どんくらの映画わくわくどきどき
自分が観た映画の話題を中心に日ごろ感じたことを書きたい放題。 左の写真はシカゴ。  文中敬称略。文&写真:どんくら
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どんくら
好きなことは、映画、写真、旅行、パソコン。最近は語学に力を入れています。
[スキ度]
 ★★★ 何度でも観たい。
 ▲▲ 2度以上観た/観たい
 ▲ 観てよかった。
 ■ 観なくても良かった。
 ▼ ・・・
自己紹介は「自分のこと」を参照してください。
>本ブログは個人として運営しているものです。
>記載内容については正確であることを心がけていますが、保障するものではありません。感想等については主観的なものです。キャストなども個人的に興味を持ったものしか記載していないので映画データとしては使用しないでください。明記しない限り原語版(字幕版)です。
>コメント/トラックバック大歓迎。異論・反論OK。ただし明らかに無関係と私が判断したものは拒否します。トラックバック先の内容は保障できません。
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蟹工船 (2009) ▲
もっと観ていて辛くなる映画かと覚悟して観に行ったが、全体に拍子抜けだった。
原作は戦前の日本帝国主義時代の1929年に発表された。軍や金持ちがあからさまに威張り貧乏人から搾取していた時代。お上に逆らうなんてとんでもない時代に、労働者たちが団結して逆らうというとんでもない内容だった。作者の小林多喜二は当時の特高警察に逮捕され拷問死させられたと言われている。
が、この映画からはそんな悲惨さや覚悟は感じられない。

第一に、演出の意図なのか「劣悪な労働環境」が感じられない。監督はやたら殴りはするが痛ささえも感じられない。荒海に揉まれているはずなのに船内はおだやかで傾きさえもしない。寒くて汚いはずなのにそれほどひどい環境に見えない。外の場面も激しい暴風雨は感じられない。
その結果なのか、彼らが実家の悲惨さを語る場面も志村けんのコントに見える。
この映画から今の時代の労働者の環境を照らし合わせるのは無理。

□ 採ったカニを船内で缶詰にまで加工する蟹工船。ロシアとのトラブルに備えて帝国海軍の駆逐艦に護衛されている。
労働者たちは貧乏で行き場がなくて流れて来た男たち。労働環境は寒くて汚く酷使されている。会社を代表する浅川監督は労働者たちを容赦なく杖でなぐり、刃向かえば拳銃をつきつける。
労働者のひとり新庄が「もっと前向きに考えよう」と提案したのは「来世に賭けて」集団で自殺すること。が、失敗する。
小船での漁の間に僚船とはぐれた新庄はロシア船に救われ豊富な食事と船員たちが楽しげにダンスに興じる様子に驚く。元の船に戻った新庄は、仲間と団結して待遇改善を監督に突き付ける。・・・


・ 松田龍平、西島秀俊
 ロシアは当時はソ連として社会主義国家だった。ソ連は1991年に解体された。

■ 蟹工船 (2009)

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ウルトラミラクルラブストーリー ▲
少し頭が弱い青年が東京から来た女性に夢中になり、彼女のために自身を”進化”させて行くファンタジー。
変な映画だけどおもしろい。けどやっぱり変
青森を舞台にした全編津軽弁?の映画

□ 青森の田舎に祖母と住む陽人(ようじん)は脳の配線が普通の人とは違っている。無農薬野菜を作って売っている。東京から来た町子は幼稚園の先生になる。恋人が他の女を助手席に乗せて事故死した。
陽人は町子に夢中になるが町子は戸惑う。陽人は子供との遊びで畑に埋められ農薬をかけられる。町子が”生物の進化”に興味があることを知った陽人は自分も”進化”しようと思う。


・ 松山ケンイチ = 「L change the WorLd」「椿三十郎」「蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜」「デスノート the Last name」「ユメ十夜」「親指さがし」「デスノート
  麻生久美子 = 「おと な り」「インスタント沼」「罪とか罰とか」「アキレスと亀」「ぼくたちと駐在さんの700日間戦争」「ハーフェズ ペルシャの詩」「怪談」「どろろ」「THE有頂天ホテル」「CASSHERN」
■ ウルトラミラクルラブストーリー (2009)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

オズの魔法使 (1939) 
80年も昔のジュディ・ガーランド 主演のファンタジー・ミュージカル。今観ても子供も大人も楽しめる映画。
非常に有名なこの映画で中で使われている台詞やキャラクタがしばしば最近の映画の中にも登場する。たとえば「お買いもの中毒な私」のような普通の映画の中の台詞に「黄色いレンガ道」という言葉が使われている。また主題曲の「虹の彼方に(Over the Rainbow))」もいろいろな映画の中で使われているし、日本でも多くの歌手が歌っている。
CGもVFXもなかった時代に竜巻や吹き飛ばされる小屋をどう撮影したか、DVDの特典映像にある。
原作は1900年に発刊されたライマン・フランク・ボーム著のベストセラー。

・ 舞台となるカンザス州は広大なアメリカ合衆国のど真ん中に位置する州だが、米国では昔から「カンザス州=田舎」ということになっているらしい。スーパーマンが育った「スモールビル」もカンザス州にある。
・ カンザスの場面はモノクロ(セピア)だが、オズの国は鮮やかなカラーで表現されている。

□ 何もないカンザスに住む田舎娘のドロシーは叔父夫婦の農場で暮らしているが「虹のかなたのどこかもっと良い場所」を夢見ている。ある日、巨大な竜巻に巻き込まれたドロシーは愛犬トトと小屋ごと「オズの国」に飛ばされてしまう。
親切な北の魔女クリンダはドロシーの小屋が押しつぶした悪い東の魔女がはいていた赤い「ルビーの靴」をドロシーに与え、カンザスに帰りたかったら「黄色いレンガの道」をたどってエメラルドシティに行き偉大な「オズの魔法使」に会ってお願いしなさいとアドバイスする。
途中ドロシーは、「脳みそがほしいかかし」「心がほしいブリキ男」「勇気がほしいライオン」に会い一緒にエメラルドシティに向かう。東の魔女の妹の悪い西の魔女はドロシーのルビーの靴を手に入れようと後を追いじゃまをする。
なんとかエメラルドシティにたどり着いた一行だが、やっと会えた「オズの魔法使」は西の魔女のホウキを持ってきたら願いをかなえてやろう、と言う。一行は西の魔女の城に向かうが、ドロシーとトトは西の魔女にさらわれてしまう。・・・・


◆せりふ
・「虹の彼方に(Over the Rainbow))」
・「トト、ここはカンザスじゃないみたいよ(Toto, I've got a feeling we're not in Kansas anymore.)」
・「黄色のレンガ道 (yellow brick road)」
・「おうちが一番(There's no place like home.)」

◆「オズの魔法使」が登場する映画の例
・「トランスフォーマー リベンジ」(2009):エジプトの遺跡の中での台詞に「虹のかなた」
・「お買いもの中毒な私」:台詞の中に「黄色いレンガ道」
・「バビロンA.D.」:台詞の中に「オズの魔法使」に関するもの
・「オーストラリア」:映画館で「オズの魔法使」が上映されている
・「ツイスター」(1966):竜巻を観測するための装置の名前が「ドロシー」

◆「虹の彼方に」の曲が使われている映画
・「めぐり逢えたら」、他多数

■ オズの魔法使 The Wizard of Oz (1939/1954)

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今週末公開される映画  2009/07/04〜
カール・マルデン氏死去。97歳。「欲望という名の電車」「波止場」「シンシナティ・キッド」「パットン大戦車軍団」「ポセイドン・アドベンチャー2」


【今週末からロードショウ公開される予定のおもしろそうな映画】  

 ウィッチマウンテン 地図から消された山
 タクシーに乗った姉弟は異星人だった。アンナソフィア・ロブ、ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)、アレクサンダー・ルドウィグ(光の六つのしるし

 MW-ムウ-
 手塚治虫漫画の実写映画化。玉木宏 、 山田孝之

 蟹工船
小林多喜二原作小説の映画化。 松田龍平 、 西島秀俊

【最近気になる予告編】
 グッド・バッド・ウィアード
キムチ・ウェスタン? 
クリント・イーストウッド主演のマカロニ・ウェスタン「続・夕陽のガンマン」の英題は「The Good, the Bad and the Ugly」だった。

(掲載しているのは私が興味を持った映画のみ。)

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どんくら映画関連記事一覧
2009年7月2日までに本BLOGに書き込んだ「映画館」「映画人」「映画感想」の記事の一覧です。題名をクリックすればその記事を見られます。
映画については概ねあいうえお順に並べてあります。
リストが巨大化してきたので一覧は外部に移しました。
==> どんくら映画関連記事一覧  (外部サイトにリンク)

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IMAX版トランスフォーマー リベンジ ▲▲
トランスフォーマーを今度はIMAX版で観た。通常版よりもはるかに迫力があり映像もクリアだった。
ふだんから前の方で観るのが好きなので大きいスクリーンには慣れているが、単にスクリーンが大きいだけでなく映像がクリアでとても見やすかった。トランスフォーマーの変身シーンもわかりやすく感じた。
IMAX独自の映像も含まれている。上映時刻の都合で吹替版だったのが残念だった。

予告編で「ハリーポッター」が流れたがすばらしい映像だった。できれば「ハリーポッター」もIMAXで観たいが、都合の良い時間は多分吹替版なので多分見ない。なお「ハリー・ポッターと謎のプリンス」はIMAX 3Dでの上映。

今回観た109シネマズ川崎のIMAX上映設備は普通の映画設備を改造したもの。テアトルタイムズスクェアにあったような従来のIMAXとは違う。従来のIMAXスクリーンは観客の視野をほとんどカバーするが、スクリーンは大きいものの従来のIMAXほどは大きくないし、座席も急勾配ではない。
東急レクリエーションのプレスリリースによれば大きなスクリーンを客席に近く設置したらしい。客席は元のままらしい。
いずれにせよ従来の映画館よりは視野角が大きくなっている。後ろのほうで観るのでは意味がない。と、私は思う。
なお、スクリーンの下端は前の座席に蹴られていて下端を見るためには立たなければならなかったが、実際の上映ではスクリーンの上下端には映像が映っていなかった。

■ トランスフォーマー リベンジ(吹替版) IMAX版 TRANSFORMERS: REVENGE OF THE FALLEN  (2009/2009)

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扉をたたく人 ▲
漫然とした生活を送っていた大学教授が、移民の若者に影響され活力を取り戻して行く。若者は悪いことは何もしない善良な男だったが逮捕され不法滞在者として拘置される。青年に対する結論が法律的に正しかったかどうかはともかく、少なくとも青年は正直で善人でまわりを明るくさせていた。
融通のきかない笑いもないしかめっつらをした老教授が場違いなライブハウスでリズムを乗っていく様子とか楽しい。流れる音楽が聞いていてうきうきする。出てくる警官や入国管理局の人たちは職務に忠実なだけで横柄な態度をとることもない。どこかでだれかが決定をくだしている。

□ コネチカットの大学教授ウォルター・ウェズリは妻を亡くし一人暮らし。忙しそうなふりをしているが実際には何もしておらず講義は何年も同じ内容のままでだらだらと暮らしていた。亡き妻が上手だったピアノの練習を始めるがまったく見込みはない。
講演のため、久しぶりに戻ったニューヨークの自分が所有するアパートには見知らぬカップルが住んでいた。彼らはだまされ家賃を払って住んでいたのだが、間違いを知りウォルターに謝りでていく。ウォルターは行く宛のない彼らをしばらく置いてあげることにする。
シリア人のタリクはジャンベをたたくミュージシャン、セネガル人のゼイナブはアクセサリーを作って売っていた。
ウォルターはタリクの弾くジャンベに魅せられ演奏を教えてもらう。ふたりはジャンベを通じて心を通わし、セントラルパークで一緒に演奏するほど仲良くなる。教授は以前より積極的に人生を楽しむようになっていた。
ある日、地下鉄の改札口にジャンベを通すのに手間取っているところをタリクが警官に捕まってしまう。彼は不法滞在者だった。ウォルターはタリクの釈放のために弁護士を雇い奔走する。・・・


・ リチャード・ジェンキンス、ハーズ・スレイマン、ダナイ・グリラ、ヒアム・バッカス
・ ジャンベ = セネガルなど西アフリカで使われている片面太鼓。
・ フェラ・クティ = ナイジェリア出身の音楽家、活動家
・ カベルネ・ソーヴィニヨン = 赤ワイン用のぶどうの品種のひとつ
> イスラム教では飲酒は禁止されているはずだが、シリアにはキリスト教系の信者も一割程度いるらしい。モーナもそうなのかもしれない。クラシックを聞きワインの品種も知っているモーナは昔は裕福な欧米的な生活をしていたのかも知れない。
> 以前、ニューヨークの地下鉄で演奏するにはコンテストがあって合格した人だけが許可されると聞いたことがある。
■ 扉をたたく人 THE VISITOR (2007/2008、英語他)

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アルマズ・プロジェクト  ▲
旧ソ連時代、ソ連政府は宇宙開発の活動で成功したものは内外に公表したが、失敗したものは隠匿したと言われている。
これもそのひとつでソ連政府が隠していた宇宙ステーションの墜落事件を、ブラックボックスを入手した反体制団体が記録されていた船内の映像を編集し公開したのがこの映画。内容的には危機的な状況の中での乗組員たちの対立や、地球外生命体の影響を思わせる事象が記録されている。

...という設定の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」、「クローバーフィールド」、「REC」、等の宇宙版。と言えない事はないけれどそれほどの迫力はないし、緊迫感も身近に感じられない。
人工重力装置を備えることによって、体を宙に浮かべる撮影が必要がなくなり、撮影を安上がりにしたんだなと思った。

□ 1998年11月7日、ソ連の宇宙ステーション アルマズ4が軌道を外れて大気圏に突入、ウクライナ上空で大破し破片が四散した。ソ連政府はこの事件を隠蔽したものの、搭載していたブラックボックスは反体制グループRIOTにより回収された。彼らは数年かけてその膨大なデータの一部を解析した。データの中には船内の常時記録カメラ、個人の記録のために設置されたカメラ、手持ちカメラなどの映像が残されていてこの映画はそれらの映像を編集したもの。
アルマズは回転する船体を持ち人工重力をつくりだしていた。ソ連はアルマズの目的を科学研究だと主張していたが、米国は電磁波による地上攻撃も可能な軍事用途だと非難、ソ連は繰り返しそれを否定した。
1998年11月欧米の調査団ESAがソユーズに乗りアルマズに向かう。目的はアルマズの購入の検討と、その場合の実験の継続の検討のためだった。
アルマズの乗組員はソユーズ到着の前日までに設置されているOLDCアンテナを廃棄するように命じられていたが事故のために失敗する。
ソユーズが到着し調査団がアルマズに乗り込んで来た。両者は友好的に交流を深めて行く。
しかし、アルマズの乗組員のひとりが倒れ原因も病状も不明の重体となる。さらに、突然システムが異常な状態となり地上との交信もできなくなる。OLDCドライブに大量のデータがダウンロードされているのが発見され、システム異常の原因の可能性も考えられた。中身を解析するべきという意見と、直ちにすべて消去して空領域を作るべきだという意見で対立する。2つのチームのそれぞれのボス、英語とロシア語という2つの言語で船内は混乱状態に陥る。


■ アルマズ・プロジェクト ALMAZ BLACK BOX(2007/2009、英語/ロシア語)

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マン・オン・ワイヤー ▲
1974年8月7日、地上110階建てのニューヨークのワールド・トレード・センターのツィン・タワーの屋上を結んだワイヤーで綱渡りをしたフランス人のフィリップ・プティのチームを描いたドキュメンタリー。
関係者の現在のインタビュー、当時の写真や映像、再現映像などで構成されている。
ワールドトレードセンター
単独でビルをよじ登るのとは違い、綱渡りには信頼できる献身的な協力者たちが必要となる。ビルへの侵入の方法、資材の運搬、警備員の対処方法、ワイヤーを張り固定させる方法、など仲間同士ぶつかりあいながら調査や研究を重ね何カ月もかけて準備を進めて行く。脱落する仲間もでてくる。
支援する人達は成功しても新聞に名前がでることはほとんどなく、英雄にもなれない。失敗すれば本人は死にその責任を問われる可能性があるなど、大きなリスクを払って参加している。

□ フィリップは17歳の時に散髪屋で見た新聞に載っていたワールド・トレード・センター(WTC)のツィン・タワー建設のニュースを見てその間を綱渡りしたいと思いつく。
独学で綱渡りを学んだ彼は友人たちのサポートを得てパリのノートルダム寺院や、シドニーのハーバーブリッジでの綱渡りを成功させる。
WTCの完成が間近になり、彼らは準備を始める。綱渡りは違法なので、警備をかいくぐりビルに忍び込み合わせて1トンもの資材を2つのビルの屋上に運び上げなければならない。さらに、間が60mもある空間にワイヤーを張る。上下左右の揺れやねじれを押さえるためにサポートのワイヤーも必要となる。


・ アカデミー賞で最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞
> 「綱渡り」というけれど実際には45分間もワイヤーの上で過ごし8回もわたった。
> 写真はワールド・トレード・センター(1991撮影)
■ マン・オン・ワイヤー MAN ON WIRE (英国/米国、英語/フランス語、2008/2009)

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それでも恋するバルセロナ ▲
恋愛に対する考え方がまったく違うふたりの若い女性がバルセロナに遊びに行き、女ぐせの悪い画家と親しくなる。そこに画家の元妻が現れてややこしいことに。かなり不道徳な恋愛コメディ。
ヴィッキーの婚約者の意見は本来正当で非常にまともなはずなのにひどく堅苦しく聞こえる。
バルセロナの名所がいろいろ出てくる。

グエル公園□ 夏期休暇でバルセロナを訪れたヴィッキーとクリスティーナ。婚約者もいて恋愛をまじめに考えるヴィッキーに対して、クリスティーナは恋愛についても自由主義。ふたりは最近離婚したばかりの画家ファンに週末オビエドに行って遊んでセックスしようと提案される。あきれて拒否するヴィッキーに対してクリスティーナは大乗り気。結局ヴィッキーも付き合いでオビエドに行く。バルセロナに戻ったヴィッキーはバルセロナに来た婚約者と結婚。
一方クリスティーナは男の家に住み始める。そこに画家をナイフで刺して離婚したはずの元妻が現れて一緒に暮らし始める。


 ハビエル・バルデムが演じている画家はそれほどモテそうに思えないしむしろ不気味に感じた。「ノーカントリー」の殺人鬼。「コレラの時代の愛」。
 ペネロペ・クルスは、この映画でアカデミー賞助演女優賞受賞。 「エレジー」「トリコロールに燃えて」「赤いアモーレ」「恋愛上手になるために」「ボルベール」「コレリ大尉のマンドリン」「オープン・ユア・アイズ」「情熱の処女 スペインの宝石」。
・ 監督:ウッディ・アレン
・ スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホール

>カタルーニャ: スペイン北東部の州。州都はバルセロナ。
>オビエド: スペイン北西部の都市
>セビリア: スペイン南部の都市
 写真は映画にも出てくるバルセロナのグエル公園
■ それでも恋するバルセロナ Vicky Cristina Barcelona (2008/2009、スペイン/米国、英語/スペイン語)

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守護天使 ▲
おもしろいところもあった。特に横浜を中心とする神奈川県東部という広い範囲から犯人の車を探し出すという警察にもできない裏技には感心した。
全体としてはモタモタした感じ。おもしろくなりかけたと思うとすぐ脇道にそれて時間をつぶす。それに気持ち悪い。中年サラリーマンが女子高生をストーキングしたり、中年メタボのヌードは見ていられない。

□ 中年メタボのサラリーマン須賀が通勤電車内で見かけた女子高生涼子にひとめぼれ、後をつけまわす。しかし天使に見える彼女は乱れた性生活をブログで公開。一方「プロデューサー」と名乗る人物が涼子を襲う計画の実行メンバーをブログで募集する。二人が応募して計画は実行段階に。須賀はひきこもりの少年と友人のチンピラに協力を依頼し涼子をまもろうとする。しかし涼子は気持ち悪い須賀から逃げ回る。さらに涼子をつける不良女子高生がいた。

・ カンニング竹山、與真司郎(AAA)、佐々木蔵之介、忽那汐里
  柄本佑、波瑠、寺島しのぶ、佐野史郎、大杉漣、池内博之、日村勇紀(バナナマン)
> ペースメーカーをつけているとパソコンを使えないというのには疑問あり。ケータイは強い電波を使うので悪い条件が重なったときにペースメーカーに影響する可能性があると言われているけれど、パソコン自体が発する電磁波はごく微弱なもの。ケータイの使用についても、電波環境協議会の指針には植込み型心臓ペースメーカ装着者が携帯電話を携行・使用する場合の注意点が記載されている。
> 「そんなに恐縮しないでください」という言葉遣いは変。気持ちは伝わっていると思うけれど。「そんなに気になさらないでください」くらいがいいような。
> 「ただ、あなたを守りたい」:最後の方、ウルトラマンは胸にランプがついている。メガネをはずすのもお約束のポーズ。
> カンニング竹山のメガネに度が入っていない。

■ 守護天使 (2009)

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愛を読むひと  ▲
15歳の少年の初体験の相手は21歳も年上の女性、8年後再会した彼女は戦争犯罪人として裁かれていた。男の一生、女の一生、戦争犯罪、いろいろと考えさせられた。
最後のほうの男の行動や考えがよくわからなかった。男が女と面会したとき、なぜ彼女をだいてあげなかったのか。彼女を迷惑に感じていたのか。単に義務感で会いに行ったのか。彼にとって彼女は理想化されていて現実の彼女は必要なかったのか。女はそれを感じ取ったのではないか。
男がニューヨークで被害者に会いに行く。被害者は男に会いに来た目的はなにかとたずねるが男は答えない。単に女に頼まれたからなのか。私にもわからなかった。
教授の言葉に「罪を犯したその時代の法律でさばかれる」とある。もちろんそれをそのままナチの時代に当てはめることはできないし無罪はありえないが、彼女だけでなく当時のドイツでは特別なことではなかったのではないだろうか。平和になってからの尺度で裁くのは正しいことなのだろうか。もっとも判決の彼女の罪についての認定からはもっと極刑もありそうだった。「私は貝になりたい」では捕虜を殺せと命令された一兵士が命令を実行しようとしてして失敗するが死刑となる。あの裁判の場合は戦勝国の尺度が使われたけれど。この映画の女はもっと積極的に関与していたので比較にはならないが。
彼女が隠したかった秘密は重刑を覚悟するほどはずかしいことなのか。成長するまでの彼女になにがあったのだろうか。

□ 1958年、西ドイツ ノイシュタット。15歳のマイケルは下校途中に気分が悪くなり苦しんでいるところを女性に助けられ家まで送ってもらう。3か月後、回復した少年はお礼を言いに女性をたずねる。ふたりは性的関係を持つようになり、セックスの前に彼女に本を読み聞かせるのが習慣となる。トラム(市電)の車掌をしていたハンナはある日姿を消す。
ハイデルベルグ大学の法科に進んだマイケルは授業として裁判を見学。裁判は戦争時代のユダヤ人強制収容所の6人の女性看守に対するもので、マイケルはその中にハンナを見つける。裁判の中でハンナは他の5人よりも自分が不利となる罪を認めるが、マイケルはハンナがそれをすることは不可能なことに気がつく。
が、それを証言することは彼女が隠したがっている彼女の秘密をあばくことになってしまう。
10年後、離婚したマイケルは刑務所にいるハンナ宛に本を読み録音したテープを送り始める。


・ ケイト・ウィンスレット = 本作でアカデミー賞主演女優賞受賞。「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」「オール・ザ・キングスメン」「リトル・チルドレン」「ネバーランド」「エニグマ」「タイタニック」
  デヴィッド・クロス = 90年生れのドイツの若手俳優
  レイフ・ファインズ = 「ある公爵夫人の生涯」「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」「ナイロビの蜂」「レッド・ドラゴン」「イングリッシュ・ペイシェント」

・ ドイツを舞台とした映画だが私が観た映画は英語で本や手紙などの文章も英語だった。ドイツではドイツ語で上映されると思うが本や手紙はどうするのだろうか。
・ ニューヨークの場面で「20年前は少年」という台詞があるが「30年前」ではないか?
> 予告編では無関係の日本語の歌が流れていたので、エンドクレジットでまた流れて映画を台無しにするのではないかと最後までハラハラさせられてしまった。
● 愛を読むひと THE READER (2008/2009、米国/ドイツ、英語他) ◎

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今週末公開される映画  2009/06/27〜
 ファラ・フォーセット(62)が、ライアン・オニール(68)と結婚へ。(米国E−ONLINE)
 ファラ・フォーセットは70年代のTVシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」で一躍人気の出た女優。73年にリー・メジャースと結婚、後に離婚。
 ライアン・オニールは70年の「ある愛の詩」が大ヒット。2度結婚するがいずれも離婚。「ペーパームーン」で共演したテイタム・オニールは最初の妻ジョアンナ・ムーアとの娘。
 ファラとライアンは80年から同棲、息子が誕生するが、17年後に破局。その後も友人関係は続いていた。
 ファラは2006年に肛門癌と診断され、今年になって肝臓への転移が発見され現在闘病中。
 この間ライアン・オニールはファラを献身的にサポート、この度インタビューで病床のファラに結婚を申し込みOKされたと語った。
 ====>>> ファラ・フォーセットさんは25日(現地時間)、おなくなりになりました。

 新宿ピカデリーではT−800の実物大フィギュアを100万円で販売していた。実物展示はなかったがバルト9にある芽が光るスクラップならいらない。
 テアトルタイムズスクェア(東京新宿)が8月末で閉館予定。案外、I−MAX復活とか。もちろん3Dで。椅子はなんとかしてほしい。

【今週末からロードショウ公開される予定のおもしろそうな映画】  
 それでも恋するバルセロナ
 バカンスでバルセロナを訪れたヴィッキーとクリスティーナは、であった画家のアントニオとふたりとも恋愛関係となる。そこに現れたのは画家の元妻。四角関係の行方は。
ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホール
でもあの画家、セクシー? おかまみたい。

 扉をたたく人
 孤独に暮らす大学教授が久しぶりにマンハッタンの別宅に行くとそこには見知らぬシリア人のカップルが住んでいた。教授は音楽を通じてシリア人と親しくなるが彼は不法滞在だった。

(掲載しているのは私が興味を持った映画のみ。)

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人生に乾杯! ▲
50年間連れ添った老夫婦の素人強盗と、別れたばかりの若い警官カップルの妙におかしい追いかけっこ。全体にのんびりしていて、そんなにスピード感があるわけではないのに不思議におもしろおかしい。
悪口を言い合っている老夫婦だけど夫がTVに夢中の妻の薬の時間を気遣ったりと、実は互いに支え合っている。悲劇を分かち合い50年間連れ添ったきたのに年金だけでは普通の生活さえもできなくなった貧困ゆえの犯罪、とは言っても悲壮感はない。なんかふたりとも楽しそう。
恋人の浮気に腹をたてて別れた女性刑事、仲の良い老夫婦に自分達の関係を照らし合わせる。

□ 1950年代後半、共産時代のハンガリーで劇的な出会いをして結婚したエミルとヘディ。50年後の現在、夫は腰痛に悩み妻は糖尿病。年金だけでは生活できず借金だらけ。電気も止められ、二人の出会いの思い出の品で妻の最後の誇りのダイヤの耳飾りを妻が手放したのを見て夫は家を出る。大切に手入れしてきた1958年製のチャイカに乗りトカレフを手に郵便局強盗をする。
警官のアンドルはストリップで羽目をはずし同僚で恋人のアギに愛想をつかされる。しかし仕事の上ではアギが上司としてふたりで老人強盗を捜査、エミルをつきとめる。警察に協力すると見せかけてヘディはまんまと夫と共に逃走。
警察の手を擦り抜けて強盗を続ける老人夫婦強盗に年金生活に苦しむ老人たちを中心に一般市民も喝采。


> チャイカ = ソ連製の高級リムジンGAZ-13の愛称。
> トカレフ = ソ連製の拳銃
人生に乾杯! Konyec (2007/2009、ハンガリー

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