」と答えた。お妃は白雪姫を森で殺して肺と肝を持ってくるように狩人に命じた。狩人は白雪姫がお城には戻らないと言ったので代わりに仔猪を殺して肺と肝をお妃にさし出した。お妃はそれを白雪姫だと思い込み塩ゆでにして食べた。

 白雪姫は森の奥で、山で石を掘る7人のこびとのかわいい家を見つけた。白雪姫から事情を聞いたこびとたちは、ずっと家にいていいと言った。ただしだれも家に入れてはいけないと忠告した。
 白雪姫が森で死んだと思ったお妃が再び鏡に尋ねると、鏡は「7人のこびとの家の白雪姫はあなたの千倍美しい」と答えた。

 お妃は胸紐売りの老婆に化けてこびとの家を訪ねた。お妃が胸紐を思い切りきつくしばって結んだので白雪姫は息がつまって倒れた。帰ってきたこびとたちが結ばれている紐を切ると白雪姫は息を吹き返した。
 お妃はこんどは櫛売りの老婆に化けた。お妃が毒入りの櫛を白雪姫の髪にさすと白雪姫はばったりと倒れた。帰ってきたこびとたちが櫛を抜くと白雪姫は息を吹き返した。
 お妃はこんどは白っぽい皮が半分だけ赤くなった毒林檎をつくった。お妃は林檎を半分に割り自分は白い方を食べ、毒の入った赤い方を白雪姫に差し出した。白雪姫がほんのひとかじり口にすると息たえてたおれてしまった。
 お城に帰ったお妃が鏡に尋ねると「あなたが一番美しい」と答えた。
 帰ってきたこびとたちは今度は白雪姫をどうしても生き返らせることができなかった。こびとたちはガラスでつくった棺に白雪姫を寝かせて山のてっぺんに置いた。

 あるとき森に迷い込んだ王子が七人のこびとと知り合い美しい白雪姫を見た。王子は、白雪姫をいちばん愛する人としてたいせつに守るからゆずってほしいと言いこびとたちは棺をゆずることにした。
 王子は家来たちに棺を肩にかついで運ばせた。家来たちが薮に足をとられて棺ががくんとゆれた。そのはずみで白雪姫ののどから林檎のかたまりがとびだし、白雪姫は生き返った。
 白雪姫と王子は結婚することになった。王子の結婚祝いに継母(お妃)も招かれた。着飾った継母が鏡に尋ねると鏡は「このたび妃になる方はあなたの千倍美しい」と答えた。
 お祝いの席で継母は王子と結婚するのが殺したはずの白雪姫だとわかり恐怖に震えた。継母は真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされて踊りつづけ、息がたえて倒れた。


・参考書籍
① 講談社文芸文庫 完訳グリム童話集1「白雪姫」KHM50 池田香代子訳 
② 岩波文庫    完訳グリム童話集2「雪白姫」KHM50 金田鬼一訳 


【主な映画化作品(抜粋)】

□白雪姫 "Snow White and the Seven Dwarfs" (1937、ディズニーアニメ)  
□Schneewittchen und die sieben Zwerge (1955、西ドイツ)
□白雪姫と道化もの Snow White and the Three Stooges (1961)
□Schneewittchen (1961、東ドイツ)
□Snow White (1987)  ...ダイアナ・リグ
□白雪姫の伝説 (1994~1995、日本、TVアニメシリーズ)
スノーホワイト Snow White: A Tale of Terror (1997) ...シガーニー・ウィーヴァー
スノーホワイト白雪姫 Snow White: The Fairest of Them All (2001) ...クリスティン・クルック
□グリム童話・白雪姫 Schneewittchen (2009、ドイツ)
スノーホワイト Snow White and the Huntsman (2012) ... クリステン・スチュワート
白雪姫と鏡の女王 Mirror Mirror (2012) ...リリー・コリンズ、ジュリア・ロバーツ
アドベンチャー・オブ・スノーホワイト Grimm's Snow White (2012) ...イライザ・ベネット
ブランカニエベス BLANCANIEVES (2012、スペイン/ベルギー/フランス) .....20世紀初頭のスペイン。

【関連する映画】
スノーホワイト 氷の王国 (2016)    「スノーホワイト (2012)」の続編だが内容は白雪姫とはほとんど無関係

テーマ:映画情報 - ジャンル:映画